辻本珈琲:エチオピア ブク ハンベラ農園 ナチュラル
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辻本珈琲 エチオピア ブク ハンベラ農園 ナチュラルです。

辻本珈琲(TSUJIMOTO COFFEE)は、株式会社すてきなじかん(SUTEKI NA JIKAN Inc.)が運営する大阪府和泉市春木町にあるコーヒー店です。元々日本緑茶を取り扱う「辻本製茶」が1983年にコーヒー事業を開始したのが最初ですが、2003年にコーヒー事業が独立し、「辻本珈琲」となりました。そして、2019年に株式会社すてきなじかんはコーヒーの国際的な品評会であるカップ・オブ・エクセレンス(CoE)(Cup of Exellence)を運営するメンバーとして参画することになりました。

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辻本珈琲

エチオピア ブク ハンベラ農園 ナチュラル

ブク ハンベラ農園 ナチュラル

エチオピア ブク メタッド ハンベラ農園 ナチュラルは、エチオピア(Ethiopia)オロミア州(Oromia Region)西グジ地方(West Guji Zone)ハンベラ・ワメナ群(Hambela Wamena Woreda)ブク住民自治組織(Buku Kebele)に位置するメタッド農業開発株式会社(METAD)(METAD Agricultural Development PLC)(以下、メタッド社)の所有農園、ハンベラ農園 ブク(Hambela Farm Buku)で生産されたコーヒーです。コーヒー生産地域としては、グジ地域(Guji Area)に区分されます。

メタッド社については、以下の記事を参照してください。

ブク農家組合

ブク農家組合(Buku Peasant Association)は、ハンベラ・ワメナ群のブク住民自治組織(Buku Kebele)にあるハンベラ農園の農家組合です。「ブク(Buku)」という名前は、「祝福された谷(Blessed Valley)」を意味しており、非常に美しい谷間の土地です。ロット名の「ブレスト・バレー」は、ここから付けられました。

ブク農家組合では、収穫、精製、乾燥の過程で計7回の選別工程が設けられ、徹底的に欠点豆を除去します。

規格(グレード)

メタッド社の生産するコーヒーは、スペシャルティコーヒーのグレード1とグレード2です。エチオピア商品取引所コーヒー契約によると、グジ地域のスペシャルティ・ウォッシュト(Specialty Washed)とスペシャルティ・アンウォシュト(Specialty Unwashed)は、ともにQ1、Q2に分類されます。このコーヒーは、スペシャルティコーヒーのグレード1(Q1)です。

*エチオピア商品取引所では、乾式精製にナチュラル(Natural)という用語は使用されず、いまだにアンウォシュト(Unwashed)という用語が使用されています。

品種

品種は740110と74112です。

このエアルーム品種は、野生種と半野生種の2つのグループに大きく分類されます。

エチオピアの野生種は、グレート・リフト・バレーの西側に自生していた品種です。

エチオピアの半野生種の多くは、1967年に設立されたジンマ農業研究センター(JARC)(Jimma Agricultural Resarch Centre)で開発された品種です。ここでは耐性のある高品質のコーヒー品種の開発と、それらの品種を栽培するための農業技術を提供してきました。

740110と74112は、1974年にジンマ農業研究センターで開発された半野生種です。これらはゲデオ地方に固有の在来種から派生した品種です。

カウンター・カルチャー・コーヒー(Counter Culture Coffee)のゲツ・ベケレ(Getu Bekele)の調査によると、ゲデオ地方にはジンマ農業研究センターの74シリーズが集中しているようですが、地元の農家では野生種と半野生種の様々な品種が混在して栽培されることがほとんどです。

エチオピア商品取引所(ECX)によって取引されるコーヒーは、コーヒーの生産地域以外の情報はすべて匿名化され、品質によってロットが分類されるため、コーヒーの生産履歴を追跡することが困難です。しかし、エチオピア商品取引所を経由しない一部のコーヒーは、生産された農園や精製所、品種などを特定することが可能です。

精製方法

精製

精製方法はナチュラル(Natural)です。

辻本珈琲 エチオピア ブク ハンベラ農園 ナチュラル

エチオピア ブク ハンベラ農園 ナチュラル

エチオピアでも特に良質な産地とされるオロミア州グジ地方にあるハンベラ農園で栽培されたスペシャルティコーヒー。創業15年と比較的若い農園でちょうど辻本珈琲と同じ創業年となります。標高は2,150mとかなり高地にあり、昼夜の寒暖の差がブクコーヒーの甘さを育みます。農園管理はサスティナブル(人間・社会・地球環境の持続可能な発展)による地域社会に配慮しているMETAD社が一貫して行っており、GOOD食品賞(オロミア州)を受賞するなど非常に高いクオリティコントロールを保っています。

ブクは、SCAAスコア92ポイントとトップ オブ トップのスペシャルティコーヒーに相応しい高評価を得ております。※辻本のカップ評価は89.5点をつけさせていただきました。

その風味は、甘いシトラスの香り、ストロベリー、ベルガモット、ジンジャー、アップルなど温度帯により様々なフレーバーをお楽しみ頂けます。口当たりは軽快で柔らかくあと味に上質なビターチョコの風味が広がる飲みごたえのあるコーヒーに仕上げています。

辻本珈琲

ベリー系、カシスのようなフレーバが強く香り、モカ・フレーバと称されるエチオピア独特のフレーバーも伴っています。柔らかく軽いボディがベルガモットのような柑橘系の酸味を印象付けています。


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