サザコーヒー パナマ エル・ブーロ ゲイシャ アネロビック・スロー・ドライ 0210です。
サザコーヒー(Saza Coffee)は、1942年に創業した茨城県ひたちなか市に本社のあるコーヒー会社です。コロンビア・カウカ県に自社農園であるサザコーヒー農園を所有しています。
パナマ エル・ブーロ ゲイシャ アネロビック・スロー・ドライ 0210
エル・ブーロ・エステート
エル・ブーロ・エステート(El Burro Estate)は、パナマ(Panama)チリキ県(Chiriquí Province)ドレガ地区(Dolega District)ポトレリージョス・アリーバ(Potrerillo Arriba)に位置する農園です。ラマスタス・ファミリー・エステーツ(Lamastus Family Estates)が所有する農園のひとつです。
ラマスタス・ファミリー・エステーツについては、以下の記事を参照してください。
品種
品種はゲイシャ(Geisha)です。
精製方法
精製方法はアネロビック・スロー・ドライ(Anaerobic Slow Dry)です。
Sapporo 珈琲マルシェ 2022
サザコーヒーは、2022年10月19日から10月24日まで、丸井今井札幌本店 大通館9階 催事場で開催されたSapporo 珈琲マルシェ 2022に出店しました。2017年の初出店から、2022年で5回目の出店です。
サザコーヒーの本間 啓介(ほんま けいすけ)バリスタは、ジャパン バリスタ チャンピオンシップ 2022(JBC)(Japan Barista Championship 2022)で、第3位に入賞しました。パナマ エル・ブーロ ゲイシャ アネロビック・スロー・ドライ 0210は、エスプレッソとシグネチャードリンクに使用されました。今年(2022年)は天候不良のため、標高の高いエリダよりも標高の低いエル・ブーロのほうが品質が良かったことから、このロットをメインに使用したそうです。
ブラッドオレンジを凝縮したような非常に果実感のある味わいです。ドリップで感じられた発酵感のあるフレーバーは感じられず、酸味と質感が一体となった果実感のみが凝縮して感じられる味わいです。
サザコーヒー パナマ エル・ブーロ ゲイシャ アネロビック・スロー・ドライ 0210
味
ウイスキーやブランデーのようなフレーバーから、ブラッドオレンジのような非常に質の良い酸味が生まれます。エイジングによって、ストロベリーのような味わいが強くなります。発酵感の強いゲイシャですが、発酵によるフレーバーと非常にクリーンな味わいが見事に両立しています。
本間バリスタは焙煎にかなり口出ししたらしく、サザコーヒーの通常の焙煎のゲイシャとは異なったタイプの味わいに感じられます。