コーヒーの小ネタ トリビア その8
小ネタ トリビア
<小ネタ>
— コーヒージャーナル(Coffee Journal) (@realcoffeenet) August 1, 2021
順天堂大学の佐々木 優は、ケニアのコーヒーや農業について、いくつも論文を発表しているわよ。ケニアのコーヒーについて詳しく勉強したい人は、必読だと思うわよ。https://t.co/zMNhKwcBqr
<小ネタ>
— コーヒージャーナル(Coffee Journal) (@realcoffeenet) August 2, 2021
illycaffèは、2020年4月から全米でCold Brew Ready-to-Drink(RTD)を発売しているわよ。同じRTDのilly issimoはかつて日本でも販売されていたわね。だけど、illycaffèの日本での知名度は、なぜか低いままのように思えるわね。https://t.co/CbxvjxJ9jVhttps://t.co/1f9mApHvw9
ブログこーしーん✨ちょっと趣向を変えて現在で爆騰中のニューヨーク相場価格について書いてみたよ😃 https://t.co/UIf4IjiEAd#nycoffee #intercontinentalexchange #相場 #ブラジル霜害 #ヘッジ #反対売買 #アウトライト #ディファレンシャル #1万2千文字超えてしもた😇
— Coffee Fanatic 三神 (@RyoMikami_CF) August 3, 2021
<小ネタ>
— コーヒージャーナル(Coffee Journal) (@realcoffeenet) August 3, 2021
コーヒーの先物価格が上昇しても、スターバックスのコーヒーの値段は変わらない、あるいは値段を上げるのを先送りできるそうよ。スペシャルティコーヒーも相場の影響を受けないというのが本当なら、値段を上げることはないはずだわね。https://t.co/WpiasUSEOP
<小ネタ>
— コーヒージャーナル(Coffee Journal) (@realcoffeenet) August 4, 2021
アメリカのフェトコ(FETCO)は、大型のコーヒーブリュワーを製造しているわね。日本では、カリタとマグナが代理店となっているわよ。こういう業務用のマシンは、見かける機会が少ないわね。https://t.co/2weBgV3vXKhttps://t.co/EEjOV8YyE6https://t.co/lgBqIZeAJr
<リンク>https://t.co/UtXtYp7XRfhttps://t.co/x2SaLggHPZhttps://t.co/K8GyLOQ27Fhttps://t.co/f4m0AMncuhhttps://t.co/uBpGAmsA17
— コーヒージャーナル(Coffee Journal) (@realcoffeenet) August 5, 2021
<小ネタ>
— コーヒージャーナル(Coffee Journal) (@realcoffeenet) August 6, 2021
カフェラテからコーヒーとミルクを取り出す方法を、思考実験してみるわね。あらやだ、その前に塩化カリウム(KCl)の溶液をコーヒー牛乳に入れてみるわね。乳脂肪が凝集・分離して、浮上するらしいわよ。https://t.co/fuuAdARhCXhttps://t.co/CNbmRB9kdLhttps://t.co/YrvZ17iM43
>「コーヒーor牛乳の中にも色々な成分があって…」みたいな話は置いておく。
— Y Tambe (@y_tambe) August 6, 2021
そこ置いておいたらあかんやん。 https://t.co/QCbuVbCe9V
個人的にはむしろインスタントコーヒーの方がカビ毒リスクは高いと考えている。
— エビ(モデルナ💉接種済1) (@ebi_j9) August 7, 2021
かび毒が心配なら、カフェインレスコーヒーはオーガニックでインスタントにするべき理由。 https://t.co/Fsj0S1cIX6 #jimaro @jimaro67482498より
あと、元記事のカビ毒に関する調査、詰めが甘い。
— エビ(モデルナ💉接種済1) (@ebi_j9) August 7, 2021
アフラトキシンの日本の規制値は、平成23年10月から総アフラトキシン(B1,B2,G1,G2の合計)として10μg/kgです。アフラトキシンB1のみの規制値は今はありません。
で、たぶんコーヒーでいうならアクリルアミドの方が健康影響の可能性はある。焙煎という工程がある以上、生成を防ぐのは相当困難でそれだけ取り除くのもまず無理だから。
— エビ(モデルナ💉接種済1) (@ebi_j9) August 7, 2021
…現実問題として健康影響があるかといわれると、まあそこまでの量は取ってないだろうって感じではあるのだが。
んで、もしも健康影響があるんなら、疫学調査での癌増加とか出てくると予想されるんだけど、現実はそうでなかったりするわけで。 https://t.co/MHruFi5NUu
— Y Tambe (@y_tambe) August 7, 2021
あー、あとついでに。
— エビ(モデルナ💉接種済1) (@ebi_j9) August 7, 2021
コーヒー豆の選別(ハンドピッキング)は、カビ毒対策にはおそらく有効。
確率的に、虫食いとかカビ生えてるとかの豆を取り除けば汚染率は相当下がる。
つってもまぁ、最近はまたオーガニックの産地も変わってるので、一概には言えなくなってきてるのだけど。
— Y Tambe (@y_tambe) August 7, 2021
某コーヒー会社で有機認証生豆の保管実態を見たことがある。土間置きされている他の生豆の隣りでスノコの上に鎮座していた。壁にはマジックで「有機」と書かれたお札(?)が貼ってあった。以上です。まぁそんなもんだろうと思うから、いつどこで見たかは言わないよ。
— 鳥目散 帰山人 (@kisanjin) August 7, 2021
<小ネタ>
— コーヒージャーナル(Coffee Journal) (@realcoffeenet) August 7, 2021
コーヒー豆の選別は、Hand pickではなくHand sortingと呼ぶべきだと言われるわね。それにしても、なぜHand pickingではなくてHand pickなのかしらね。ちなみに、コーヒー豆から石などの異物を除去する機械にDestonerがあるわよ。https://t.co/xAJmjRO6Ky
<小ネタ>
— コーヒージャーナル(Coffee Journal) (@realcoffeenet) August 8, 2021
大成建設の水質保全技術「アクアトープ®(AQUATOPE)」は、コーヒー豆の抽出残渣を炭にした機能炭を吸着材として利用しているわよ。アクアトープ®は、平成27年度資源循環技術・システム表彰奨励賞を受賞したわよ。https://t.co/bilGTVz5Sfhttps://t.co/ZYgms2LKk3https://t.co/QwLMMmzMk9
<小ネタ>
— コーヒージャーナル(Coffee Journal) (@realcoffeenet) August 9, 2021
「東南アジア島嶼部の高地社会におけるコーヒー栽培と生活様式に関する人類学的研究」という研究を行なった上智大学の福武 慎太郎によると、東ティモールのコーヒー栽培は1860年代に現在のエルメラ県ハトリア郡で始まり、そこから広まったらしいわよ。https://t.co/ZSJj20DEAZ
<小ネタ>
— コーヒージャーナル(Coffee Journal) (@realcoffeenet) August 10, 2021
大福書林から『喫茶とインテリア』というシリーズが出版されているわね。WESTとNORTHが出版されているから、残りはEASTとSOUTHなのかしら。個人的には、酒井 康行 @kis_sa_kai の『喫茶とインテリアII NORTH』を推しておくわよ。https://t.co/vmWEPNRhvFhttps://t.co/MmdOp8rWRf pic.twitter.com/ojbGl3kVj9
<小ネタ>
— コーヒージャーナル(Coffee Journal) (@realcoffeenet) August 11, 2021
ベトナム南部メコンデルタを研究している神戸大学の下條 尚志が、「コーヒーとベトナム--ベトナム中部高原の先住民社会とコーヒー栽培」というフィールドワーク便りを書いているわよ。https://t.co/4TE2GR5xMRhttps://t.co/coET5Wa76n
これ、店員が相席する「特殊喫茶」という風俗業(エプロンを付けているので一般女性ではない)なんですけど、昭和7年というのは驚きですね。
— 近代食文化研究会@新刊『串かつの戦前史』発売中 (@ksk18681912) August 10, 2021
昭和10年頃から流行った風俗業なので。 https://t.co/kxz0jvIVfz
カフェー自体はそれ以前からありますし、「普通喫茶店」「特殊喫茶店」という分類は1925年頃にすでに行われていたかと。 https://t.co/FGZiydRN3a
— Y Tambe (@y_tambe) August 11, 2021
この辺りの年表が割と参考になるはず。https://t.co/Pjfc782F04
— Y Tambe (@y_tambe) August 11, 2021
昭和10年頃に「喫茶店」が全盛になるのは確かだけど、それ以前から、カフェーからの過渡期として「喫茶店」の名称が一般化してた。(そのルーツは台湾喫茶店とか洋菓子屋の喫茶室だったりしてカフェーとはまたちょっと違うんだけど)
カフェーではこの絵のように横に座るなどしてお酌します。
— 近代食文化研究会@新刊『串かつの戦前史』発売中 (@ksk18681912) August 12, 2021
特殊喫茶ではお酌をしている様子もありません。
あと、机の下でこっそりとプレゼントをわたしています。なぜ堂々とわたさないのでしょうか? pic.twitter.com/qgLKRSsFuL
なぜカフェーが明治末期にブームとなったのか、その誕生の経緯、社会的背景と他の風俗・飲食業との関係、インフラとの関係、西洋料理史における位置づけを描いた、初めての本と自負しています。
— 近代食文化研究会@新刊『串かつの戦前史』発売中 (@ksk18681912) August 12, 2021
さて、初期のカフェーブームを牽引したライオンは、美少女が給仕するだけの西洋料理店でした。 pic.twitter.com/Fl2ONQcpVD
その後浅草では浅野財閥がカフェーを展開、お色気カフェーがさらに隆盛します。
— 近代食文化研究会@新刊『串かつの戦前史』発売中 (@ksk18681912) August 12, 2021
関東大震災後浅野財閥が銀座に進出、覇者ライオンの目の前にお色気を売りにしたカフェー・タイガーを開店します。https://t.co/6j1ZOLk0kY
昭和4年には各都市でカフェー規制が施行。カフェーは警察の監視下に置かれ、様々な制約を受けることとなります(『食生活近代史』 大塚力)。
— 近代食文化研究会@新刊『串かつの戦前史』発売中 (@ksk18681912) August 12, 2021
しかし上に政策あれば下に対策あり。
カフェー的なサービスを、カフェー規制に引っかからない店舗形式で提供する店が現れます。 pic.twitter.com/v17TuUeKBt
カウンター越しのお酌なので、隣りに座ってお酌をするカフェーとは別業態とみなされ、規制の対象となりません。
— 近代食文化研究会@新刊『串かつの戦前史』発売中 (@ksk18681912) August 12, 2021
同じくカウンター越しにお酌する現在のガールズバーが、風営法の規制対象にならないのと同じことです。
なぜ特殊喫茶の客たちは、テーブルの下でこっそりと贈り物をしているのか。
— 近代食文化研究会@新刊『串かつの戦前史』発売中 (@ksk18681912) August 12, 2021
カフェー規制の詳細がわからないので断言できませんが、堂々と贈り物をするとそれがチップとみなされ、カフェー規制の対象店となる危険があったからだと思います。https://t.co/P6vZQHNRbb pic.twitter.com/koIjINYiOP
この特殊喫茶、喫茶店としては高額ですが、カフェーと比べると安価なので、金はないが女の子と話がしたいという若い男性に受けたようです。
— 近代食文化研究会@新刊『串かつの戦前史』発売中 (@ksk18681912) August 12, 2021
当時若者だった大正3年生まれの国文学者池田弥三郎も、特殊喫茶に通ったくちでした。
特殊喫茶はある意味、女給のお色気を売りにしていなかった清純なカフェー時代、カフェー・ライオン時代への先祖返りだったのかも知れません。
— 近代食文化研究会@新刊『串かつの戦前史』発売中 (@ksk18681912) August 12, 2021
戦前の特殊喫茶はよく知らないのですが、確かに東京茶房は女給さんが客の横に座らず、脇のストゥールに座って話してたらしいです。
— 戦前~戦後のレトロ写真 (@oldpicture1900) August 13, 2021
以下は特殊喫茶と思われる喫茶店の再掲
(1)昭和11年(1936年)。喫茶プリンス
(2)昭和10年頃、東京茶房(濱谷浩)
(3)昭和11年、茶房ソンブレロ
(4)昭和10年、新橋茶房 pic.twitter.com/YkvqwALR32
ブラジレイロの地下にもあったのか。
— Y Tambe (@y_tambe) August 12, 2021
大雑把にいうと、銀座カフェー黎明期の3店(プランタン、ライオン、パウリスタ)のスタイルのうち、プランタンが会員制クラブ、ライオンが西洋料理店からカフェーへの流れ、パウリスタが喫茶店につながっていくわけだけど。
— Y Tambe (@y_tambe) August 12, 2021
酒類提供の有無は明確化しやすいけど、そうなるとやはりカフェーと特殊喫茶の線引きが曖昧な部分が出てくるのは道理だろうな。
— Y Tambe (@y_tambe) August 12, 2021
後者の節目がS10頃とすれば、「S10以前からあった」ことも、「S10年から流行した」のも、S7に女給と客のやりとりを描いたイラストがあることも、大きく矛盾はしないだろう。
— Y Tambe (@y_tambe) August 12, 2021
カフェーの歴史をひもとこうとすると、喫茶店や西洋料理店系からの流れだけでは足りなくて、性風俗産業史に踏み込む必要がでてくるのだけど、なんせ、法の隙間をついて足がつかないように立ち回るものが相手になるので難しい。もっとも、喫茶店なんかより研究されてきた分野なのは救いだけど。
— Y Tambe (@y_tambe) August 12, 2021
<小ネタ>
— コーヒージャーナル(Coffee Journal) (@realcoffeenet) August 12, 2021
日本で最初の喫茶店は可否茶館と言われたりするけど、実際はどこなのかよくわからないわね。それはさておき、日本で最初のメイドカフェは、2001年に創業したキュアメイドカフェらしいわよ。今年(2021年)で20周年だわね。https://t.co/c3P2FHMTLphttps://t.co/3TFhUjsSXg
承前) 訃報に接したのを機に小林章夫氏に触れている私のブログ過去記事を4つほど掲げます(一部、ボロクソに言っているところもありますが、それはそれで今でも腹蔵のない私の真意です)https://t.co/DVvfaQSeShhttps://t.co/5yfmucsalchttps://t.co/f0xcDSORAyhttps://t.co/KdQILZBW7z
— 鳥目散 帰山人 (@kisanjin) August 12, 2021
<小ネタ>
— コーヒージャーナル(Coffee Journal) (@realcoffeenet) August 13, 2021
フレーバーコーヒーの中川 正志は、過熱水蒸気焙煎で特許を取得しているわね。フジローヤルの水蒸気焙煎機と何が違うのかしら。https://t.co/JH3jXclDP5https://t.co/jg8GzaqPMHhttps://t.co/sQusooYGLRhttps://t.co/D1hiKsQFIMhttps://t.co/P7Z4uZhqCS
<小ネタ>
— コーヒージャーナル(Coffee Journal) (@realcoffeenet) August 14, 2021
Coffee Project NYのKaleena TeohとChi Sum Ngaiが、エスプレッソを使ったアレンジドリンクの作り方を解説しているわよ。https://t.co/M0nh3o4w0Uhttps://t.co/NBbRqtTnU3
<小ネタ>
— コーヒージャーナル(Coffee Journal) (@realcoffeenet) August 15, 2021
Deutsche WelleのEuromaxxというテレビ番組が、スペインのグラン・カナリア島のコーヒー生産を取材しているわよ。グラン・カナリア島のコーヒーは、アタカ通商で取り扱いがあるわよ。https://t.co/5CWemf7YHhhttps://t.co/VMS0U4WW16