工房 横井珈琲:ブルンジ ガテュクザ・コーヒー・ウォッシング・ステーション ブルンジ カップ・オブ・エクセレンス 2019年 第1位
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工房 横井珈琲 ブルンジ ガテュクザ・コーヒー・ウォッシング・ステーション ブルンジ カップ・オブ・エクセレンス 2019年 第1位です。

工房 横井珈琲は、1996年に創業した北海道札幌市西区発寒に本店を置くスペシャルティコーヒー専門店です。オーナーは、横井 力(よこい ちから)です。

https://real-coffee.net/cafe-hokkaido-sapporo-yokoi-coffee

ブルンジ ガテュクザ・コーヒー・ウォッシング・ステーション ブルンジ カップ・オブ・エクセレンス 2019年 第1位

ブルンジ

ブルンジ共和国(Republic of Burundi)(通称ブルンジ、またはブルンディ(Burundi))は、東アフリカの内陸国です。

ブルンジはかつて、北に隣接するルワンダとともに、ルアンダ=ウルンディとしてベルギーの植民地支配下にありました。ブルンジはベルギーの植民地支配下にあった1930年代に、ベルギー人によってアラビカ種のコーヒーノキが導入されました。

ブルンジの先住民族はベルギー植民地支配下でコーヒー栽培が義務付けられましたが、独立後もより良い生活のための手段として、コーヒー栽培は続けられました。

1962年にベルギーからの独立を果たしたブルンジは、世界銀行(World Bank)の支援を得て、コーヒー産業に多大な資金を投資しました。全国にコーヒー・ウォッシング・ステーション(CWS)(Coffee Washing Station)が建設され、1962年の独立から1990年代初頭までコーヒー生産は急速に増加しました。

しかし、1990年代から2000年代までのブルンジ内戦によって、多くの人が土地を失い、コーヒーは耕作放棄されました。コーヒーの栽培を続けていた人々も、ブルンジの地理的条件によって、コーヒーを市場へと売り出すことが困難になりました。ブルンジは内陸国のため、平時であっても、整備されていない道路を長距離移動してコーヒーを運ぶ必要があり、隣国に到着してからは、さらにその国の港まで運ぶ必要があります。コーヒーの輸送にかかる費用は法外なものとなり、アメリカやヨーロッパに貨物船で輸送するよりも費用がかかることがあります。戦時中においては、この輸送は多くの危険に直面することを意味しました。

2005年に民主的に選出された大統領が就任してから、政府と国際民間企業​​の両方がコーヒーへの投資を開始しました。また、小規模生産者たちは、自己決定権を強めるために協同組合を組織し始めました。

今日、コーヒーはブルンジの最も重要な産業となっています。ブルンジには、約60万人のコーヒーの小規模生産者がおり、約500万人の生活を支えています、これは約1100万人のブルンジの人口のほぼ半数を占めています。

ブルンジでは、国営と民間部門の両方が、コーヒー・ウォッシング・ステーションの管理会社および輸出業者として、ブルンジのコーヒー産業を牽引しています。国営企業は、ソジェスタル(Sogestals)(フランス語:Sociétés de Gestions des Stations de Lavage、英語:Washing Station Management Companies)と呼ばれています。また、民間企業は、様々に異なる名称で事業を行うことができます。

ブルンジのコーヒー・ウォッシング・ステーションの管理会社は、小規模生産者の支援や教育を提供し、高品質のスペシャルティコーヒーを生産する上で重要な役割を果たしています。

ガテュクザ・コーヒー・ウォッシング・ステーション

ガテュクザ・コーヒー・ウォッシング・ステーション

ガテュクザ・コーヒー・ウォッシング・ステーション(Gatukuza Coffee Washing Station)(以下、ガテュクザCWS)は、ブルンジで事業を展開するエツ・ンドゥウェズ・テレンス(Ets NDUWAYEZU Therence)が所有するコーヒー・ウォッシング・ステーションです。

ガテュクザCWSは、ブルンジ北部ンゴジ県(Ngozi Province)ガシ・カンワ自治体(Gashi-Kanwa Commune)ガテュクザ村(Gatukuza Village)に位置しています。標高1,750m-1,800mの約1,500の小規模生産者たちが栽培したコーヒーが、このコーヒー・ウォッシング・ステーションに集められます。

ガテュクザCWSは、2008年に操業を開始しました。当初はコマーシャルコーヒーを生産していましたが、2013-2014年からはスペシャルティコーヒーの生産を始めました。

受賞歴

ガテュクザCWSは、2019年のブルンジ カップ・オブ・エクセレンスで、90.13点を獲得し第1位に輝きました。

品種

品種はブルボン(Bourbon)です。

ブルボンはブルンジの主要な栽培品種です。

精製方法

精製方法はナチュラル(Natural、乾式)です。

ブルボンをナチュラル精製することで、様々なフルーツのような明るいフレーバーを生み出しています。

工房 横井珈琲 ブルンジ ガテュクザ・コーヒー・ウォッシング・ステーション ブルンジ カップ・オブ・エクセレンス 2019年 第1位

ブルンジ ガテュクザ・コーヒー・ウォッシング・ステーション ブルンジ カップ・オブ・エクセレンス 2019年 第1位
ブルンジ ガテュクザ・コーヒー・ウォッシング・ステーション ブルンジ カップ・オブ・エクセレンス 2019年 第1位

ガテュクザ・コーヒーウォッシングステーションは、ンゴジ県シキロ地区に本社を置くEts NDUWAYEZU Therence社が所有するコーヒー生産処理場です。

同ステーションでは2008年の操業開始当時から良質なコマーシャルコーヒーを生産してきましたが、2013~2014年の収穫期からはスペシャルティコーヒーの生産も開始しました。

ガテュクザ・コーヒーウォッシングステーションはブルンディ北部のンゴジ県ガシカンワ地区のガテュクザ村に位置しています。

このウォッシングステーションには、ガテュクザ村をはじめ、近隣の村々の、およそ1,500名ほどの生産者からコーヒーが持ち込まれます。一人あたりの生産者が所有するコーヒーの木は300本ほどです。

各生産者は、コーヒーの収穫量を増やすために、ブルンディのコーヒー関連機関やガテュクザ・コーヒーウォッシングステーションの助けも借りて、新たなコーヒーの苗を植えて栽培面積を広げています

工房 横井珈琲 ホームページより

Coffee Characteristicsraspberry, apple mint, rose, chocolate, perfume, pineapple, strawberry cream, goji berry, fig, honey, cinnamon, berry juice, jackfruit, sake, mango
Aroma/Flavortartaric, complex
Acidityreally structured, jammy mouthfeel, silky, creamy, sweet finish
カッピング ・プロファイル、ACEより

ピーチやメロンのようなフレーバー、ローズやベリー系のフレーバーと酸味、ジャムのような口当たりが印象的です。ナチュラルの発酵臭と酸味の印象が強いコーヒーです。

<参考>

「90.13」,ACE<https://allianceforcoffeeexcellence.org/directory/90-13-5/>

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