タカセは、1920年(大正9年)に創業した洋菓子店です。「タカセ」という店名は、創業者の森 茂吉が香川県三鷹市高瀬町出身であることに由来しています。
創業者である私の曽祖父(ひいおじいさん)は上京して、池袋で店をかまえたんです。まずはあんぱんから始めたと聞いてますが、本人はパンの製造の知識や経験はなかったので、いろいろな方に職人さんを紹介してもらって、試行錯誤を繰り返しました。そうして、自分のできる形で、パン屋をスタートさせたのが始まりと聞いています。曽祖父が香川県の高瀬町の出身なので、それが「タカセ」という名前の由来です。
「街のシンボルとして愛され続ける、洋菓子店のパン 東京・池袋「タカセ洋菓子」」,ぱんてな 2022年11月8日.
1935年(昭和10年)頃から森永がフランチャイズ式で展開していた「森永ベルトラインストア」の一員となり、パン、洋菓子、レストラン3本柱で営業を開始しました。戦後に4階建てのビルを新築、1962年(昭和37年)に「タカセ洋菓子株式会社」として法人化しました。そして、1978年(昭和53年)に9階建てビルに改築、現在は池袋本店をはじめ、板橋、巣鴨、南池袋に店舗を構え、営業しています。
タカセ 池袋本店とコーヒーサロン タカセ
外観
1階はパン・洋菓子コーナーです。
2階は喫茶室、3階はグリル(レストラン)です。
9階はコーヒーラウンジです。
喫茶室
フルーツパフェ
メニューの絵は、東郷 青児によるものです。タカセのクッキー缶や包装紙にも、東郷 青児の絵が使用されています。
喫茶室では、昔懐かしい味わいの昭和のパフェが味わえます。
別館 コーヒーサロン タカセ
コーヒーサロン タカセは、タカセ 池袋本店の裏手にあるセルフサービス方式のベーカリーカフェです。1階と2階で約150席あります。
コーヒーサロン タカセは、午前8時から営業しており、モーニングを提供しています。