カフェ ランバン ペルー エスペランサ & ロメリージョ 2020です。
カフェ ランバン(Café RANBAN)は、1977年に創業した北海道札幌市にある自家焙煎珈琲店です。札幌市の自家焙煎の先駆けとなる珈琲店の1つです。
ペルー エスペランサ & ロメリージョ 2020
エスペランサ & ロメリージョ
エスペランサ & ロメリージョ 2020(Esperanza & Romerillo 2020)は、ペルー(Peru)カハマルカ県(英語:Cajamarca Department、スペイン語: Departamento de Cajamarca)サン・イグナシオ(San Ignacio)に隣接するエスペランサ農園とロメリージョ農園にマイクロロットです。
標高1,700m - 1,800m、年間降雨量1,000mm - 1,500mm、シェードツリーに、バナナ、マンゴ、杉が使用されます。エスペランサ農園とロメリージョ農園の初輸出ロットです。
エスペランサは、ゲラルド・オカーニャが1960年に始めた農園。6人の子宝に恵まれたが、息子たちや娘たちはコーヒービジネスに関心を示さなかった。唯一コーヒービジネスに興味を持ったのが、息子のフロレンティーノだけだった。他の5人の子供たちは親から引き継いだ農園の持ち分を売却してしまったが、フロレンティーノだけは売却せず、農園を引き継いでいる。
ロメリージョは、ホアキン・ナルバイサが1930年に始めた農園。晩年は、農園を不法定住者に占拠され、それが原因で体調を崩し亡くなってしまった。その後、孫娘のグラシエラが不法定住者たちを排除し、土地を取り戻して、コーヒー農園を再開させた。現在、孫娘のグラシエラが牧畜と併用してコーヒー農園を引き継いでいる。
どちらの農園も自分のコーヒーを輸出するのは初めてとなる。
エスペランサ&ロメリージョ 2020
品種
品種はカツーラ(Caturra)、ムンドノーボ(Mundo Novo)、ブルボン(Bourbon)です。
精製方法
精製方法はウォッシュト(Washed)です。
乾燥はアフリカン・ベッドの天日乾燥です。
カフェ ランバン ペルー エスペランサ & ロメリージョ 2020
隣接したエスペランサ農園とロメリージョ農園の合作ロットです。爽やかなフルーティーさが特徴です。蜂蜜のような甘みがありバランスが良く飲みやすいコーヒーです。
カフェ ランバン
カフェ ランバンでは、コーヒーの焙煎度を選択できます。ペルー エスペランサ & ロメリージョ 2020は、浅煎り(ライトロースト)、中煎り(ミディアムロースト)、深煎り(フレンチロースト)、極深煎り(イタリアンロースト)から選択できます。
浅煎り(ライトロースト)
味
温かい状態ではマカダミアナッツのようなフレーバーが広がり、冷めてくると酸味と質感が生まれます。浅煎りでは、質感よりもフレーバーと酸味が前面に感じられます。
中煎り(ミディアムロースト)
味
とろみのある質感のバランスの取れた味わいが印象的です。はちみつのようなとろみのある口当たりが特徴的に感じられるコーヒーです。
深煎り(フレンチロースト)
味
とろっとした質感のマイルドでバランスの取れた味わいが印象的です。深煎りでは、バランスの取れた味わいが印象的です。
極深煎り(イタリアンロースト)
味
とろみのある質感と苦味のバランスの取れた味わいが印象的です。極深煎りになると、フレーバーよりも質感と苦味が前面に感じられます。
<参考>
「エスペランサ&ロメリージョ 2020」,ATC Specialty Coffee<https://www.specialtycoffee.jp/beans/2479.html>