ヒロコーヒー グアテマラ セイラン農園です。
ヒロコーヒー(HIRO COFFEE)は、1977年創業の大阪府吹田市に本社を置くコーヒー会社です。
グアテマラ セイラン農園
セイラン・イ・アネクソス農園
セイラン・イ・アネクソス農園(Finca Ceylan y Anexos)は、グアテマラ(Guatemala)チマルテナンゴ県(Chimaltenango Department)サン・ミゲル・ポチュタ(San Miguel Pochuta)に位置する農園です。コーヒー生産地域としては、トラディショナル・アティトラン(Traditional Atitlán)に区分されます。
農園主はダリウス・エチェベリア・サチリッソン(Dariush Echeverria Zachrisson)です。
セイラン・イ・アネクソス農園は、1870年からエチェベリア家(Echeverria Family)の所有の下で、コーヒーの生産と精製を行ってきました。当初はセイラン・イ・コリマ農園(Finca Ceylan y Colima)という農園名でしたが、後に他の農園を傘下に収めたため、セイラン・イ・アネクソスと呼ばれるようになりました。この農園では、主に地元の労働者を雇い、町の人々の雇用を生み出しています。
また、セイラン・イ・アネクソス農園は、70年近く前からサトウキビも栽培し、黒砂糖を使ったパネラを生産していました。しかし、大雨によって農園の川が溢れて、製糖工場や機械が破壊されたため、パネラは生産されなくなりました。バナナはもともとコーヒーのシェードとして植えられましたが、その後、農園に利益をもたらす重要な代替作物となりました。
セイラン・イ・アネクソス農園は、2013年からバードフレンドリー(Bird Friendly)の認証を取得しています。
品種
品種はブルボン(Bourbon)、ゲイシャ(Geisha)、その他です。
セイラン・イ・アネクソス農園は、HIROCERT契約農園です。
この農園の品種はブルボン種が40%、ゲイシャ主が35%で、残りがカツーラ種、低地ではロブスタ種も栽培されています。
「HIROCERT契約農園」,ヒロコーヒー
ブルボン種、ゲイシャ種、カツーラ種は混植のため、分けての収穫はできませんが、カップは非常にクリアーで明るい酸がありフルーツ感があります。
オーナーの哲学とセンスが非常に強く反映された素晴らしい農園です。
精製方法
精製方法はウォッシュト(Washed)です。
ヒロコーヒー グアテマラ セイラン農園
口当たりが優しく、チョコレートのフレーバー。
ヒロコーヒー
ほのかな酸味ととろりとした甘さと質感が上質なカップ。
味
ナッツのようなフレーバーとチョコレートのようなボディ、とろみのある口当たりと甘さが印象的です。グアテマラらしい爽やかな味わいです。