工房 横井珈琲:ボリビア フロリポンディオ SL-28 アネロビック・ナチュラル

工房 横井珈琲 ボリビア フロリポンディオ SL-28 アネロビック・ナチュラルです。

工房 横井珈琲(YOKOI COFFEE)は、北海道札幌市西区発寒にあったスペシャルティコーヒー専門店です。オーナーの横井 力(よこい ちから)は、1996年に横井珈琲を創業し、北海道のスペシャルティコーヒーの先駆けとなりました。

ボリビア フロリポンディオ SL-28 アネロビック・ナチュラル

フロリポンディオ農園

フロリポンディオ農園(Finca Floripondio)は、ボリビア(Bolivia)サンタ・クルス県(Santa Cruz Department)アグア・リカ地方(Agua Rica Region)フロリダ群(Florida Province)サマイパタ・コロニー(Samaipata Colony)に位置する農園です。

農園主はペドロ・ロドリゲス・ペニャリエータ(Pedro Rodriguez Peñarrieta)です。

ペドロ・ロドリゲスは、アグリカフェ(Agricafe)というコーヒー輸出業者を経営しています。彼はボリビアのコーヒー生産の減少に危機感を覚え、2012年に自らコーヒー農園を始めました。現在ロス・ロドリゲス農園(Fincas Los Rodriguez)の名の下に、12の農園が経営されており、フロリポンディオ農園はそのうちの1つです。

フロリポンディオ農園は、サマイパタで近年になって栽培が始まった農園の1つです。歴史的にこの地域はコーヒーの産地として知られていませんでしたが、ロドリゲス一家はこの地域で最初の農園であるエル・フエルテ農園(Finca El Fuerte)で優れたコーヒーの栽培に成功した後、この地域にさらに大きな投資を続け、フロリポンディオを含む4つの農園を作付けし、コーヒーを精製するためのウェット・ミルを建設しました。

フロリポンディオ農園は、2014年に設立されました。1,710mの高い標高とこの地域の厳しい気候が相まって、コーヒーチェリーの熟成が遅くなり、果実の糖分がチェリーと豆に凝縮され、甘く複雑なコーヒーに仕上がります。

フロリポンディオは標高が高く、熱帯のマイクロクライメイト(微気候)と独特の土壌を持っているため、ロドリゲス一家は農園に品種育成場を設置することにしました。これまでに50種類以上の品種を植え、ボリビア最大の品種園となりました。その目的は、この土地、この緯度・標高に最適な品種を見つけることです。品種を区分けするために、レモンとミカンの原木を農園に残し、その果実を地元の市場に売っています。収穫が終わると、すべての品種をカッピングし、ロス・ロドリゲスのさまざまな農園にどの品種を植えるかを決定します。

「フロリポンディオ(Floripondio)」という名前の由来は、この地域に自生するフロリポンディオの花(英語では、エンジェルズトランペットの通称)にあり、農園のいたるところに生えています。この花には幻覚作用があるとされ、フロリポンディオの木の下に寝転がるとすぐに夢を見始めるという伝説があるそうです。

品種

品種はSL-28です。

精製方法

精製方法はアネロビック・ナチュラル(Anaerobic Natural)です

工房 横井珈琲 ボリビア フロリポンディオ SL-28 アネロビック・ナチュラル

ボリビア フロリポンディオ SL-28 アネロビック・ナチュラル
ボリビア フロリポンディオ SL-28 アネロビック・ナチュラル

*コーヒーガイド
ボリビアのサンタクルス県より、ペドロ・ロドリゲスさんが運営するフロリポンディオ農園のSL34種、アナエロビック(嫌気性発酵)のコーヒーをご紹介いたします。
フロリポンディオ農園は、2015年に設立され、サマイパタ地域で2番目の農園で、標高約1,710mに位置し、面積は27.8haほどです。

フロリポンディオ農園は、ペドロさんが運営するアグリカフェ・グループの農園の中では比較的新しく、サンタ・クルス県サマイパタ付近に作られました。
サマイパタはもともとコーヒー産地として有名な場所ではありませんでしたが、ペドロさんたちはこの場所でスペシャルティコーヒー栽培の試みを続けてきました。

高い標高と高湿度、そして時に涼しくなる気温という特徴を持つこの地域の熱帯気候、そして独特な土壌に恵まれたフロリポンディオ農園は、さまざまな品種のコーヒー栽培の実験場として理想的な場所です。
どの品種がこの土壌とこの地域の緯度・標高に一番合うのかを調べるため、この農園には現在までに 50 種を超えるコーヒーが植えられました。

コーヒーの木を品種ごとに区切るために、もともと生えていたレモンやミカンの木をそのままに保ち、その果実を地元市場で販売することもしています。

フロリポンディオという名前は、この土地に自生し、農園内にも生えているフロリポンディ
オの木(英語名:エンジェルズトランペット)に由来しています。

工房 横井珈琲

酸味の強い白ぶどうのようなフレーバー、量感と透明感のある立体的な口当たりが印象的です。透明感がありながら、酸味と口当たりの豊かさが立体感を生み出しています。

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