いつか珈琲屋:エチオピア タベ・ブルカ フレンチロースト

いつか珈琲屋 エチオピア タベ・ブルカ フレンチローストです。

いつか珈琲屋は、神奈川県平塚市にある自家焙煎珈琲店です。代表は、ジャパン コーヒー ロースティング チャンピオンシップ 2016(JCRC)(Japan Coffee Roasting Championship)のチャンピオンの近藤 啓(こんどう ひらく)です。

エチオピア タベ・ブルカ フレンチロースト

タベ・ブルカ ウォッシングステーション

タベ・ブルカ ウォッシング・ステーション(Tabe Burka Washing Station)は、エチオピア(Ethiopia)オロミア州(Oromia Region)グジ地方(Guji Zone)ウラガ郡(Uraga Woreda)に位置するウォッシング・ステーションです。コーヒー生産地域としては、グジ地域(Guji Area)に区分されます。

創設者のタデッセ・エデマ(Tadesse Edema)は、29人の兄弟全員がコーヒーに関わる仕事をしているコーヒー一家の出身です。彼の兄弟であるギルマ(Girma)とデレジェ(Dereje)は、ウラガとアンベラ(Ambela)で優れた品質のコーヒーを生産しているため、グジ地方では有名な存在です。

タデッセは、ウラガの生産者の中でもパイオニア的な存在です。彼は2008年にタベ・ブルカ ウォッシング・ステーションを設立しました。タデッセは地域のリーダーであり、地域に学校や道路を建設してきました。ウォッシング・ステーションのほかにも、シャキソ(Shakiso)とアナソラ(Anasora)に2つの農園を所有しています。

タデッセ・エデマは、5つの農家グループを形成する300の小農からコーヒーを集荷しています。各農家は約3ヘクタールの土地を所有し、コーヒー以外にトウモロコシの木、ニセバナナ、果樹を栽培しています。タデッセは収穫が始まると、農民グループに前払いで支払いをします。これが、小農家たちに質の高い収穫をするための十分なインセンティブになっています。

品種

品種はエチオピア在来種(Ethiopia Heirloom)です。

精製方法

精製方法なナチュラル(Natural)です。

タベ・ブルカで収穫されたコーヒーは、ブルカ川(Burka River)の水を使って水洗されます。コーヒーは24時間から36時間かけて発酵させます。ナチュラルの場合は、15日間から18日間乾燥させます。

いつか珈琲屋 エチオピア タベ・ブルカ フレンチロースト

エチオピア タベ・ブルカ フレンチロースト

前回のエチオピアと同じエリアのコーヒー豆。
ウォッシングステーション違いの商品を仕入れました。

カシスやドライフルーツ、熟したベリーを思わせるフルーティーで甘みのある味わい。
ワイニーな印象もあり、かすかにフローラルなフレーバーが特徴です。
質感もなめらかでやさしい口当たりです。

いつか珈琲屋

カシスやグレープのような濃厚な味わいと滑らかな口当たり、後味にモカの発酵臭と甘い香りが残ります。往年の優れたモカを思わせる味わいです。

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