工房 横井珈琲:ブラジル サントゥアリオ・スル ゲイシャ

工房 横井珈琲 ブラジル サントゥアリオ・スル ゲイシャです。

工房 横井珈琲(YOKOI COFFEE)は、北海道札幌市西区発寒にあったスペシャルティコーヒー専門店です。オーナーの横井 力(よこい ちから)は、1996年に横井珈琲を創業し、北海道のスペシャルティコーヒーの先駆けとなりました。

ブラジル サントゥアリオ・スル ゲイシャ

サントゥアリオ・スル農園

サントゥアリオ・スル農園(Fazenda Santuário Sul)は、ブラジル(Brazil)南東部地域(英語:Southeast Region、ポルトガル語:Região Sudeste do Brasil)ミナス・ジェライス州(英語:State of Minas Gerais、ポルトガル語:Estado de Minas Gerais)スル・エ・スドエステ・デ・ミナス・メソ地域(英語:South and Southwestern Minas Mesoregion、ポルトガル語:Sul e Sudoeste de Minas Mesoregion)カルモ・デ・ミナス(Carmo de Minas)に位置する農園です。コーヒー生産地域としては、マンチケーラ・デ・ミナス(Mantiqueira de Minas)に区分されます。

サントゥアリオ・スル農園は、カルモコーヒーズ(CarmoCoffees)の所有農園です。

農園主はルイス・パウロ・ディアス・ペレイラ・フィーリョ(Luiz Paulo Dias Pereira Filho)です。

ルイス・パウロは、ペレイラ家の第4世代です。彼は大学で経営学を修了した後、銀行で経歴を始め、家業を継ぐためにカルモ・デ・ミナスに戻りました。彼は2004年に、彼のいとこであるジャック・ペレイラ・カルネイロ(Jacques Pereira Carneiro)とともに、カルモ・デ・ミナスのスペシャルティコーヒーの推進に焦点を当てたプロジェクトを開始しました。カルモ・デ・ミナスのスペシャルティコーヒーが世界的に評価されるようになったのは、彼の功績によるところが大きいです。

ルイスは、2007年にブラジルスペシャルティコーヒー協会(BSCA)(英語:Brazil Specialty Coffee Association、ポルトガル語:Associação Brasileira de Cafés Especiais)に加わり、2009年に副会長、2011年から2013年まで会長を努めました。

サントゥアリオ・スル農園は、イルマス・ペレイラ農園に隣接しています。

90+とニュー・フレーバーズ

"New Flavors Project",CarmoCoffees 2016年1月4日.

カルモコーヒーズでは、90+とニュー・フレーバーズ(New Flavors)という2つの教育プログラムを実践しています。

90+では、カッピング・スコア90点以上を超えるコーヒーを生産すること、独自の精製方法を開発することを目標としています。ニュー・フレーバーズでは、伝統的な生産方法の刷新と新しい方法の確立に努め、ブラジルのコーヒー生産の限界と、国際市場でのブラジルのスペシャルティコーヒーのプロファイルを拡大するためのプロジェクトです。

サントゥアリオ・スル農園は、このニュー・フレーバーズの一環として誕生した農園です。

品種

品種はゲイシャ(Gesha)です。

精製方法

精製方法はナチュラル(Natural)です。

工房 横井珈琲 ブラジル サントゥアリオ・スル ゲイシャ

ブラジル サントゥアリオ・スル ゲイシャ
ブラジル サントゥアリオ・スル ゲイシャ

横井珈琲ではお馴染みの、カルモコーヒーズのルイス・パウロさんのコーヒーをご紹介します。

同農園のコーヒーは、2019年ブラジル・カップ・オブ・エクセレンスに4位入賞の他、ご両親はじめ複数の農園はCOE上位の入賞経験がある、優良農園です。

サントゥアリオ・スル農園でルイス・パウロさんは、市場のトレンドの先を行くという目標から生まれた Divus Project (ディボス・プロジェクト) を立ち上げました。

ブラジルの伝統的な品種 (イエローブルボンなど) に加えて、様々なエキゾチック品種を栽培し、現在農園には28種類以上ものコーヒー品種が栽培されています。加えて、差別化された栽培技術や革新的なプロセスも行っています。

農園は、カルモ・デ・ミナスで最も伝統的な農場の1つである、イルマス・ペレイラ農園に隣接しています。

農園で生産されるコーヒーは非常に慎重に監視され、常にルイス・パウロさん自身が、これらのコーヒーの最初のサンプルをテイスティングします。

世界中のさまざまな地域からコーヒーノキをブラジルに持ち込み、ブラジル産コーヒーの新しいプロファイルを作り出すことに取り組んでいます。

ここで育ったコーヒーは、ルイス・パウロさんと彼のパートナーたちとのコミュニケーションに強く反映されています。

ルイス・パウロさんは
「常に市場の最前線に立ち、より良い品質を提供することを目標としています。」
と話しています。

工房 横井珈琲

パイナップル、プラム、フローラル
白ぶどう、クリーミーな舌触り、華やかな余韻

工房 横井珈琲

グレープのような厚みのある口当たりと味わいが印象的です。後口にお茶のような印象が残ります。ゲイシャ特有の華やかなフレーバーよりも厚みのある味わいが強いゲイシャです。

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