橘珈琲店:南アフリカ ビーバー・クリーク農園 オールドクロップ 深煎り

橘珈琲店 南アフリカ ビーバー・クリーク農園 オールドクロップ 深煎りです。

橘珈琲店は、石川県金沢市にある自家焙煎珈琲店です。

南アフリカ ビーバー・クリーク農園 オールドクロップ 深煎り

ビーバー・クリーク農園

"Beaver Creek Coffee Estate Port Edward KwaZulu Natal South Africa - Africa Travel Channel",Africa Travel Channel 2010年3月3日.
ビーバー・クリーク農園の所在地 出典:アタカ通商

ビーバー・クリーク農園(Beaver Creek Estate)は、南アフリカ共和国(Republic of South Africa)クワズール・ナタール州(KwaZulu-Natal Province)ポート エドワード(Port Edward)のリゾート・タウンに位置する観光農園です。

ビーバー・クリーク農園は、世界最南端に位置するコーヒー農園として知られています。農園は1984年にエド・カミング(Ed Cumming)とダグ・タッパー(Doug Tupper)によって設立され、3世代にわたってコーヒー生産が受け継がれています。1986年にコーヒーノキの栽培を始め、3年後に初収穫を迎えました。4本のコーヒーノキから始めたこの農園は、現在6万本のコーヒーノキを所有しています。

ビーバー・クリーク農園は、14ヘクタールの土地で年間10トンから15トンのコーヒーを生産しています。また、農園は主にアフリカから、35トンから40トンのコーヒーを輸入しています。

ビーバー・クリーク農園は、南アフリカ周辺の小売業者やコーヒーショップにコーヒーを供給しているほか、日本、イギリス、アメリカ合衆国、デンマーク、ドイツなど国への輸出も行っています。

日本へは、2012年産のロットを最後に、それ以降は輸入されていません。このロットは、2012年にアタカ通商に入荷したロットのオールドクロップです。

品種

品種はSL-28です。

ビーバー・クリーク農園は、SL-28、カツアイ(Catuai)、F6を生産しています。

精製方法

精製方法はウォッシュト(Washed)です。

橘珈琲店 南アフリカ ビーバー・クリーク農園 オールドクロップ 深煎り

南アフリカ ビーバー・クリーク農園 オールドクロップ 深煎り

ローストした胡桃の香ばしさ、ダークチョコレートような濃厚な香りに苦味よりも甘味が強く感じられ、スパイシーで重厚なコクを持つ南アフリカ産の希少な珈琲
オールドクロップ特有の熟成した香りがあります
2012年産の豆を定温で長期熟成しました

産地:クワズール・ナタール州ポートエドワード  ビーバークリーク農園
品種:SL28
精製方法:フルウォッシュド

橘珈琲店

SL28のキャラクターがはっきりと出ている。モミの木、グレープフルーツ、グランベリー、シュガーの甘味。クリスプ、穏やかな酸味、ライトボディのシロップのような口当たり。もし酸味に幅と奥行きが出てくれば、ケニアの上物に匹敵する。

KENNETH DAVIDS WRITING AND CONSULTING

バランスの取れたボディと苦味をベースに、オールドクロップのスパイシーで枯れた木のような味わいが穏やかに広がります。冷めてくると、SL-28の酸味の印象が現れてきます。ロー珈琲(超低温焙煎)のために、非常に穏やかな味わいです。

<参考>

「ビーバークリーク農園」,ATC Specialty Coffee<https://www.specialtycoffee.jp/beans/877.html>

Beaver Creek – We live for coffee<https://www.beavercreek.co.za/>

"Caffeine Boost For Africa’s Economy",Forbes Africa<https://www.forbesafrica.com/focus/2017/10/24/caffeine-boost-africas-economy/>

"The Cry of the Coffee"<https://www.dailymaverick.co.za/article/2021-02-05-the-cry-of-the-coffee/>

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事