カフェ ランバン:エチオピア イーストハラー4 ナフィシフィ
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カフェ ランバン エチオピア イーストハラー4 ナフィシフィです。

カフェ ランバン(Café RANBAN)は、1977年に創業した北海道札幌市にある自家焙煎珈琲店です。札幌市の自家焙煎の先駆けとなる珈琲店の1つです。

エチオピア イーストハラー4 ナフィシフィ

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ナフィシフィ

モハメッド・アブディラヒ・カヒン・オグサデイ(Mohammed Abdillahi Kahin Ogsadey)(1920年代 - 2006年)は、エチオピアを拠点とするソマリアの実業家であり、アフリカ初のコーヒー輸出企業であるM.A.O. ハラール・ホース(M.A.O. Harar Horse)を設立しました。

モハメド・アダラヒ・オグサデイ

オグサデイは、1920年代半ば、ソマリアのガビリー(Gabiley)の貧しい家庭に生まれました。父親のアブディラヒ・カヒン(Abdillahi Kahin)は、貧しい貿易商でしたが若くして亡くなり、母親が4人の息子と1人の娘を育てました。オグサデイとアリ・アブディラヒ(Ali Abdillahi)とアダン・アブディラヒ(Adan Abdillahi)の3人の兄弟は、コーヒービジネスに大きく関わり、ハジ・アスカル・アブディラヒ(Haji Askar Abdillahi)はガビリーに残り、やがて自分の名を築き上げました。

オグサデイと2人の兄弟は、やがて仕事とより良い未来を求め、エチオピアに移り住むことになりました。オグサデイはトラック運転手として、慎ましいスタートを切りました。その後、彼らは1942年にM.A.O.コーポレーション(M.A.O. Corporation)を設立し、東アフリカ最大級と言われるコーヒーの輸出入帝国を60年近くにわたって築き上げました。

オグサデイはコーヒーを扱い、アリは日々の取引の管理を担当し、最年少のアダンは商品の輸送を担当しました。オグサデイには20人の子供がおり、多数の姪、甥、孫が彼の巨大ビジネスに深く関わっているか、海外留学しています。

オグサデイは、面倒見の良い人物で、家族愛が成功の主な理由であると語っていました。その勤勉さが実を結び、「オグサデイ」というニックネームで呼ばれた彼は、やがてビジネスを3つの大陸に広げました。しかし、オグサデイが亡くなった2006年以降、M.A.O.は弱体化し、以前と同じように経営がうまくいかなくなりました。さらにエチオピアのコーヒーは、2008年春に残留農薬が検出されて以来、輸入量が激減し、一時日本の市場から姿を消しました。

イースト ハラー4 ナフィシフィ(East Harrar 4 Nafisifi)は、オグサデイの甥にあたるラシッド・アブディラヒ(Rashid Abdullahi)によって生産されたロットです。このロットは、ハラールの厳選された地域からコーヒーチェリーが調達され、細心の注意を払って手作業で選別、乾燥、果肉除去、再び手作業で選別、最終的に欠点がほぼゼロになるようにされ、ハラー・ホース・ブランドの栄光の時代に匹敵するカップ・クオリティを引き出しました。

品種

品種はエチオピア在来種(Ethiopia Heirloom)です。

精製方法

精製方法はナチュラル(Natural)です。

オグサデイは、エチオピアで最初に高床式の乾燥ベッドを使用した1人と言われています。

カフェ ランバン エチオピア イースト ハラー4 ナフィシフィ

エチオピア イースト ハラー4 ナフィシフィ

イルガチェフェなどで有名なエチオピア、その中でも最高級品として取引されるのがこのハラー地区で収穫された「モカハラー」です。完熟ブルーベリーやコンコードワインのようなフレーバーを持っています。

カフェ ランバン

カフェ ランバンでは、コーヒーの焙煎度を選択できます。エチオピア イースト ハラー4 ナフィシフィは、浅煎り(ライトロースト)、中煎り(ミディアムロースト)、深煎り(フレンチロースト)から選択できます。

浅煎り(ライトロースト)

浅煎り(ライトロースト)

ブルーベリー系のフレーバーが綺麗に広がります。

中煎り(ミディアムロースト)

中煎り(ミディアムロースト)

ブルーベリーのようなフレーバーが印象的です。浅煎りよりもバランスが取れ、より甘さの強い味わいです。

深煎り(フレンチロースト)

深煎り(フレンチロースト)

ブルーベリーのようなフレーバーが香る深煎りのコク深い味わいが印象的です。

<参考>

"Back on the Horse",Royal Coffee<https://royalcoffee.com/back-on-the-horse/

"Ethiopia Harar and Dire Dawa",sweet maria's coffee<https://library.sweetmarias.com/ethiopia-harar-and-dire-dawa/>

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