ブラジルダテーラ農園

ダテーラ農園

ダテーラ農園（Fazenda DATERRA COFFEE）は、ブラジル（Brazil）ミナス・ジェライス州（英語：State of Minas Gerais、ポルトガル語：Estado de Minas Gerais）パトロシーニョ小地域（Patrocínio Microregion）パトロシーニョ自治体（Patrocínio Municipality）に位置する農園です。ブラジルの生態系としては、サバンナ地帯のセラード（Cerrado）に区分されます。

ダテーラ農園は、標高915m - 1,220m、6,618ヘクタールの非常に広大な農園です。 6,618ヘクタールのうち、3,250ヘクタールは保護区です。

従業員は主に、パトロシーニョ（Patrocínio）、コロマンデオ（Coromandel）、ギマラニア（Guimarânia）の3つの自治体から採用されています。

ダテーラ農園は、1902年にイタリア（Italy）のバーリ（Bari）からブラジルのカンピナス（Campinas）へ、コーヒー栽培のためにイタリア人家族が移民してきたことに始まりました。1908年に、長男が市場での生豆の販売を始め、結婚後にグルメショップを開きました。その後にガソリンスタンドを開業し、一家のコーヒーとのつながりは一旦たち消えになりました。

夫妻が若くして亡くなった後、長男のドナート（Donato）が事業を引き継ぎました。彼が事業に行き詰まった時、見知らぬ男性から自宅を担保に差し出されました。彼はドナートの両親に1度世話になったことがあったため、力になろうと申し出たのでした。

ダテーラの自動車事業は成長し、1976年から再び農業への投資を開始しました。そして、ポルトガル語で「母なる大地から（From the earth）」を意味する「ダテーラ（DATERRA）」が設立されました。

ダテーラは現在、「ビーンズトーク（Beanstalk）」や、「ツリーリオン（Treelion）」といったプロジェクトを開始しており、2030年までにブラジルで300万本の木を植える予定です。

Brazilian specialty coffee farm Daterra makes commitment to plant 3 mln trees in Cerrado - Comunicaffe International：https://www.comunicaffe.com/brazilian-specialty-coffee-farm-daterra-makes-commitment-to-plant-3-mln-trees-in-cerrado/

ダテーラ農園は、BBC ニュースの「【メイド･オン･アース】　世界はコーヒーで動くようになった」で取り上げられています。