エルサルバドル ラ・ディビナ・プロビデンシア

エルサルバドル ラ・ディビナ・プロビデンシア

ラ・ディビナ・プロビデンシア

ラ・ディビナ・プロビデンシア(La Divina Providencia)は、エルサルバドル(El Salvador)サンタ・アナ県(Santa Ana Department)パロ・デ・カンパーナ地区(Palo de Campana Canton)に位置する農園です。

パロ・デ・カンパーナは、イサルコ火山(英語:Izalco Volcano、スペイン語:Volcán de Izalco)とサンタ・アナ火山(英語:Santa Ana Volcano or Ilamatepec、スペイン語:Volcán Ilamatepec o de Santa Ana)の絶え間ない噴火により、エルサルバドル国内で最も豊かな火山性土壌を持っています。ミネラルが豊富な砂質壌土で、コーヒーの持続可能性と長い寿命の基礎となる優れた通気性と水の浸透性を有しているため、樹齢100年を超える古いコーヒーノキが見られます。農園からは、コアテペケ湖(英語:Lake Coatepeque、スペイン語:Lago de Coatepeque)を見ることができます。

農園主はロベルト・サムエル・ウジョア・ビラノバ(Roberto Samuel Ulloa Vilanova)です。彼は第4世代のコーヒー生産者で農学者です。

ラ・ディビナ・プロビデンシアは、1875年頃にスペイン植民地時代の移民の子孫たちによって、「マチス(Mathies)」という名前の下に作物の栽培を行っていました。ロベルトは、価格危機のためにほとんど放棄されていたこの農園を、2000年代から購入し始めました。長年にわたる献身的な働きにより、近年カップ・オブ・エクセレンス(CoE)(Cup of Excellence)で優れた評価を受け知られるようになり、2020年のカップ・オブ・エクセレンス(CoE)で90.31点を獲得し第1位に輝きました。

品種

ラ・ディビナ・プロビデンシアでは、レッド・ブルボン(Red Bourbon)、オレンジ・ブルボン(Orange Bourbon)、ケニア・ブルボン(Kenya Bourbon)を主に生産しており、パカマラ(Pacamara)とゲイシャ(Geisha)の生産も発展させています。

カップ・オブ・エクセレンス(CoE)

ラ・ディビナ・プロビデンシアは、エルサルバドル カップ・オブ・エクセレンス(CoE)(Cup of Excellence)において、2011年にブルボン・パカマラ(Bourbon Pacamara)が85.05点を獲得し第22位、2013年にブルボン(Bourbon)のウォッシュト(Washed)が88.30点を獲得し第5位、2014年にブルボン(Bourbon)のウォッシュト(Washed)が89.65点を獲得し第3位、ブルボン(Bourbon)のウォッシュト(Washed)が88.97点を獲得し第5位、2018年にSL-28のハニー(Honey)が88.07点を獲得し第11位、2019年にオレンジ・ブルボン(Orange Bourbon)のハニー(Honey)が87.59点を獲得し第15位、2020年にパカマラ(Pacamara)のナチュラル・アネロビック(Natural Anaerobic)が90.31点を獲得し第1位、2023年にケニア SL-28(Kenya SL 28)のナチュラル(Natural)が89.36点を獲得し第7位、

ラ・ディビナ・プロビデンシア La Divina Providencia:https://real-coffee.net/category/coffee-origin/central-america/el-salvador/santa-ana/la-divina-providencia

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