カフェテナンゴ グアテマラ エル・インヘルト農園 マラゴジペです。
カフェテナンゴ(Cafetenango)は、2008年に創業した東京都世田谷区の中米スペシャルティコーヒー専門店です。店主の栢沼 良行(かやぬま よしゆき)が直接現地の農園に赴き、信頼関係を築いた農園からコーヒーを買い付けています。
グアテマラ エル・インヘルト農園 マラゴジペ
エル・インヘルト農園
エル・インヘルト農園(Finca El Injerto)は、グアテマラ(Guatemala)ウエウエテナンゴ県(Huehuetenango Department)ラ・リベルタード(La Libertad)に位置する農園です。コーヒー生産地域としては、ハイランド・ウエウエ(Highland Huehue)に区分されます。
エル・インヘルト農園については、以下の記事を参照してください。
品種
品種はマラゴジッペ(Maragogipe)です。
タンザニア202という農園南西部にある小さな区画にそれは育つ。約40年前にアルトゥーロの父の友人がタネを持ってきたそうで、インヘルトで栽培されている品種の中でも古い部類に入る。
当時はまだマラゴジペがどのようなものか分からず、植えてみて生産性が低かったら困るということで、少しだけしか植えられることがなかった。現在でも少量しか生産されないのはそのためである。
異国から来たマラゴジペにとってこの区画は特別に居心地が良く、素晴らしいコーヒーが産出されるようになった。
あまり知られていない話だが、カップオブエクセレンスにたった一度だけ出品されたことがあり、見事3位に入賞している。(2011年)
カフェテナンゴ
精製方法
精製方法はウォッシュト(Washed)です。
カフェテナンゴ グアテマラ エル・インヘルト農園 マラゴジペ
量は多くないが今でも大切に育てられている大粒品種。過去にCOE3位入賞歴があり、エル・インヘルトの隠れた名品。日本で毎年購入している会社は、カフェテナンゴしかありません。パカマラとは違う独特の個性があり、リピーターが多い豆でもあります。
カフェテナンゴ
味
チョコレートやマンゴーの印象、ミルキーな口当たり、エル・インヘルト特有の清涼感のある独特のフレーバーが広がります。エル・インヘルトのパカマラに近い印象です。