サザコーヒー:パナマ ママ・カタ モキータ・プロセス B480 ベスト・オブ・パナマ 2020年 トラディショナル ナチュラル/ハニープロセス部門 第1位

パナマ ママ・カタ モキータ・プロセス B480 ベスト・オブ・パナマ 2020年 トラディショナル ナチュラル/ハニープロセス部門 第1位

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ママ・カタ・エステート

ママ・カタ・エステート(MAMA CATA Estate)は、パナマ(Panama)チリキ県(Chiriquí Province)ボケテ地区(Boquete District)アルト・キエル(Alto Quiel)に位置する農園です。標高1,500m-1,750mで、農園面積は50ヘクタール、栽培面積は48ヘクタールです。

経営会社は、ガリードズ・コーヒー & エステーツ(GARRIDO’S COFFEE & ESTATES)です。

この農園は1900年代初頭に創業されてから現在まで、様々な農園主によって所有されてきました。ボケテ地区がダビド地区(David District)に属していた1907年には、すでに農園として存在していました。そして、1911年にボケテが地区として法的に設立されるまで、 キエル地域(Quiel Region)の一部と見なされていました。

農園の創業者は、キエル地域の名前の由来となったキエル家(Quiel Family)である可能性が高く、異なった研究は、モラレス家(Morales Family)かシットン家(Sitton Family)である可能性も指摘しています。

1900年代初頭のその時点から、農園はフィッシャー家(Fischer Family)が所有していました。ルイス・フィッシャー(Louis Fischer)とカタリナ・フィッシャー(Catalina Fischer)は、ジャマイカ出身のパナマ国籍の夫婦で、この農園で成長した娘がいました。彼らはいくつかのことを同時に進行していました。ボケテ地区にコーヒー農園を設立したフィッシャーは、ボカス・デル・トロ(Bocas del Toro)のバナナ農園にも参画していました。

フィッシャー家は、アルト・キエルでコーヒーを生産した最初の一つです。当時コーヒーのバイヤーとして知られていたのは、プリニオ・ルイス・シニア(Plinio Ruiz Senio)氏であり、ドイツの輸出業者でした。

パナマ運河の開通と同じ時期の1914年に、ジュリア(Julia)、トレフ・モニック(Tollef Monnich)、ミス・アーチャー(Miss Archer)の名前が記録されていますが、キエルで最初にコーヒー農園を確立したのはフィッシャー家のようです。

口承で伝えられる歴史は、カタリナがジャマイカやその他の場所から、農園に植えるためにコーヒーの種子を持ち込んだことについて言及しています。

1940年代にルイス・フィッシャーが亡くなり、カタリナが現在の農園主であるテオドロ・ガリード(Teodoro Garrido)氏に農園を売却するまで、ママ・カタ・エステートは、テキサス(TEXAS)という名前で知られていました。

1970年代半ばに農園を受け継いだテオドロ氏は、カタリナの名前に因んで「ママ・カタ(MAMA CATA)」と名付けました。現在はガリード家の第2世代であるギッセル(Gissell)、リリアーナ(Liliana)、ホセ・ダビド(Jose David)が屋台骨を支えています。

ガリード家はママカタ農園の他にも、ボケテ地区のボルカンシト(Volcancito)にボルカンシト・エステート(Volcancito Estate)、 アルト・リノ(Alto lino)にマルガリータ・エステート(Margarita Estate)、 ラ・カテラ(La Catera)にエル・パロマル・エステート(El Palomar Estate)を所有しています。

品種

品種はパナマ・モカ(Panama Mokka)です。

ガリード家は、コスタリカの国立生物多様性研究所(インビオ)(INBio)(スペイン語:Instituto Nacional de Biodiversidad)を訪れ、コーヒーの遺伝に関しての学習を行いました。2019年までに、彼らのラボでは、表現型とカップ・プロファイルの異なる非常に古いコーヒーノキの、700のテスト・サンプルがカッピングされました。

ゲイシャが注目を浴びていた2000年代後半に、カフェ・バッハ(cafe Bach)のオーナーであり当時日本スペシャルティコーヒー協会(SCAJ)(Specialty Coffee Association of Japan)の会長であった田口 護氏が、彼らのラボを訪れました。彼はこのコーヒーに圧倒され、生豆について調査するとそれがモカであることがわかりました。

このコーヒーは、田口氏が60年前にカッピングしたアフリカ・コーヒー・ステーションからきたコーヒーをはっきりと思い出させるものでした。彼はこのコーヒーを購入したいと思いましたが、カッピング分の生豆しかなかったため、彼は彼らにこのコーヒーを植えるように勧めました。

そこから、カッピング、野外観察、そして、原型の一つのコーヒーノキからの4つの異なる表現型の選択を通じて、15年以上かけて純化と決定を行いました。そして、2020年のベスト・オブ・パナマ(BoP)(Best of Panama)のトラディショナル ナチュラル(Traditional Natural)部門に出品され、第1位に輝きました。

これらの4つのストレイン(株)は、生産量、耐性、カップ・クオリティで大きな類似点と相違点を有しています。

区画

区画はカーサ・アバホ(CASA ABAJO)です。

このエコトープ(生息空間)は、太平洋の影響を受けた北部の雨とそよ風が寄せる堅固な気象パターンを有しており、穏やかな日射と寒冷な天候が特徴です。

精製方法

精製方法はモキータ・プロセス(Mokkita Process)です。

この精製方法は、アネロビック ・スロー・ドライ(ASD)(Anaerobic Slow Dry)によるものです。「モキータ(Mokkita)」は、おそらく「モカ(Mokka)」とかけた造語です。

ベスト・オブ・パナマ 2020

ママ・カタ モキータ・プロセス B480(Mama Cata Mokkita Process – B480)は、2020年のベスト・オブ・パナマ(BoP)(Best of Panama)のトラディショナル ナチュラル/ハニープロセス(Traditional N-H-P)部門部門で91.0点を獲得し第1位に入賞しました。

ロットスコアBoxes重さ入札単位入札合計数件名最高入札者
TN-01912100lbs$0.50$142.50/lb$14,250.00MAMA CATA MOKKITA PROCESS – B480SAZA COFFEE Coffee Tech ltd (coffee-tech.co.nz) L'escargot d'or cosmetocafe coffee treasure for Stitch Coffee&Blackdrum Roasters
Best of Panama eAuction - Speciality Coffee 2020

2020年9月17日(日本時間)に行われたオークションで、サザコーヒーによって、1ポンドあたり142.50米ドルで落札されました。

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サザコーヒー パナマ ママ・カタ モキータ・プロセス B480 ベスト・オブ・パナマ 2020年 トラディショナル ナチュラル/ハニープロセス部門 第1位

ママ・カタ モキータ・プロセス B480

Description:PANAMA MOKKA. Floral: very beautiful florals, fragrant, roses, floral, jasmine, vanilla, orange flower, fistula reed and lavender. Fruits /White: White peach, coco and lychee /Green: Kiwi, green melon, green grapes and lemon. /Yellow: Pineapple, apricot, nectarine /Orange: Peach, mandarin, bergamot fruit, stone fruit and orange. /Red: Cranberry, raspberry, cherry, strawberry, blood orange, apple, tropical fruit /Purple: Fig, blueberry, berry, grapefruit. Dry/ Hazelnuts, almonds, golden raisins, /Herbal: Mint, rose tea, lemongrass and black tea. Roots: Ginger. Bark: Cinnamon. Sweet: Candy, very sweet, hard candy, sugar cane, syrupy, honey, brown sugar, caramel and molasses. Citric Acidity: Nice citric acidity, bright, vibrant, bergamots like. Creamy Body: Umami, jammy, chocolate, mid range body, silky as it cools, marzipan, mellow. Orange in the Fragrance. Perfume and spices in the Aroma. Rich flavor, red wine with spice, cinnamon and juicy. Elegant. Pacamara and Geisha remainder. Good mouth feel, so sweet, Outstanding. Super clean. Balanced, harmonious. Sustained through tem range. Persistent citrus notes. Very drinkable. Elongated and juicy after taste. Floral notes as it cools temperature. Gets better as it cools.
Coffee and cupping details

花や白桃のようなエレガントで上品な甘いフレーバーとシルクのような滑らかな口当たりから、レモングラスのような甘さのある酸味とシロップのような口当たりに移り変わります。冷めてくるとミルクチョコレートのようなコクが生まれ、見え隠れするアーモンドやヘーゼルナッツのようなフレーバーがアクセントとなっています。極めてクリーンでエレガントなコーヒーです。

<参考>

「Lot TN-01: MAMA CATA MOKKITA PROCESS – B480」,Best of Panama<https://auction.bestofpanama.org/ja/lots/mama-cata-mokkita-process--b480>

「GARRIDO’S COFFEE & ESTATES」,Specialty Coffee Association of Panama<http://scap-panama.com/2017/04/04/garridos-coffee-estates/>

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