ブラジル スペシャルティコーヒーの先駆者: カルモコーヒーズ(CarmoCoffees)

ブラジル スペシャルティコーヒーの先駆者 カルモコーヒーズ(CarmoCoffees)

カルモコーヒーズ(CarmoCoffees)

"The Dream Coffees",CarmoCoffees 2013年10月1日.

カルモコーヒーズ(CarmoCoffees)は、ブラジル(Brazil)ミナス・ジェライス州(英語:State of Minas Gerais、ポルトガル語:Estado de Minas Gerais)スル・エ・スドエステ・デ・ミナス・メソ地域(英語:South and Southwestern Minas Mesoregion、ポルトガル語:Sul e Sudoeste de Minas Mesoregion)マンチケーラ・デ・ミナス(Mantiqueira de Minas)カルモ・デ・ミナス(Carmo de Minas)に拠点を置くスペシャルティコーヒー輸出業者です。

カルモコーヒーズは、ポルトガルから移住し、カルモ・デ・ミナスでコーヒー栽培を始めたペレイラ家(Pereira Family)の第4世代ジャック・ペレイラ・カルネイロ(Jacques Pereira Carneiro)と、彼のいとこで前ブラジルスペシャルティコーヒー協会(BSCA)(英語:Brazil Specialty Coffee Association、ポルトガル語:Associação Brasileira de Cafés Especiais)会長ルイス・パウロ・ディアス・ペレイラ・フィーリョ(Luiz Paulo Dias Pereira Filho)が経営しています。

カルモコーヒーズとペレイラ家

カルモコーヒーズは、ブラジルのスペシャルティコーヒーを代表する輸出業者で、カルモ・デ・ミナスとその周辺地域の複数の農園が参加しています。この地域では、2003年に一部の生産者がパルプト・ナチュラル(Pulped Natural)の精製方法を採用し、これがこの地域での高品質なコーヒー生産の転機となりました。

ブラジルが、アメリカのクリーンカップ派の台頭のために行った対策は、この「ナチュラル」という言葉の普及だけではありません。そのもう一つの答えが「パルプトナチュラル」です。80年代以降、ブラジルは従来の乾式精製だけでなく、パルパー処理で果肉を除いた後に乾燥する「パルプトナチュラル」の生産に力を入れるようになります。

パルプトナチュラルと半水洗式」,百珈苑BLOG(はてなブログ版) 2014年2月11日.

セルタオ農園

"Fazenda Sertão - Nazareth Dias Pereira",CarmoCoffees 2017年7月10日.

セルタオ農園(Fazenda Sertão)は、ミナス・ジェライス州マンチケーラ・デ・ミナス(Mantiqueira de Minas)カルモ・デ・ミナス(Carmo de Minas)に位置しています。標高1,100m - 1,450m、敷地面積850ヘクタールのうち330ヘクタールでコーヒーが栽培されています。

農園主はナザレス・ディアス・ペレイラ(Nazareth Dias Pereira)です。

ホセ・イシドロ・ペレイラ(José Isidro Pereira)は、わずか1歳のときに父親を亡くし、母親に育てられました。その後、彼は歯科医師になりましたが、母親が亡くなったとき、カルモ・デ・ミナスに戻り、セルタオ農園を引き継ぎました。それから数年後の1949年、ホセ・イシドロはナザレスと結婚しました。彼らの子供たち、フランシスコ(Francisco)、ルイス・パウロ(Luiz Paulo)、グリシア(Glycia)、サンドラ(Sandra)は、それぞれ別々の道を進んだ後、戻ってきて事業を引き継ぎました。

品種

品種はイエロー・カツカイ(Yellow Catucai)、イエロー・ブルボン(Yellow Bourbon)、レッド・ブルボン(Red Bourbon)、イエロー・カツアイ(Yellow Catuai)です。

精製方法

精製方法はパルプト・ナチュラル(Pulped Natural)、ナチュラル(Natural)、ファーメンテーション(Fermentation)です。

サンタ・イネス農園

"Fazenda Santa Inês - Família Pereira",CarmoCoffees 2018年9月17日.

サンタ・イネス農園(Fazenda Santa Inês)は、ミナス・ジェライス州マンチケーラ・デ・ミナス(Mantiqueira de Minas)カルモ・デ・ミナス(Carmo de Minas)に位置しています。標高900m - 1,050m、敷地面積215ヘクタールのうち75ヘクタールでコーヒーが栽培されています。

サンタ・イネス農園は、1979年にセルタオ・グループ(Sertão Group)によって買収され、新しい作物の植え付けと、新しいパティオ、水洗機、乾燥機、精製所が建設されました。農園ではコーヒーの他に、バナナ、コーン、大豆も栽培されており、ジロランド牛の畜産も行われています。

地形のために、コーヒーは手摘みで収穫され、コーヒーの品質を落とさないように布を作り、収穫されたコーヒーはセルタオ農園の敷地内で、水洗、果肉除去、天日乾燥されます。その後、乾燥機にかけられ、休息用の容器に入れられ、乾燥機に戻され、湿度10.5%の容器での30日間の休息を経て、最終処理後に協同組合に預けられます。

サンタ・イネス農園は、2005年のブラジル カップ・オブ・エクセレンス(CoE)(Cup of Excellence)、ブラジル パルプト・ナチュラルズ 2005(Brazil Pulped Naturals 2005)でブルボン(Bourbón)のパルプト・ナチュラルが95.85点を獲得し第1位に輝きました。これはカップ・オブ・エクセレンス(CoE)史上最高得点です。

2005年には、セルタオ農園が、世界で最も優れたコーヒーを表彰する「カップ・オブ・エクセレンス」を受賞し、記録的なスコアで、いまだに超えられないほどの名声を獲得した。この賞は、樹齢20年を超えると生産性や品質が低下する傾向にある中で、樹齢112年以上の畑で収穫されたスペシャルティコーヒーが受賞したものである。「最高のコーヒーのことであり、漁師の話ではありません。95.85点という世界最高のコーヒースコアです」とルイス・パウロは述べる。

O grupo ganhou fama internacional em 2005, quando a Fazenda Sertão conquistou o prêmio “Cup of Excellence”, que promove o melhor café do mundo, obtendo uma pontuação recorde e ainda não superada. E esse prêmio se deve a uma safra de café especial colhido em um talhão com nada menos de 112 anos, contrariando a tendência de queda de produtividade e qualidade em plantas que alcançam mais de 20 anos. “É o melhor café, não é papo de pescador. É a maior pontuação de café do mundo: 95,85 pontos”, diz Luiz Paulo.

"TURISMO IMPULSIONA CAFÉ ESPECIAL NA SERRA DA MANTIQUEIRA EM MINAS GERAIS",TEIA AGRÍCOLA 2019年6月25日.

品種

品種はレッド・ブルボン(Red Bourbon)、イエロー・ブルボン(Yellow Bourbon)、アカイア(Acaiá)、カツアイ(Catuaí)、カツカイ(Catucaí)です。

精製方法

精製方法はナチュラル(Natural)、パルプト・ナチュラル(Pulped Natural)です。

サントゥアリオ・スール農園

サントゥアリオ・スール農園(Fazenda Santuário Sul)(または、サンチュアリオ・スール農園)は、ミナス・ジェライス州(Minas Gerais)マンチケーラ・デ・ミナス(Mantiqueira de Minas)カルモ・デ・ミナス(Carmo de Minas)に位置しています。標高1.300m、120ヘクタールの農園面積のうち80ヘクタールでコーヒーが栽培されています。

農園主はルイス・パウロ・ディアス・ペレイラ・フィーリョ(Luiz Paulo Dias Pereira Filho)です。

ルイス・パウロは、ペレイラ家の第4世代です。彼は大学で経営学を修了した後、銀行で経歴を始め、家業を継ぐためにカルモ・デ・ミナスに戻りました。彼は2004年に、彼のいとこであるジャック・ペレイラ・カルネイロ(Jacques Pereira Carneiro)とともに、カルモ・デ・ミナスのスペシャルティコーヒーの推進に焦点を当てたプロジェクトを開始しました。カルモ・デ・ミナスのスペシャルティコーヒーが世界的に評価されるようになったのは、彼の功績によるところが大きいです。

ルイスは、2007年にブラジルスペシャルティコーヒー協会(BSCA)に加わり、2009年に副会長、2011年から2013年まで会長を努めました。

サントゥアリオ・スール農園は、イルマス・ペレイラ農園に隣接しています。

90+とニュー・フレーバーズ

"New Flavors Project",CarmoCoffees 2016年1月4日.

カルモコーヒーズでは、90+とニュー・フレーバーズ(New Flavors)という2つの教育プログラムを実践しています。

90+では、カッピング・スコア90点以上を超えるコーヒーを生産すること、独自の精製方法を開発することを目標としています。ニュー・フレーバーズでは、伝統的な生産方法の刷新と新しい方法の確立に努め、ブラジルのコーヒー生産の限界と、国際市場でのブラジルのスペシャルティコーヒーのプロファイルを拡大するためのプロジェクトです。

サントゥアリオ・スール農園は、このニュー・フレーバーズの一環として誕生した農園です。

品種

品種はイエロー・ブルボン(Yellow Bourbon)、レッド・ブルボン(Red Bourbon)、ゲイシャ(Gesha)、その他28の品種が栽培されています。

精製方法

精製方法はナチュラル(Natural)、ファーメンテーション(Fermentation)、ハニー(Honey)です。

セニョール・ニキーニョ農場

セニョール・ニキーニョ農場(Sítio Sr. Niquinho)は、ミナス・ジェライス州(Minas Gerais)マンチケーラ・デ・ミナス(Mantiqueira de Minas)カルモ・デ・ミナス(Carmo de Minas)に位置しています。標高1,100m-1,300m、農園面積25ヘクタールのうち18ヘクタールでコーヒー生産されています。年間降水量は1,250mm - 1,400mm、保護された原生林、河畔林、水源があります。

農園主はルイス・パウロ・フィーリョです。

ルイスは彼の祖父が亡くなった後、現在セニョール・ニキーニョ農園と呼ばれている農園を買い取りました。農園名は、祖父の愛称から取られているそうです。

品種

品種はイエロー・ブルボン(Yellow Bourbon)、レッド・ブルボン(Red Bourbon)、カツアイ(Catuaí)、アカイア(Acaiá)です。

精製方法

精製方法はナチュラル(Natural)、パルプト・ナチュラル(Pulped Natural)、ウォッシュト(Washed)、ハニー(Honey)です。

セニョール・ニキーニョ農場で栽培されたコーヒーは、近接するイルマス・ペレイラ農園で精製されます。

イルマス・ペレイラ農園

"Irmas Pereira",CarmoCoffees 2015年3月27日.

イルマス・ペレイラ農園(Fazenda Irmãs Pereira)は、ミナス・ジェライス州(Minas Gerais)マンチケーラ・デ・ミナス(Mantiqueira de Minas)カルモ・デ・ミナス(Carmo de Minas) に位置する農園です。標高1,075m - 1,129m、農園面積250ヘクタールのうち120ヘクタールでコーヒー生産されています。

農園主はマリア・ヴァレリア・ペレイラ(Maria Valéria Pereira) とマリア・ホジェリア・ペレイラ(Maria Rogéria Pereira)姉妹とその家族です。

イルマス・ペレイラ農園は、アントニオ・アンドラーデ・ペレイラ・フィーリョ(Antônio Andrade Pereira Filho)とマリア・ダ・コンセイソン・コスタ・ペレイラ(Maria da Conceição Costa Pereira)が、1970年代にカルモ・デ・ミナスのコーヒー栽培に投資することを決定したことに始まります。

彼らは90エーカーの土地を購入し、最初の苗の栽培を開始しました。それらが成長する間、彼ら夫婦の間に2人の娘が生まれました。彼女たちが、現在の農園主であるマリア・ヴァレリアとマリア・ホジェリア姉妹です。彼女たち姉妹は、非常に若いときから父親の農園の手伝いを始め、彼女たちが結婚したとき、彼女たちの夫は妻の仕事に加わるようになりました。

父親が亡くなったとき、姉妹たちは分裂するのではなくより結束を強め、その証として農園名を「セラード(Serrado)」から「イルマス・ペレイラ(Irmãs Pereira)」(ペレイラ姉妹の意味)に変更しました。

ニュー・フレーバーズ

コロンビアのサントゥアリオ農園(Santuario Estate)のカミーロ・メリサリデ(Camilo Merizalde)とカルモコーヒーズ(CarmoCoffees)のルイス・パウロ・ディアス・ペレイラ・フィーリョ(Luiz Paulo Dias Pereira Filho)は、2014年に「ニュー・フレーバーズ(New Flavors)」というプロジェクトを開始しました。これは、イルマス・ペレイラ農園をブラジルで最高品質のコーヒー生産農園にすることを目的としたプロジェクトでした。

ペレイラ姉妹はルイス・パウロのいとこで、マリア・ホジェリアはルイス・パウロ・フィーリョの母親です。

品種

品種はイエロー・ブルボン(Yellow Bourbon)、イエロー・イカツ(Yellow Icatu)、イエロー・カツアイ(Yellow Catuaí)、イエロー・カツアイ(Yellow Catucaí)、アカイア(Acaiá)、ムンド・ノーボ(Mundo Novo)です。

精製方法

精製方法はナチュラル(Natural)、パルプト・ナチュラル(Pulped Natural)、 ニュー・フレーバーズ(New Flavors)による新しい精製方法が取り入れられています。

ボア・ビスタ農場

ボア・ビスタ農場(Sítio Boa Vista)は、ミナス・ジェライス州(Minas Gerais)マンチケーラ・デ・ミナス(Mantiqueira de Minas)カルモ・デ・ミナス(Carmo de Minas) に位置しています。標高1,280m - 1,400m、敷地面積80ヘクタールのうち70ヘクタールでコーヒー生産されています。

ボア・ビスタ農場は、1976年にアントニオ・アンドラーデ・ペレイラ・フィーリョがイルマス・ペレイラ農園を拡大するために、近隣の住人から購入した農園です。その後、農園はペレイラ姉妹に受け継がれ、2014年にマリア・ホジェリアが息子のルイス・パウロ・フィーリョに農園を譲り、ポルトガル語で「良い眺め」を意味する「ボア・ビスタ(Boa Vista)」に改名されました。

品種

品種はレッド・ブルボン(Red Bourbon)、イエロー・ブルボン(Yellow Bourbon)です。

精製方法

精製方法はナチュラル(Natural)、パルプト・ナチュラル(Pulped Natural)、 ニュー・フレーバーズ(New Flavors)です。

ジビーザ農場

ジビーザ農場(Sítio Divisa)は、ミナス・ジェライス州(Minas Gerais)マンチケーラ・デ・ミナス(Mantiqueira de Minas)カルモ・デ・ミナス(Carmo de Minas) に位置しています。標高900m - 1,100m、敷地面積5ヘクタールのうち5ヘクタールすべてでコーヒー生産されています。

ジビーザ農場は、ペレイラ姉妹が所有しています。イエロー・ブルボン(Yellow Bourbon)を年間約60袋のみ生産しています。

IP農園

"Ip farm",CarmoCoffees 2015年6月24日.

IP農園(Fazenda IP)は、ミナス・ジェライス州カルモ・デ・ミナス(Carmo de Minas)に位置しています。標高950m - 1,200m、敷地面積720ヘクタールのうち300ヘクタールでコーヒーが栽培されています。

農園主はルイス・パウロ・ディアス・ペレイラ(Luiz Paulo Dias Pereira)です。

IP農園は、1967年にルイス・パウロの父親であるイシドロ・ペレイラ(Isidro Pereira)が購入した農園です。ルイスはその時まだ農学と畜産を学んでいる最中でしたが、5年後の1972年に父親の農園経営に加わりました。

1974年、ルイスは農園の拡張計画を実行しました。 農地が500%以上増えるなか、さらに多くのコーヒーの苗木が植えられていきました。 数十年後、ルイスは最初の果肉除去機を購入し、スペシャルティコーヒーの精製と生産に関する新しい方法の研究を始めました。

「イーペー(IP)」という農園名は、イシドロ ペレイラ(Isidro Pereira)の頭文字から取られました。

IP農園には、標高1,200mにアルタ・グラシア農園(Fazenda Alta Gracia)という最高品質のコーヒーを生産する場所として選ばれた場所があります。

品種

品種はイエロー・ブルボン(Yellow Bourbon)、イエロー・カツアイ(Yellow Catuaí)、イエロー・カツカイ(Yellow Catucaí)、アカイア(Acaiá)です。

精製方法

精製方法はナチュラル(Natural)、パルプト・ナチュラル(Pulped Natural)、ナチュラル・ファーメンテーション(Natural Fermentation)です。

アルタ・ビスタ農園

"Fazenda Alta Vista - Robson Vilela",CarmoCoffees 2017年9月6日.

アルタ・ビスタ農園(Fazenda Alta Vista)は、ミナス・ジェライス州(Minas Gerais)マンチケーラ・デ・ミナス(Mantiqueira de Minas)クリスチーナ(Cristina)に位置しています。標高1,100m - 1,300m、敷地面積205ヘクタールのうち、110ヘクタールでコーヒーが栽培されています。

農園主はロブソン・ヴィレラ(Robson Vilela)です。

ロブソンは、2000年にこの農園を購入しました。この農園は前所有者によって放棄されたコーヒー農園でしたが、古い木を伐採し、2004年に最初のコーヒーノキを植えました。3年後の2007年に初収穫を迎えるまでに、農園の設備を改善しました。

ロブソンは、この農園を購入するための資金を得るために、20年間この地域で歯科医と働いてきました。彼は以前は歯科医とコーヒー生産者を兼業していましたが、現在は専業のコーヒー生産者です。

アルタ・ビスタ農園は、コーヒーの他に、バナナやマカダミアを栽培しています。これらはシェードツリーの役割を果たし、収益を多元化し、従業員に食料を提供するのに役立ちます。

品種

品種はイエロー・ブルボン(Yellow Bourbon)、イエロー・カツカイ(Yellow Catucai)です。

精製方法

精製方法はナチュラル(Natural)、ファーメンテーション(Fermentation)、ハニー(Honey)です。

アグア・リンパ農園

アグア・リンパ農園(Fazenda Água Limpa)は、マンチケーラ・デ・ミナス(Mantiqueira de Minas)クリスチーナ(Cristina)に位置しています。標高1,200m、敷地面積98ヘクタールのうち、25ヘクタールでコーヒーが栽培されています。

ロブソン・ヴィレラが買い取った農園ですが、それ以前からスペシャルティコーヒーを生産しており、品評会での受賞歴がありました。

品種

アグア・リンパ農園では、レッド・ブルボン(Red Bourbon)、レッド・カツアイ(Red Catucaí)、イエロー・カツアイ(Yellow Catucaí)が生産されています。

精製方法

精製方法はウォッシュト(Washed)、ナチュラル(Natural)、パルプト・ナチュラル(Pulped Natural)、ハニー(Honey)です。

モイーニョ農園

モイーニョ農園(Fazenda Moinho)は、ミナス・ジェライス州マンチケーラ・デ・ミナス(Mantiqueira de Minas)オリンピオ・ノローニャ(Olímpio de Noronha)に位置する農園です。標高1,100m - 1,525m、敷地面積120ヘクタールのうち100ヘクタールでコーヒーが栽培されています。

ロブソン・ヴィレラが所有する農園の1つです。

品種

品種はイエロー・ブルボン(Yellow bourbon)、アカイア(Acaiá)、イエロー・カツアイ(Yellow Catuaí)です。

サン・ペドロ農園

サン・ペドロ農園(Fazenda São Pedro)は、ミナス・ジェライス州マンチケーラ・デ・ミナス(Mantiqueira de Minas)クリスチーナ(Cristina)に位置しています。標高1,000m、敷地面積80ヘクタールのうち、22ヘクタールでコーヒーが栽培されています。

ロブソン・ヴィレラが所有する農園の1つです。

品種

品種はアララ(Arara)とイエロー・ブルボン(Yellow Bourbon)です。

精製方法

精製方法はナチュラル(Natural)、パルプト・ナチュラル(Pulped Natural)ウォッシュト(Washed)、ハニー(Honey)です。

カピン・セコ農園

カピン・セコ農園(Fazenda Capim Seco)は、ミナス・ジェライス州カルモ・デ・ミナス(Carmo de Minas)に位置しています。標高1,100m - 1,300m、敷地面積40ヘクタールのうち35ヘクタールでコーヒーが栽培されています。

農園主はラファエル・ディアス・ペレイラ(Rafael Dias Pereira)です。彼は家族、馬、スペシャルティコーヒーに情熱を傾けています。

ラファエルは、ブラジルのマンガルラ種(Mangalarga Marchador)の乗用馬のみを飼育する牧場の経営を始め、これが成功したことにより、スペシャルティコーヒーの生産に投資することに決めました。そして、彼は彼の家族の経営する農園の近くにある小さな農園を購入することに決めました。

カピン・セコ農園は、2007年に初収穫を迎えました。

品種

品種はイエロー・ブルボン(Yellow Bourbon)、アカイア(Acaiá)、イカツ(Icatu)、イエロー・カツアイ(Yellow Catuaí)が栽培されています。

精製方法

精製方法はナチュラル(Natural)、パルプト・ナチュラル(Pulped Natural)です。また、スウィート・シャワー(Sweet Shower)、ブラック・ハニー(Black Honey)、ダブル・パス(Double-pass)のような特殊な精製方法にも取り組んでいます。

カピン・セコ農園のコーヒーは、彼の母親と叔母の農園であるイルマス・ペレイラ農園で精製されます。

チャパダ農園

"Chapada",CarmoCoffees 2015年6月24日.

チャパダ農園(Fazenda Chapada)は、ミナス・ジェライス州ソレダデ・デ・ミナス(Soledade de Minas)に位置しています。標高1,010m - 1,180m、敷地面積60ヘクタールのうち25ヘクタールでコーヒーを栽培しています。

農園主はマーカス・カルヴァーリョ(Marcus Carvalho)です。

マーカスは、80年代から90年代にかけて、ブラジルのヴァスコ・ダ・ガマ(Vasco da Gama)などで活躍したプロサッカー選手でした。妻のマリア・ホセ・バロス・ジュンケイラ(Maria Jose Barros Junqueira)は、カルモ・デ・ミナス出身のコーヒー生産者一家で、マーカスがプロサッカー選手のキャリアを終えようとしていたとき、マリアの父親が亡くなりました。

引退後の計画を持っていなかったマーカスは、コーヒー農園の経営に挑戦することに決めました。

彼は新しい事業について勉強していくうちに、カルモ・デ・ミナスのコーヒーがバルジニャやサントスで格付けされており、コーヒーの品質やその生産について、生産者にフィードバックがないことに気付きました。彼はコーヒーの品質に関する研究所やコーヒーテイスターの関心をこの地域にもたらした先駆者の1人となりました。

マーカスは、ジャック・ペレイラ・カルネイロとカルモコーヒーズとパートナーシップを結び、チャパダ農園で生産されたコーヒーの各サンプルを評価することで、収穫、精製、保管のどの段階に改善の余地があるかを正確に知ることができるようになりました。

2013年10月31日、マーカスの妻は交通事故で命を落としてしまい、マーカスは大きな喪失感からコーヒーの事業を止めて農園を売却しようと考えましたが、彼は事業を継続することに決めました。

現在、マーカスは農園を運営しながら、社会貢献活動としてカルモ・デ・ミナスの恵まれない子供たちや若者にサッカーのコーチをしています。

品種

品種はイエロー・カツアイ(Yellow Catucaí)、レッド・カツアイ(Red Catuaí)、イエロー・イカツ(Yellow Icatu)、アカイア(Acaiá)、ムンド・ノーボ(Mundo Nove)です。

精製方法

精製方法はナチュラル(Natural)、パルプト・ナチュラル(Pulped Natural)、ファーメンテーション(Fermentation)です。

コンキスタ農園

"Fazenda Conquista",CarmoCoffees 2016年3月11日.

コンキスタ農園(Fazenda Conquista)は、ミナス・ジェライス州マリア・ダ・フェー(Maria da Fé)に位置しています。標高1,200m - 1,400m、敷地面積90ヘクタールのうち65ヘクタールでコーヒーを栽培しています。

農園主はジョアン・シルバ・カンポス・エ・フィーリョ(João Silva Campos e Filhos)です。

ジョアンは、10歳からボイア・フリア(Boia-Fria)(農業地域の出稼ぎ労働者)として働き始め、1970年に19歳のときに小さな土地を購入しました。彼は農園経営者となった初期には、バナナ、ジャガイモ、マメ科植物全般を栽培していました。 1986年になって初めて最初の1,000本のコーヒーの苗木が植えられました。1994年に息子のルチアーノ(Luciano)とフェルナンド(Fernando)がともに働き始めてから、コーヒーの植え付けを増やし、現在は家族の主な収入源となっています。

最初の収穫を迎えて以降、2000年まで少しづつ土地を買い増し、自然保護区を含む90ヘクタールまで土地を取得しました。

息子たちが農園経営に加わって以降は、農園に新しい投資が行われました。2004年に最初の乾燥機、2年後に2台目の乾燥機と精製機が購入されました。2008年に彼らの兄弟のラファエル(Rafael)とカルロス・エドゥアルド(Carlos Eduardo)が経営に加わり、2012年に半機械式の収穫を開始し、乾燥用パティオが建設されました。そして、2014年にカルモコーヒーズに参加しました。

品種

品種はイエロー・カツアイ(Yellow Catucaí)、レッド・カツアイ(Red Catucaí)、アカイア(Acaiá)です。

精製方法

精製方法はナチュラル(Natural)、パルプト・ナチュラル(Pulped Natural)です。

ナチュラルはコンキスタ農園で、パルプト・ナチュラルはカルモコーヒーズのベネフィシオ・ぺドラ・ブランカ(Benefício Pedra Branca)で行われます。

フロレスタ農園

フロレスタ農園(Fazenda Floresta)は、ミナス・ジェライス州エリオドラ(Heliodora)に位置しています。標高950m - 1,300m、敷地面積320ヘクタールのうち150ヘクタールでコーヒーが栽培されています。

農園主はギリェルミ・ソドレ・アルクミン・ジュニア(Guilherme Sodré Alckmin Jr.)です。

ギリェルミは、ミナス・ジェライス州南部のコーヒー生産者一家であるアルクミンの第5世代です。彼らはコーヒーがロバやラバの背中、または雄牛が引くカートで運ばれていた時代からコーヒーを生産していました。

フロレスタ農園は、元々ギリェルミの大叔父が所有していました。1986年に彼の父親がこの農園を購入し、その数年後にギリェルミと彼の兄弟が農園の管理に参加しました。それ以来、コーヒー栽培、牛の飼育、ユーカリの植え付けを行っています。その後、ギリェルミが兄弟の所有分を購入し、彼が単独の所有者となりました。その時から、彼はスペシャルティコーヒーの生産と、新しい機械の購入や施設への投資による農園を改善することを決心しました。

品種

品種はイエロー・ブルボン(Yellow Bourbon)、カツカイ(Catucaí)、イエロー・カツカイ(Yellow Catucaí)、レッド・カツカイ(Red Catucaí)、ムンド・ノーボ(Mundo Novo)、アカイア(Acaiá)です。

精製方法

精製方法はナチュラル(Natural)、パルプト・ナチュラル(Pulped Natural)です。

フルナス農園

フルナス農園(Fazenda Furnas)は、ミナス・ジェライス州ペドラルバ(Pedralva)に位置しています。標高945m - 1,350m、敷地面積280ヘクタールのうち200ヘクタールでコーヒーが栽培されています。

農園主はリナルド・デ・カストロ・ジュンケイラ(Rinaldo de Castro Junqueira)です。

リナルドの祖父はコーヒー農園で従業員として働いており、彼の死後、彼が所有していた土地は、子供たちに分配されました。リナルドの父親はカルモ・デ・ミナスに隣接するイエズニア(Jesuânia)の土地を相続し、数十年もの間家族の主な収入源となりました。しかし、スペシャルティコーヒーの存在を知った後、これを生産できる農園を探し始め、100年にわたってコーヒーを生産してきたペドラルバのフルナス農園を見つけました。リカルドの父親とリカルドは、2003年に自分たちの農園を売却しフルナス農園を購入することを決定しました。

リカルドは、もともとコーヒー生産に携わる気は無く、エンジニアとしては働いていました。しかし、彼の父親が病気になったとき、彼は故郷に戻り、家業のコーヒー事業に加わりました。彼は地元のコーヒー生産者協会の会長に選ばれ、この地域でパルプト・ナチュラルの精製方法を採用した最初の農園の1つとなりました。

品種

品種はイエロー・ブルボン(Yellow Bourbon)、イエロー・カツカイ(Yellow Catucaí)、アカイア(Acaiá)、イエロー・カツイア(Yellow Catuaí)、レッド・カツアイ(Red Catuaí)です。

精製方法

精製方法はナチュラル(Natural)、パルプト・ナチュラル(Pulped Natural)、ニュー・フレーバー・プロジェクト(New Flavors Project)です。

パライーゾ農園

パライーゾ農園(Fazenda Paraíso)は、ミナス・ジェライス州ペドラルバ(Pedralva)に位置する農園です。標高1,300m - 1,560m、敷地面積90ヘクタールのうち80ヘクタールでコーヒーが栽培されています。

農園主はアントニオ・フォルテス(Antônio Fortes)です。

アントニオは、1977年に野菜、バナナ、少量のコーヒーを栽培するために最初の土地を購入しました。彼は最初の数年間で、コーヒー栽培の費用対効果が非常に高いことに気付き、コーヒーの植え付けを増やしました。

コーヒーの収量が増えた2年後に、霜害がコーヒーノキを全滅させ、初めからコーヒーノキの植え付けをやり直しましたが、2年後に再び霜害によって、コーヒーノキが荒廃しました。彼はバナナのコンソーシアムに植えられた木が霜に強いことを発見し、この植栽方法に投資し始めました。

2008年に、アントニオはカルモコーヒーズと初めて接触し、スペシャルティコーヒーの品評会への参加を勧められました。このときから、アントニオと彼の家族は、農園生産の真の可能性を発見しました。

品種

品種はイエロー・ブルボン(Yellow Bourbon)、ムンド・ノーボ(Mundo Novo)、イエロー・カツアイ(Yellow Catuaí)です。

精製方法

精製方法はナチュラル(Natural)とナチュラル・ディスカスケード(Natural Descascado)です。

ヴァーレ・ダ・ルア農園

ヴァーレ・ダ・ルア農園(Fazenda Vale da Lua)は、ミナス・ジェライス州カンパーニャ(Campanha)に位置する農園です。標高1,200m - 1,400m、敷地面積90ヘクタールのうち75ヘクタールでコーヒーが栽培されています。

農園主はイルマオス・ファンティナート(Irmãos Fantinato)です。

ヴァーレ・ダ・ルア農園は、2006年にファンティナート3兄弟の1人であるレナート(Renato)によって購入されました。4年後に、彼は1人で農園を経営していく時間がなかったため、農園を売りに出そうとしましたが、レナートの兄弟であるアレクサンドル(Alexandre)とルイス・カルロス(Luiz Carlos)が参加し、農園経営が続けられることになりました。現在は、レナートとルイス・カルロスが農園を経営し続けています。

品種

品種はイエロー・ブルボン(Yellow Bourbon)、イエロー・カツアイ(Yellow Catuaí)、ムンド・ノーボ(Mundo Novo)です。

精製方法

精製方法はナチュラル(Natural)、パルプト・ナチュラル(Pulped Natural)です。

サンタ・ルシア農園

"Santa Lucia",CarmoCoffees 2015年6月24日.

サンタ・ルシア農園(Fazenda Santa Lúcia)は、ミナス・ジェライス州カルモ・デ・ミナス(Carmo de Minas)に位置する農園です。標高900m - 1,250m、敷地面積740ヘクタールのうち100ヘクタールでコーヒーが栽培されています。

農園主はヘルシオ・カルネイロ・ピント(Hélcio Carneiro Pinto)です。

ヘルシオは15年間にわたり、母親のコーヒー生産を手伝っていました。1976年に、彼はグリシア・ペレイラ ・カルネイロ(Glycia Pereira Carneiro)と結婚し、サンタ・ルシア農園の管理を始めました。当時彼はスペシャルティコーヒー市場に関する情報に接することができませんでしたが、90年代に入り、カルモ・デ・ミナスで高品質のコーヒーを追求する運動に参加し、マンチケーラ・デ・ミナスのアプロカム(Aprocam)の創設者の1人となりました。

アプロカムは、高品質のコーヒーを生産するために、専門家や科学者の助けを求めました。彼らはパルプト・ナチュラル(Pulped Natural)の精製方法を彼らに教え、ヘルシオはこの方法に必要な設備を備えることができた最初の生産者の1人となりました。

品種

品種はイエロー・カツアイ(Yellow Catuaí)、アカイア(Acaiá)、イエロー・ブルボン(Yellow Bourbon)です。

精製方法

精製方法はナチュラル(Natural)、パルプト・ナチュラル(Pulped Natural)です。

グロタ・デ・サン・ペドロ農場

グロタ・デ・サン・ペドロ農場(Sítio Grota de São Pedro)は、ミナス・ジェライス州カルモ・デ・ミナス(Carmo de Minas)に位置する農園です。標高1,070m - 1,230m、敷地面積140ヘクタールのうち40ヘクタールでコーヒーが栽培されています。

農園主はクラウディオ・カルネイロ・ピント(Cláudio Carneiro Pinto)です。

クラウディオと彼の兄弟姉妹は、1960年代に父親が亡くなった後、土地を相続しました。しかし、姉妹は農園経営に興味を持たなかったため、5人の兄弟でその土地を購入し、2002年まで彼らは共同で土地を管理し、コーヒーのみを栽培していました。

2002年のコーヒー価格の下落により、コーヒー栽培だけで農園を維持することが困難になりました、彼ら兄弟は、土地を分割することに決めました。クラウディオは、有機農業について知り、それを採用することで成功を収めました。兄弟の土地を購入し、生産方法を有機に切り替えました。

クラウディオは、2002年に彼の親友がカップ・オブ・エクセレンス(CoE)で第4位に入賞したことを知り、彼も挑戦することにしました。そして、2010年にブラジル パルプト・ナチュラルズ 2010(Brazil Pulped Naturals 2010)でイエロー・ブルボン(Yellow Bourbón)のパルプト・ナチュラル(Pulped Natural)が93.9点を獲得し第1位に輝きました。

品種

品種はイエロー・カツアイ(Yellow Catuai)、アカイア(Acaia)、イエロー・ブルボン(Yellow Bourbon)です。

精製方法

精製方法はナチュラル(Natural)、パルプト・ナチュラル(Pulped Natural)、 ニュー・フレーバーズ(New Flavors)です。

カショエイリーニャ農場

カショエイリーニャ農場(Sítio Cachoeirinha)は、ミナス・ジェライス州ランバリ(Lambari)に位置しています。標高1,300m - 1,400m、敷地面積8ヘクタールのうち8ヘクタールすべてでコーヒーが栽培されています。

農園主はクレベール・ティアゴ・ドス・レイス・シルヴァ(Cléber Tiago dos Reis Silva)です。

クレベールは、ランバリで4世代にわたってコーヒーを生産してきた一家の出身です。彼は家族経営の小さな農場で育ち、そこで妻となるシーラ(Sheila)と出会いました。彼は父親のホセ・モワセ・ダ・シルバ(José Moisés da Silva)からコーヒー栽培を教わり、父親が亡くなった2015年に土地を相続しました。

品種

品種はイエロー・カツアイ(Yellow Catuaí)、レッド・カツアイ(Red Catuaí)です。

精製方法

精製方法はナチュラル(Natural)、ナチュラル・ファーメンテーション(Natural Fermentation)です。

コチョ・ヴェーリョ農場

コチョ・ヴェーリョ農場(Sítio Cocho Velho)は、ミナス・ジェライス州ランバリ(Lambari)に位置しています。敷地面積25ヘクタールのうち15ヘクタールでコーヒーが栽培されています。

農園主はシルバネイ・デ・ソウサ(Silvanei de Souza)です。

シルバネイは、小さい頃から父親のコーヒー栽培を手伝い、23歳のときに結婚しました。彼はコチョ・ヴェーリョ農場にずっと住んでおり、彼の父親と彼が得た農業の収入ですべてを賄っています。

ダ・ぺドラ農場

ダ・ぺドラ農場(Sítio da Pedra)は、ミナス・ジェライス州ペドラルバ(Pedralva)に位置しています。標高1,150m - 1,200m、敷地面積11ヘクタールのうち10ヘクタールでコーヒーが栽培されています。

農園主はルチアーノ・ホセ・ブラガ(Luciano José Braga)です。

ダ・ぺドラ農場は、彼の祖父ホセ・ブラガ・デ・オリヴェイラ(José Braga de Oliveira)が創業し、ルチアーノは15歳のときすでに、祖父と父親の仕事を手伝っていました。2002年に初めてスペシャルティコーヒーを生産し、2007年にカルモコーヒーズと出会いました。

品種

品種はイエロー・ブルボン(Yellow Bourbon)、イエロー・カツアイ(Yellow Catucaí)、レッド・ムンド・ノーボ(Red Mundo Novo)、レッド・カツアイ(Red Catuaí)、アララ(Arara)です。

精製方法

精製方法はナチュラル(Natural)、パルプト・ナチュラル(Pulped Natural)、ナチュラル・ファーメンテーション(Natural Fermentation)です。

ぺドラ・バティスタ農場

ぺドラ・バティスタ農場(Sítio Pedra Batista)は、ミナス・ジェライス州ペドラルバ(Pedralva)に位置しています。標高1,150m、敷地面積6ヘクタールのうち5ヘクタールでコーヒーが栽培されています。

農園主はカルロス・レナート・ブラガ(Carlos Renato Braga)です。

ぺドラ・バティスタ農場は、1940年にカルロスの曽祖父が購入し、その後、祖父、カルロスの母親、カルロスに受け継がれてきました。過去にはタバコ、豆、トウモロコシが栽培されてきましたが、曾祖父とその息子たちがコーヒーの栽培を思いつき、約45年ぶりに栽培を開始しました。

カルロスは、軍隊で3年間務めた後、故郷に戻って働くことにしました。最初はスペシャルティコーヒーではないコーヒーを生産していましたが、上手くいかず、祖父から話を聞いていたスペシャルティコーヒーの生産を開始しました。そしてその翌年、彼は最初の品評会で第3位に入賞しました。

品種

品種はイエロー・カツカイ(Yellow Catucai)、イエロー・カツアイ(Yellow Catuai)、イエロー・ブルボン(Yellow Bourbon)です。

精製方法

精製方法はナチュラル(Natural)、ナチュラル・ファーメンテーション(Natural Fermentation)です。

サンタ・カタリーナ農場

サンタ・カタリーナ農場(Sítio Santa Catarina)は、ミナス・ジェライス州ペドラルバ(Pedralva)に位置しています。標高1,275m、敷地面積28ヘクタールのうち5ヘクタールでコーヒーが栽培されています。

農園主はセバスチャン・アレクサンドル・ダ・シルバ(Sebastião Alexandre da Silva)です。

サンタ・カタリーナ農場は、セバスチャンの祖父が亡くなった後、1980年代に子供達に引き継がれました。1983年にセバスチャンの父親であるベネディト・ファウスティーノ・ダ・シルバ(Benedito Faustino da Silva)は、妻のローザ・マルティンス・ダ・シルバ(Rosa Martins da Silva)とともに、長男に助けられながら最初の植林を行い、コーヒー栽培が始まりました。

初期の頃は、品質が低く、さらに霜害によってほとんどのコーヒーノキが枯れてしまいました。彼らは先を見据え、より高い場所へ新しい植え付けを行い、コーヒー栽培が続けられています。

品種

品種はイエロー・ブルボン(Yellow Bourbon)、レッド・カツアイ(Red Catuaí)、イエロー・イカツ(Yellow Icatu)です。

精製方法

精製方法はナチュラル(Natural)、ナチュラル・ファーメンテーション(Natural Fermentation)です。

サン・ジョアキン農園

サン・ジョアキン農園(Fazenda São Joaquim)は、ミナス・ジェライス州コンセイサン・ダス・ペードラス(Conceição das Pedras)に位置しています。標高1,200m - 1,450m、敷地面積97ヘクタールのうち70ヘクタールでコーヒーが栽培されています。

農園主はジェシマール・デ・オリベイラ・サンディ(Jesimar de Oliveira Sandi)です。

サン・ジョアキン農園は、1953年にジェシマールの祖父ヴィセンテ・ガルシア・デ・オリヴェイラ(Vicente Garcia de Oliveira)がコーヒーを植えたことに始まります。第3世代のジェシマールは、コーヒーの他に、バナナを栽培し、家畜を育てています。彼はトラック事故で息子を失ったとき、自暴自棄になりましたが、コーヒー栽培が喪の期間における彼の憂鬱の治療となりました。

そして、2012年のブラジル・レイト・ハーベスト・カップ・オブ・エクセレンス(Brazil Late Harvest Cup of Excellence)で92.13点を獲得し第1位に輝きました。

品種

品種はイエロー・ブルボン(Yellow Bourbon)、イエロー・カツアイ(Yellow Catuaí)、レッド・カツアイ(Red Catuaí)、ムンド・ノーボ(Mundo Novo)です。

精製方法

精製方法はナチュラル(Natural)です。

セルタオジーニョ農場

セルタオジーニョ農場(Sítio Sertãozinho)は、サンタ・カタリーナ農場(Sítio Santa Catarina)は、ミナス・ジェライス州ペドラルバ(Pedralva)に位置しています。標高1,200m - 1,300m、5ヘクタールでコーヒーが栽培されています。

農園主はクラウディオ・バティスタ・デ・リマ(Cláudio Batista de Lima)です。息子たちとともに農園を管理しています。

農園では、コーヒーの他に、バナナとオレンジの木が栽培されており、コーヒーを病気から守るのに役立ちます。 果物は家族の生計を支え、地域に分け与えられます。

タルマン農場

タルマン農場(Sítio Tarumã)は、ミナス・ジェライス州(Minas Gerais)マンチケーラ・デ・ミナス(Mantiqueira de Minas)クリスチーナ自治体(Cristina Municipality)に位置する農園です。標高1,300m - 1,340m、敷地面積7ヘクタールのうち3.5ヘクタールでコーヒーが栽培されています。

農園主はエドゥアルド・ダニエル(Eduardo Daniel da Silva)です。

エドゥアルドは、まだ若い第3世代のコーヒー生産者です。タルマン農場は、より高地でのスペシャルティコーヒー生産のために購入された土地です。年間平均生産量は120袋ですが、今後はコーヒー生産により多くの投資が行われる予定です。

品種

品種はイエロー・ブルボン(Yellow Bourbon)です。

精製方法

精製方法はナチュラル(Natural)です。

カルモコーヒーズ CarmoCoffees:https://real-coffee.net/category/coffee-origin/south-america/brasil/state-of-minas-gerais/mantiqueira-de-minas/carmo-de-minas/carmocoffees

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