スターバックス リザーブ® サンドライド ブラジル セルタオ ファームです。
スターバックス リザーブ®(STARBUCKS RESERVE®)は、スターバックスの一部限定店舗でのみ取り扱われる限定コーヒーです。
サンドライド ブラジル セルタオ ファーム
セルタオ農園
セルタオ農園(Fazenda Sertão)は、ブラジル(Brazil)ミナス・ジェライス州(英語:State of Minas Gerais、ポルトガル語:Estado de Minas Gerais)スル・エ・スドエステ・デ・ミナス・メソ地域(英語:South and Southwestern Minas Mesoregion、ポルトガル語:Sul e Sudoeste de Minas Mesoregion)マンチケーラ・デ・ミナス(Mantiqueira de Minas)カルモ・デ・ミナス(Carmo de Minas)に位置する農園です。標高1,100m - 1,450m、敷地面積850ヘクタールのうち330ヘクタールでコーヒーが栽培されています。
セルタオ農園は、カルモコーヒーズ(CarmoCoffees)の所有農園です。
農園主はナザレス・ディアス・ペレイラ(Nazareth Dias Pereira)です。
ホセ・イシドロ・ペレイラ(José Isidro Pereira)は、わずか1歳のときに父親を亡くし、母親に育てられました。その後、彼は歯科医師になりましたが、母親が亡くなったとき、カルモ・デ・ミナスに戻り、セルタオ農園を引き継ぎました。それから数年後の1949年、ホセ・イシドロはナザレスと結婚しました。彼らの子供たち、フランシスコ(Francisco)、ルイス・パウロ(Luiz Paulo)、グリシア(Glycia)、サンドラ(Sandra)は、それぞれ別々の道を進んだ後、戻ってきて事業を引き継ぎました。
セルタオ・グループ(Sertão Group)は、カルモ・デ・ミナスにコーヒーを栽培する広大な土地を有しています。敷地内には約135家族が常勤しており、これらの家族がセルタオ・グループの中心的な役割を担っています。無料の住宅、水、電気、牛乳、コーヒー、果物が提供され、また、初等および中等教育、施設内医療および歯科医療、サッカー場、釣り池が提供されています。
サステナブルな環境保護にも熱心で、農園では泉、水源、野生生物、森林と他の植物、土壌を保護するためのプログラムが実施されてきました。 精製やパルパーで使用される水はすべてリサイクルされ、水の過剰な使用や周囲の環境の汚染を避けるために、残留物は池に貯められます。 コーヒーの殻は、コーヒーの肥料や有機物として使用されています。
セルタオ農園では、コーヒーの他に、バナナ、コーン、大豆が栽培され、乳牛が飼育されています。
セルタオ・グループはジロランド種(Girolando cattle)という牛を育てており、ジロランド・ダ・セルタオ(Girolando da Sertao)というブランドは、ブラジルの畜産の最高の育成者の象徴となっています。
管理
コーヒーは精製処理後、COCARIVE(Cooperativa Reg Cafeicultores Vale do Rio Verde Ltda)というブラジルの協同組合の倉庫で管理されます。
品種
品種はイエロー・ブルボン(Yellow Bourbon)です。
コーヒーチェリーは通常熟すと赤くなりますが、イエロー・ブルボンは熟すとその名の通り黄色くなるのが特徴です。イエローチェリーの味の特徴として、普通の種よりも甘さが強いことが挙げられます。
セルタオ農園では他にも、レッド・ブルボン(Red Bourbon,)、イエロー・カツアイ(Yellow Catuaí,)、アカイア(Acaiá)、ムンド・ノーボ(Mundo Novo)、イカツ(Icatu)、カツアイ(Catucaí)が栽培されています。
精製方法
精製方法はナチュラル(Natural)です。
乾燥式加工法:
スターバックス
乾燥式加工法では果実が生豆についたままの状態で乾燥させるため、生豆は果肉と粘液に接触したままの状態で数日かけて加工され、干しブドウのような見た目になります。乾燥の過程で生豆を包んでいる甘く粘り気のあるハチミツのような粘液と生豆とが接触している時間は、コーヒーの風味に大きな影響を与え、コクや甘みが変化します。
スターバックス リザーブ® サンドライド ブラジル セルタオ ファーム
スターバックス リザーブ®とは
スターバックス リザーブ® コーヒーは、世界中のスターバックスの中でも限定店舗で販売しております。また、ご注文ごとにコーヒー豆を挽き、一杯ずつおいれしたコーヒーのご提供をしています。
スターバックス
サンドライド ブラジル セルタオ ファーム
※ラベルデザイン
スターバックス
このカードはその色で、特別な品種であるイエローブルボンを表現しています。ほとんどのコーヒーチェリーが熟すと赤色になるのに対し、イエローブルボンは鮮やかなレモンイエロー色になります。さらに、このデザインはペレイラ家が何世代にもわたって育んできた土地との深いつながりを象徴したものでもあります。
焙煎
スターバックスは、コーヒーをローストのレベルで、スターバックスブロンドロースト(浅煎り)、スターバックスミディアムロースト(中煎り)、スターバックスダークロースト(深煎り)の3つに分類しました。豆ごとに少しずつ異なるローストの時間や温度を40年もの蓄積された経験と技術をもったマスターロースターが探求しています。
サンドライド ブラジル セルタオ ファームはスターバックスミディアムローストであると思われます。
焙煎:スターバックスミディアムロースト
バランスのとれた、まろやかさと豊かな風味が特長。
味
イエローブルボンをナチュラルで精製することによって、より甘さのある味に仕上がっています。深めに焙煎することで、しっかりとした甘さとチョコレートのようなボディを感じることが出来ます。最初に甘さが強く感じられ、その後から苦味とブラジルらしいカカオフレーバーを感じます。冷めるにしたがって甘さが増します。