サザコーヒー アメリカ合衆国 カリフォルニア州 ムラーズ・ファミリー・ファームス ゲイシャです。
サザコーヒー(Saza Coffee)は、1942年に創業した茨城県ひたちなか市に本社のあるコーヒー会社です。コロンビア・カウカ県に自社農園であるサザコーヒー農園を所有しています。
アメリカ合衆国 カリフォルニア州 ムラーズ・ファミリー・ファームス ゲイシャ
ムラーズ・ファミリー・ファームス
ムラーズ・ファミリー・ファームス(Mraz Family Farms)は、アメリカ合衆国カリフォルニア州(State of California)サンディエゴ郡(San Diego County)ノース・カウンティー(North County)にある農園です。ノース・カウンティーのカリフォルニア州道76号線(California State Route 76)沿いには、コーヒーを栽培する農園が数多くあります。
ジェイソン・ムラーズとコーヒー
農園主はジェイソン・ムラーズ(Jason Mraz)氏とクリスティーナ・カラノ(Christina Carano)女史の夫妻です。ジェイソン氏の妻であるクリスティーナ女史は、元バリスタです。クリスティーナ女史がバリスタとして働いていたコーヒーショップをジェイソン氏が訪れたことが、夫妻の馴れ初めです。
ジェイソン氏は、1999年にサンディエゴ郡のコーヒーショップでミュージシャンとしてのキャリアを歩み始めました。2004年に彼はアボカド農園の所有者となり、アボカドに加え、様々な作物の栽培を始めました。
ここ数年、そんな感じで多種多様になるように増やしていったら、フルーツの種類が40くらいになりました。
誰も育てていない植物をやってみようとなった時に、コーヒーが思い浮かんだんです。アメリカで、コーヒーを栽培している人は結構少なく。
僕と妻は、実はコーヒー文化が大好きで。僕が歌手の仕事を始めたのがコーヒーショップだし、妻と出会ったのも、彼女が経営していたコーヒーショップだったんです。
コーヒーを2人で一緒に栽培できたら楽しいなと思い、コーヒー農園も始めました。
「都会を離れて、アボカド栽培をはじめた歌手の話」,BuzzFeed 2018年8月11日.
ムラーズ夫妻は、農園のマネージャであるジャスティン・ジョンテ(Justin Jonte)氏とレイチェル・ジョンテ(Rachel Jonte)女史の夫妻とともに、2015年にムラーズ・ファミリー・ファームスを設立しました。その後、2017年に設立されたフレンジ・コーヒー(FRINJ Coffee)に加わり、コーヒーの栽培を始めました。そして、2019年にコーヒーの初収穫を迎えました。
農園では、アボカドとコーヒーが間作されています。
フレンジ・コーヒー(FRINJ Coffee)
フレンジ・コーヒー(FRINJ Coffee)は、2017年に設立されたカリフォルニア州のコーヒー会社です。
フレンジ・コーヒーのCEOであり共同創設者である農学者のジェイ・ラスキー(Jay Ruskey)氏は、2002年にカリフォルニア州ゴリータ(Goleta)にあるグッド・ランド・オーガニクス(Good Land Organics)という小さな農園で、試験的にコーヒーの栽培を始めました。
グッド・ランド・オーガニクスは、1992年にジェイ氏と彼の家族によって設立された農園です。この農園は、カリフォルニア州では珍しい果実とコーヒーの栽培を始めた先駆的な農園です。
グッド・ランド・オーガニクスのコーヒーは、コーヒーレビュー(Coffee Review)で、2014年に91点を獲得し年間ランキング第27位に入賞しました(また、2019年には92点を獲得しました)。このことでジェイ氏は、コーヒーによってより大きなことができる可能性に気付きました。
近年になり、一方では、スペシャルティコーヒー産業の発展により、新たな場所でのコーヒー栽培の可能性と需要が生まれました。他方で、カリフォルニア州の農家は、アボカドの生産活動の圧力の高まりに直面していました。ジェイ氏はアボカドの間作としてコーヒーを栽培することに成功し、この2つの問題に解決を見出し、カリフォルニア州の農業に新しい可能性をもたらしました。
現在フレンジ・コーヒーには、カリフォルニア州の67の農園が加わっています。そのうち、42の農園はサンディエゴ郡に位置しているため、サンディエゴ郡はカリフォルニア州のコーヒー農園の約3分の2を占めています。
フレンジ・コーヒーは、カリフォルニア州のコーヒーのポートフォリオを構築することを目的としています。今後、カリフォルニア州のコーヒー産業が、ワイン産業のように発展することが期待されます。
ジェイソン・ムラーズと「I'm Yours」
「シンガー・ソング・ファーマー(Singer Song Farmer)」を名乗るジェイソン・ムラーズ氏は、世界的なヒット曲「I'm Yours」で、2008年にグラミー賞を受賞しています。そんな彼の作るコーヒーは、もちろん「I'm yours」です(?)。
奥さんがバリスタで、カリフォルニア ワインぶどうのようにコーヒーを作っています。味は「 I'm yours 」です。グラミー賞受賞経歴を持つジェイソン・ムラーズの育てたコーヒー!
サザコーヒー
ジェイソン氏は、「I'm Yours」をアレンジした歌で「外に出よう」と呼びかけていますが、現在のコロナ禍で外に出ることは推奨されていません。
サザコーヒー アメリカ合衆国 カリフォルニア州 ムラーズ・ファミリー・ファームス
【ムラーズ・ファミリー・ファームズ】
サザコーヒー
ジェイソン&クリスティーナ・ムラーズのコーヒーのストーリーは、コーヒー・ハウスから始まった。一人はソングライター、もう一人はコーヒー・ショップのオーナーとして。
2014年、ムラーズ夫妻は、カリフォルニア州オーシャンサイドの海沿いにあるアボガド農園を購入し、その農園はやがて様々な作物が実る、多層構造のオーガニック農園、The Mranch(ザ・ムランチ)の愛称で知られるようになった。
2015年、農園のマネージャーであるジャスティン&レイチェル・ジョンテ夫妻とともに、"ムラーズ・ファミリー・ファームズ”を設立、持続可能で意識の高い、幅広い種類の果物をオーガニックな方法で生産するまでに成長した。そんな中で始められたコーヒーの間作は、ムラーズ夫妻のルーツを考えれば、パーフェクトな選択だった。「Frinj Coffee に加わることは、私達の喜びと価値観に完全に一致しているんだ。」そうジェイソンは語る。"ムラーズ・ファミリー・ファームズ"は、オーガニックの再生可能な農業やフェア・トレード、そして優しい言葉を通して世界の平和に尽力することをその使命としている。
ゲイシャ
味
深煎りの落ち着いたゲイシャフレーバーとバランスの取れた味わいが印象的です。深煎りですが苦味よりも酸味の印象が強い味わいです。
レギュラーコーヒー
味
柑橘系の豊かなフレーバーとすっきりとした酸味が印象的です。深煎りですが苦味よりも酸味の印象が強い、すっきりとした味わいのコーヒーです。
<参考>
MRAZ FAMILY FARMS<https://www.mrazfamilyfarms.org/>
FRINJ Coffee<https://frinjcoffee.com/>
"Coffee Is Growing, Thriving In San Diego’s North County",kpbs 2021年1月6日<https://www.kpbs.org/news/2021/jan/06/coffee-growing-and-thriving-san-diego-north-county/>
"Measure L: Deciding The Future Of Oceanside’s Farmland",kpbs 2020年12月23日<https://www.kpbs.org/news/2020/oct/23/measure-l-deciding-future-oceansides-farmland/>