パナマ クアトロ・カミノス・コーヒー・エステーツ
クアトロ・カミノス・コーヒー・エステーツ
クアトロ・カミノス・コーヒー・エステーツ(Cuatro Caminos Coffee Estates)は、パナマ(Panama)チリキ県(Chiriquí Province)ボケテ地区(Boquete District)に拠点を置くスペシャルティコーヒー経営会社です。アグロノソトロス(AgroNosotros)のコーヒー部門です。
クアトロ・カミノス・コーヒー・エステーツは、2014年に不作なコーヒー農園の買収し、それらを上手く運営し、高収量のスペシャルティコーヒー農園へと転換させることを開始しました。以前はインターナショナル・コーヒー・ファームス(International Coffee Farms)という名前で6年近く活動してきましたが、事業を拡大し、社名を変更しました。
ボケテ地区には、世界でもトップ・レベルのコーヒー農園がありますが、この地域の多くのコーヒー生産者は、彼らのように上手く農園を運営しているわけではありません。投資する資本がなく、ピークを過ぎたコーヒーノキを植え直すこともできないため、古い農園のまま少量の平均的なコーヒーを生産するに留まっています。
クアトロ・カミノス・コーヒー・エステーツは、これらの不作なコーヒー農園を再開発し、経済的、社会的、環境的に持続可能なスペシャルティコーヒー農園として蘇らせることを使命としています。
カカオ
クアトロ・カミノス・コーヒー・エステーツは、多数の投資家から少しずつ資金を募っています。2016年、クアトロ・カミノス・コーヒー・エステーツは、製品ポートフォリオに多様性を持たせるため、また投資家のために、カカオ/チョコレート産業に進出し、カカオの発祥の地メソアメリカのベリーズに手を伸ばしました。ベリーズは、数十年にわたる不手際と資金不足のため、カカオ産業は衰退の一途をたどっていました。
クアトロ・カミノス・コーヒー・エステーツは、カカオ農園の買収と開発を始め、ベリーズのカカオ産業の復興に努めています。また、2021年末には、ボカス・デル・トロ県(Bocas del Toro Province)チリキ・グランデ地区(Chiriquí Grande District)に、パナマで最初のカカオ農園、グリーン・エーカー・チョコレート・ファーム(Green Acres Chocolate Farm)を取得しました。
クアトロ・カミノス・コーヒー・エステーツ Cuatro Caminos Coffee Estates:https://real-coffee.net/category/coffee-origin/central-america/panama/boquete/cuatro-caminos-coffee-estates