ケニア ラシッド・モレディナ＆カンパニー社

ラシッド・モレディナ＆カンパニー社

ラシッド・モレディナ＆カンパニー社（Rashid Moledina & Co., (Msa) Ltd.）は、ケニア（Kenya）のコーヒー輸出業者です。

創設者はラシッド・モレディナ（Rashid Moledina）です。

1906年、ラシッド・モレディナはインドからケニアのモンバサ（Mombasa）に渡り、コモディティ取引業社の下で働き始めました。その後20年間、東アフリカの主要貿易拠点で貿易ビジネスを学び、1926年5月ラシッド・モレディナ＆カンパニー社を設立しました。質素なスタートから会社は成長し、現在ではケニアでトップ10に入るコーヒー輸出業者となっています。

1982年、ラシッド・モレディナ＆カンパニー社の子会社としてモレディナ・コモディティーズ社（Moledina Commodities, Inc.）がアメリカ合衆国カリフォルニア州に設立されました。

モレディナ・コモディティーズ社の代表であるモハメド・モレディナ（Mohamed Moledina）は、ケニアで生まれ、イギリスで教育を受け、ビジネス大学院を修了しました。家族3代でコーヒービジネスに携わっています。

1994年から1996年まで、彼はアメリカスペシャルティコーヒー協会（SCAA）（Specialty Coffee Association of America）の理事を務め、長期計画委員会（Long Range Planning Committee）の委員長を務めました。この間、同協会の科学研究財団であるスペシャルティコーヒー研究所（Specialty Coffee Institute）の設立に携わり、1998年6月まで理事を務めました。