コスタリカロス・グランデ・デ・コペイ・グループ社

ロス・グランデ・デ・コペイ・グループ社

ロス・グランデ・デ・コペイ・グループ社（Grupo Los Grandes de Copey S.A.）は、コスタリカ（Costa Rica）サン・ホセ州（San José Province）ドータ・カントン（Dota Canton）コペイ（Copey）のコーヒー生産業者です。コーヒー生産地域としては、タラス（Tarrazú）に区分されます。

ロス・グランデ・デ・コペイ・グループ社は、最高品質のコーヒーを生産することを目的として、2011年にホエル・モンへ・ナランホ（Johel Monge Naranjo）とマニュエル・サラス・アラヤ（Manuel Salas Araya）によって設立されました。

ロス・グランデ・デ・コペイ・グループ社の所有農園は、標高1,900m - 2,160mと非常に高地に位置しており、総面積は90ヘクタールに及びます。シェードツリーには、インガ（Inga sapindoides）、ギンバイカ（Meinmannia pinnata）、マゼンタ・チェリー（Syzygium paniculatum）が用いられます。

ロス・グランデ・デ・コペイ・グループ社は、ドン・ダリオ（Don Dario）やドン・アントニオ（Don Antonio）といった農園を所有しています。これらの名前は、オーナーであるホエルとマニュエルの両親、ダリオ・モンヘ・ヴァルガス（Darío Monge Vargas）とアントニオ・サラス・カルデロン（Antonio Salas Calderón）にちなみ、名前がつけられました。

ロス・グランデ・デ・コペイ・グループ社の主な取引先は、台湾でした。2018年に生産されたロス・グランデ・デ・コペイ・グループ社のコーヒーの95%は台湾によって購入され、残りの5%が「一部の特別な顧客」に予約販売されました。

エクスクルーシブ・コーヒーズ（Exclusive Coffees）の代表であるフランシスコ・メナ（Francisco Mena）は、ホエル・モンヘ・ナランホの従兄弟です。

ハシエンダ・コペイは現在、2011年に設立された株式会社ゲシャリーコーヒー（GESHARY COFFEE）の自社農園となっています。

品種

ロス・グランデ・デ・コペイ・グループ社では、標高の低い土地にはイエロー・カツアイ（Yellow Catuai）とレッド・カツアイ（Red Catuai)、中腹にはビジャ・サルチ（Villa Sarchi）とビジャロボス（Villalobos）、最も高い土地にはゲイシャ（Geisha）が栽培されています。

カップ・オブ・エクセレンス（CoE）

ロス・グランデ・デ・コペイ・グループ社は、コスタリカカップ・オブ・エクセレンス（CoE）（Cup of Exellence）において、2017年にドン・アントニオ（Don Antonio）がゲイシャ（Geisha）のハニー（Honey）で92.00点を獲得し第1位、ドニャ・ニーナ（Doña Nina）がイエロー・カツアイ（Yellow Catuai）のハニー（Honey）で87.09点を獲得し第22位に入賞しました。

2018年にドン・アントニオがゲイシャ（Geisha）のハニー（Honey）で91.15点を獲得し第2位、ドン・ダリオがゲイシャ（Geisha）のウォッシュト（Washed）で89.47点を獲得し第7位に入賞しました。

2019年にドン・ダリオ（Don Dario）がゲイシャ（Geisha）のアナエロビック（Anaerobic）で91.14点を獲得し第1位、ドン・アントニオがゲイシャ（Geisha）のハニー（Honey）で90.88点を獲得し第3位に入賞しました。

ウニールとドン・ダリオ

Hishashi Yamamoto of Unir Coffee and Jorge Brenes Mena of Don Dario Fazenda have become good friends. Hishashi has visited Jorge at his farm in Costa Rica many times and buys his coffee every year. https://t.co/UPtiAzUGba #backcoffeefarmers #cupofexcellence #coffeepeople pic.twitter.com/7EpXeeyHwf
— Cup of Excellence (@cupofexcellence) April 22, 2020