コーヒーの抽出方法 丸美珈琲店(ニューウェーブドリップ)
ニューウェーブドリップ
丸美珈琲店の抽出方法は、ニューウェーブドリップです。
用意するもの
- スケール
- ヘラ or バターナイフ
- ハリオ円錐ドリッパー 02
- サーバー
- ドリップポット(細口)
- グラインダー
- 丸美珈琲店のコーヒー豆
抽出
ニューウェーブドリップ(New Wave Drip)は、丸美珈琲店の代表、後藤 栄二郎(ごとう えいじろう)が、2012年から2013年にサンフランシスコとロサンゼルスを訪れたときに現地で見たサードウェーブ系コーヒーショップの抽出を参考にし、考案した抽出方法です。
- 約95℃の湯を用意します。ドリッパーにペーパーをセットし、リンスします。規定の粉量をドリッパーに投入します。
- スケールを0に設定し、低い位置から粉の中心に蒸らし湯量(注ぎ始め)を注湯します。注湯と同時にタイマーをスタートします。
- ヘラ or バターナイフで粉を撹拌し、湯を粉に浸透させます。タイマーが40秒になるまで蒸らします。
- 40秒後、湯を低い位置から勢いよく中心に注湯します。水位を高い状態に保つように、合計湯量まで注湯します。湯が落ち切るまで待ちます。
ニューウェーブドリップは、低めの位置から一気に注ぐのがコツです。レギュラーカップの浅煎りの21gのレシピでは、300ccまで一気に注ぎ、残りの60ccで湯量の調整のために少しづつ注ぎます。挽き目は、エスプレッソよりもわずかに粗い程度です。抽出後のコーヒー残渣が白っぽい泥のような状態になっていたら、挽き目が細かすぎます。コマンダンテ®では、17クリックを目安に調整します。
ニューウェーブドリップは、透過式と浸漬式とある抽出方法の中で、限りなく浸漬式に近い抽出方法です。成分は100%出し切ることで、甘さ、酸味、コクがはっきりと感じられます。ニューウェーブドリップの利点として、属人性が低く抽出が安定すること、粉量が少なく済むことが挙げられます。
美味しいコーヒーの淹れ方 コーヒー豆「スペシャルティコーヒ―」 - 丸美珈琲店:https://www.marumi-coffee.com/html/page7.html