丸美珈琲店 コスタリカ キンカジュー農園 ブラックムーンです。
丸美珈琲店（MARUMI COFFEE）は、2006年4月に創業した北海道札幌市中央区に本店を置くスペシャルティコーヒー専門店です。現在札幌市内に6店舗展開しています。
オーナーの後藤 栄二郎（ごとう えいじろう）は、2004年にドイツで開催されたワールド カップ テイスターズ チャンピオンシップ（WCTC）（World Cup Tasters Championship）で第3位に入賞しました。また、2013年のジャパン コーヒー ロースティング チャンピオンシップ（JCRC）（Japan Coffee Roasting Championship）で優勝し、2014年にイタリアで開催されたワールド コーヒー ロースティング チャンピオンシップ（WCRC）（World Coffee Roasting Championship）で第6位に入賞しました。
コスタリカ キンカジュー農園 ブラックムーン
シュマヴァ・デ・ロウルデス
シュマヴァ・デ・ロウルデス（Sumava De Lourdes）は、コスタリカ（Costa Rica）アラフエラ州（Alajuela Province）ナランホ・カントン（Naranjo Canton）シリ・スール地区（Cirrí Sur District）ロウルデス（Lourdes）に位置する農園です。コーヒー生産地域としては、ウェスト・バレー（英語：West Valley、スペイン語：Valle Occidental）に区分されます。
シュマヴァ・デ・ロウルデスは、エクスクルーシブ・コーヒーズ（Exclusive Coffees）の代表であるフランシスコ・メナ（Francisco Mena）によって管理されています。
このロットは、シュマヴァ・デ・ロウルデスのモンテ・ロウルデス（Monte Lourdes）のエル・キンカジュー（El Kinkajou）区画で栽培されたビジャ・サルチ（Villa Sarchi）のブラックムーン（Balack Moon）精製です。
エル・キンカジューは、モンテ・ロウルデスの標高1,670m - 1,700mに位置し、この区画で絶えず遭遇する小さな野生動物にちなんで名付けられました。
品種
品種はビジャ・サルチ（Villa Sarchi）です。
精製方法
精製方法はブラックムーン（Black Moon）です。
糖度が増すと噂される新月の夜に完熟したコーヒーチェリーを収穫し、数日間休息（レポサード）させパルピング（果肉除去）、ムシラージ付きのパーチメントをタンクで3日間発酵させ水洗、その後アフリカンベッドで乾燥させました。
カップ・オブ・エクセレンス（CoE）
エル・キンカジューは、コスタリカ カップ・オブ・エクセレンス（CoE）（Cup of Excellence）において、2024年にエクスペリメンタル（Experimental）部門でサン・ロケ（San Roque）のファーメンテーション（Fermentation）が90.42点を獲得し第3位に入賞しました。
丸美珈琲店 コスタリカ キンカジュー農園 ブラックムーン
＜このコーヒーについて＞
23/24crop新年度豆。
現地で鑑定、買い付けを行ったコーヒー。キンカジュ―と名付けられたこの農園は、 ウェストバレー、ロウルデス地区の標高1,670～1,700mに位置します。
2024年のCOE Experimental部門で見事３位に輝き、高得点のプレジデンシャルアワードを獲得しています。この農園のマネージメントを行っているのは、スペシャルティコーヒーの輸出業者「エクスクルーシブコーヒー」の代表のフランシスコ・メナ氏。
彼は年々進化を続けるコスタリカのスペシャルティコーヒー業界の中心的存在。
その経験と知見を活かして、荒廃した農園を新たなスペシャルティコーヒーの農園・マイクロミルとして建て直し、素晴らしいコーヒーを作っています。
その品質は、2016 年に見事COEで1 位の栄光を掴み取るなど数多くの実績があります。【ブラックムーンとは】
糖度が増すと噂される「新月」の出る夜にコーヒーチェリーを収穫したことからつけられたロット名。
丸美珈琲店
完熟豆のみを収穫し、チェリーのまま数日間寝かせてから果肉除去を行う
「レポサード（休息）」と呼ばれる手法が採用されています。
ミューシレージを残したままタンク内で３日間発酵させた後に水洗処理を行い、
アフリカンベッドで乾燥させ水分値を整えた特殊精製プロセス。
味
品種、収穫、精製全てにこだわりを持ち特別に作られたマイクロロット
後藤栄二郎のテイスティング評価
完熟チェリー由来の甘く濃密な味わい
バナナのような甘さ、金柑のような甘酸っぱさのある味わいです。特徴的な甘さのある印象です。
