やなか珈琲店:ハイチ ティオット コリン
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やなか珈琲店 ハイチ ティオット コリンです。

やなか珈琲店は、1997年に設立された株式会社 やなか珈琲が経営するコーヒー店です。株式会社 やなか珈琲は、愛知県一宮市に本社を置くコーヒー豆の卸売メーカー、有限会社 エムジーコーヒー(MG COFFEE)の子会社です。1999年に家庭用コーヒー豆の販売拠点としてやなか珈琲店 谷中店を出店、現在は都内を中心に数十店舗を展開しています。

ハイチ ティオット コリン

ティオット コリン

ティオット コリン(Thiotte Colline)は、ハイチ(Haiti)で生産されたコーヒーのロットです。

「ティオット コリン(Thiotte Colline)」は、フランス語で「ティオットの丘」という意味です。ティオットは、ハイチ(Haiti)南東県(Sud-Est Department)ベランス郡(Belle-Anse Arrondissement)のコミューン(Commune)です。ラ・イスレタ(La Isleta)という農園で生産されたティピカ(Typica)のウォッシュト(Washed)です。

品種

品種はティピカ(Typica)です。

精製方法

精製方法はウォッシュト(Washed)です。

やなか珈琲店 ハイチ ティオット コリン

ハイチ ティオット コリン
ハイチ ティオット コリン

1950 年代まで、ハイチは生豆の輸出量が世界第 3 位でした。1950 年代以降、自然災害と政情不安によりコーヒー生産は激動の時代を迎え、2000年代のコーヒー相場の急落やハリケーン被害などにより、自給自足に近い多くの小規模生産者がコーヒーの栽培を止め、トウモロコシや豆類に植え替えを行った事で近年まで生産量が大幅に減少し、今ではかつて20社あった輸出会社は2社にまで縮小しています。1720 年代にフランスの海軍将校がマルティニーク島にコーヒーの苗を持ち込んだ事に由来するハイチのコーヒーは、その後300年にわたり生産方法がほとんど変わらず、農薬や化学肥料を購入する資金もないことからほとんどのコーヒーが有機無農薬栽培です。コーヒーの樹も多くが20年以上という非常に長い樹齢で、鬱蒼とした森の中に点在するような農園は1ヘクタール当たりの収穫量が他の中米諸国の1/10という生産効率の為、そのほとんどが昔のままの栽培環境が残されており、ティピカ種が持つ個性的な風味を感じる事が出来ます。によるシェードツリー、麓の町にある精選工場までの道の確保など、様々な努力によって作られています。また過疎化の進んだ産地の生産者のために医療の保証や学校で使用する教材の提供など、コーヒーの生産が続けられるような地域貢献も積極的に行っています。

やなか珈琲店

顕著なナッツフレーバー、バターのような滑らかでリッチなボディが印象的です。産地の特徴を感じさせる個性的な味わいです。


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