ローソン マチカフェ:スマトラタイガー(アイスコーヒー)

2019年8月13日に、ローソンのマチカフェでスマトラタイガー(アイスコーヒー)が発売されました。

ローソン マチカフェ(MACHI café)は、大手コンビニコーヒーの一つです。マチカフェでは通常の100円コーヒーの他に、希少豆を使った限定メニューのコーヒーを販売しています。今回のスマトラタイガーは、300円(税込)で販売されました。

インドネシア スマトラ島 マンデリン スマトラタイガー

スマトラタイガー

スマトラタイガー(Sumatra Tiger)は、北スマトラ州(英語:North Sumatra Province、インドネシア語:Sumatra Utara)の中央に位置する世界最大のカルデラ湖であるトバ湖(英語:Lake Toba、インドネシア語:Danau Toba)南部、西からドロックサングルール(Dolok Sanggul)、リントンニフタ(Lintong Nihuta)、シボロンボロン(Siborongborong)でバタック族(Batak People)が栽培しているリントン・マンデリン(Lintong Mandheling)です。

抽出

コンビニ各社の抽出方法はそれぞれ異なります。大手3社のコンビニでは、セブンイレブンがドリップ方式、ローソンとファミリーマートがエスプレッソ方式です。エスプレッソ方式で淹れたコーヒーをドリップコーヒーと同じ濃さにする方法に、「アメリカーノ」と「ルンゴ」という二つの方法があります。「アメリカーノ」はエスプレッソをお湯で薄める方法で、「ルンゴ」ではエスプレッソ用に挽いた豆を抽出時間を長くし、ドリップコーヒーと同じ濃さになるまでお湯を注ぎ続けます。ローソンとファミリーマートの抽出方法はこの「ルンゴ」です。ローソンのコーヒーはエスプレッソ方式のため、他社に比べると苦味が強いのが特徴です。

ローソンは、新型マシンとして「メリタ カフィーナXT6」の導入をはじめました。新しいマシンは現在のマシンと同様のエスプレッソ方式で、現在約40秒で抽出しているホットコーヒー(S)を約25秒で抽出し、約15秒短縮することが可能です。また、現在約29秒で抽出しているカフェラテ(M)を約20秒で抽出し、約9秒短縮します。これにより、商品を手渡しする時間を大幅に短縮することが可能になります。また、豆を砕くグラインダーはフラットディスク形式で、コーヒー豆が均一の粉状になることで雑味が減ります。また、より細かいメッシュのマイクロフィルターを使用することで、コーヒー本来の味をよりクリアに感じられるようになりました。

また、現在のマシンより清掃時間が1日20分短縮でき、WiFi機能によるメニューの全店一斉改定が可能となります。現在はまだ随時導入段階にあり、2021年度には約14,000店が新型マシンとなる予定です。すでに導入されているお店ではよりクリアに、さらに美味しくなったコーヒーを飲むことができます。

アーシー(大地の香り)な香味とカビのような風味、バターのような甘さと滑らかな口当たり、深煎りの強い苦味が特徴です。特にスマトラ・マンデリンが持つアーシーな香味とカビのような風味は、際立った個性であるとともに、好き嫌いをはっきり分けます。

ローソン マチカフェ スマトラタイガー(アイスコーヒー)

スマトラタイガー(アイスコーヒー)

スマトラタイガーの名を冠したこの豆は、良質で大粒の完熟豆だけを厳選。しっとりとした甘み、マンデリン特有の果実を思わせる軽やかな酸味となめらかな口当りが特徴です。

ローソン

焙煎

インドネシアのスマトラ島 マンデリンは、基本的にすべて深煎りで焙煎されます。

スマトラタイガー特有のアーシーな香りのあるアイスコーヒーですが、香りが特段際立っているわけではありません。また、インドネシア マンデリンのなかでは酸味が強めです。独特の香味が好き嫌いを分けるスマトラタイガーですが、比較的スッキリした味わいで、飲みやすいコーヒーとなっています。

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