コロンビア カラベラコーヒー

コロンビア カラベラコーヒー

カラベラコーヒー

"From Origin With Love Caravela Coffee",Caravela Coffee 2019年5月16日.

カラベラコーヒー(Caravela Coffee)は、コロンビアのコーヒー輸出入業者です。2002年に事業を開始し、メキシコ、コロンビア、エクアドル、ペルー、ニカラグア、グアテマラ、エルサルバドルの約4,000の農家(うち女性700人)からコーヒー豆を買い付けています。これらの生産各国にフィールドチームを持ち、アメリカ合衆国、オーストラリア、イギリス、台湾に販売チームを置いています。ロースターへの販売がメインですが、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)以降は、スーパーマーケットや個人への販売も開始しました。

生産者教育プログラム(PECA)

"Coffee Growers Education Program: Developing Connections at Farm Level",Caravela Coffee 2022年8月25日.

カラベラコーヒーは、生産者教育プログラム(PECA)(英語:Grower Education Program、スペイン語:Programa de Educación a Caficultores)を展開しています。

生産者教育プログラム(PECA)では、カラベラコーヒーが活動する7つのコーヒー産地で、40人以上の教育者が活動しています。彼らの主な役割は、生産者とその家族が生産性を高め、品質を向上させるためのベストプラクティスを継続的に教育し、より収益性を高めることです。毎年、2,000人以上のコーヒー生産者をトレーニングし、チームは年間約30万kmを移動し、5,700以上の農園を訪問して、コーヒー生産者とその家族に教育を行っています。

カーボンニュートラル

"Caravela Coffee is Carbon Neutral!",Caravela Coffee 2021年12月22日.

カラベラコーヒーは、生豆貿易会社として世界で初めて、世界各地でカーボンニュートラル基準を達成し、国連の「クライメイト・ニュートラル・ナウ(Climate Neutral Now)」イニシアチブに参加しました。カーボンニュートラルの達成を支援するイギリスの団体「ワン・カーボン・ワールド(One Carbon World)」が、世界11カ所の事業所におけるカラベラコーヒーのカーボンフットプリントの測定結果を検証しました。

カラベラコーヒーのカーボンニュートラルへの道のりは、2017年にカーボンフットプリントを測定し、事業のどの領域が最も多くの排出を生み出しているかを理解することから始まりました。以来、2019年に設備のアップグレードや、コロンビアのアルメニアにあるドライ・ミルの屋根にソーラーパネルを設置するなど、排出量を削減する戦略を実施してきました。これらの取り組みにより、過去2年間で1袋あたりのエネルギー消費量を30%削減することに成功しました。また、イギリスとアメリカ合衆国のオフィスではクリーンエネルギーを購入し、紙とプラスチックの使用量を削減するとともに、各国での供給品のほとんどを国内で購入することを約束しています。

<参考>

"Caravela Coffee becomes world’s first green coffee trader to achieve Carbon Neutral Silver Standard",Tea&Coffee<https://www.teaandcoffee.net/news/27550/caravela-coffee-becomes-worlds-first-green-coffee-trader-to-achieve-carbon-neutral-silver-standard/>

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