コーヒーの品種:パナマ・モカ(モキータ)

コーヒーの品種 パナマ・モカ(モキータ)

パナマ・モカ(モキータ)

品種

パナマ・モカ(Panama Mokka)は、パナマ(Panama)のガリード家(Garrido Family)によって栽培され始めた品種です。別名「モキータ(Mokkita)」とも呼ばれています。

歴史

ガリード家は、コスタリカの国立生物多様性研究所(インビオ)(INBio)(スペイン語:Instituto Nacional de Biodiversidad)を訪れ、コーヒーの遺伝に関しての学習を行いました。2019年までに、彼らのラボでは、表現型とカップ・プロファイルの異なる非常に古いコーヒーノキの、700のテスト・サンプルがカッピングされました。

ゲイシャが注目を浴びていた2000年代後半に、カフェ・バッハ(cafe Bach)のオーナーであり当時日本スペシャルティコーヒー協会(SCAJ)(Specialty Coffee Association of Japan)の会長であった田口 護(たぐち まもる)が、彼らのラボを訪れました。彼はこのコーヒーに圧倒され、生豆について調査するとそれがモカであることがわかりました。

このコーヒーは、田口が60年前にカッピングしたアフリカ・コーヒー・ステーションからきたコーヒーをはっきりと思い出させるものでした。彼はこのコーヒーを購入したいと思いましたが、カッピング分の生豆しかなかったため、彼らにこのコーヒーを植えるように勧めました。

そこから、カッピング、野外観察、そして、原型の一つのコーヒーノキからの4つの異なる表現型の選択を通じて、15年以上かけて純化と決定を行いました。そして、2020年のベスト・オブ・パナマ(BoP)(Best of Panama)のトラディショナル ナチュラル(Traditional Natural)部門に出品され、第1位に輝きました。2020年に続いて、2021年のベスト・オブ・パナマ(BoP)のバラエタル ナチュラル(Varietal Natural)部門でも第1位に輝きました。

これらの4つのストレイン(株)は、生産量、耐性、カップ・クオリティで大きな類似点と相違点を有しています。

特徴

"El Mokka de Panamá, una nueva variedad de café que comienza a conquistar al mercado mundial",SCAP PANAMA 2020年9月16日.

ホセ・ダビド・ガリード(Jose David Garrido)によると、非常にフローラルで、白、黄、赤、紫のフルーツ、ナッツ、ハーブのようなフレーバーを持つ非常に高品質な品種です。

パナマ・モカ Panama Mokka, モキータ Mokkita:https://real-coffee.net/category/varieties/panama-mokka

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