カフェ ランバン パナマ エスメラルダ農園 ゲイシャ エスメラルダ・スペシャル 2019 ES-W-1 マリオ・サン・ホセ ウォッシュトです。
カフェ ランバン(Café RANBAN)は、1977年に創業した北海道札幌市にある自家焙煎珈琲店です。札幌市の自家焙煎の先駆けとなる珈琲店の1つです。
パナマ エスメラルダ農園 ゲイシャ エスメラルダ・スペシャル 2019 ES-W-1 マリオ・サン・ホセ ウォッシュト
エスメラルダ農園
エスメラルダ農園(Hacienda La Esmeralda)は、パナマ(Panama)チリキ県(Chiriquí Province)ボケテ地区(Boquete District)に位置する農園です。ピーターソン家(Peterson Family)が所有する世界的に有名な農園で、特にゲイシャ(Geisha)を世界に知らしめたことで知られています。
エスメラルダ農園については、以下の記事を参照してください。
エスメラルダ・スペシャル 2019 ES-W-1 マリオ・サン・ホセ ウォッシュト
エスメラルダ農園内には、ハラミージョ(Jaramillo)、カーニャ・ベルデス(Cañas Verdes)、エル・ベロ(El Velo)、パルミラ(Palmira)の4つの農園があります。
エスメラルダ・スペシャル 2019 ES-W-1 マリオ・サン・ホセ ウォッシュト(Mario San Jose Washed)は、2019年に行われたエスメラルダ農園のプライベート・オークションである「エスメラルダ・スペシャル 2019(Esmeralda Special 2019)」に出品されたロットです。ハラミージョのマリオ(Mario)区画で3月に収穫されたウォッシュト(Washed)精製のゲイシャ(Geisha)です。
ダニエル・ピーターソン(Daniel Peterson)がゲイシャを再発見したのが、このマリオという区画です。この区画は、絶えず霧が立ち込める特殊なマイクロクライメイト(微気候)があり、この区画で生産されるゲイシャはエスメラルダ農園のゲイシャのなかでも特別な香味を有しています。
このロットは、1ポンドあたり61ドルで落札されました。1ケース50ポンド(22.68kg)の箱が日本に6箱のみ入荷し、そのうち2箱がカフェ ランバンに入荷しました。
去年(2018年)のパナマ エスメラルダ スペシャル2018 ES-W-1 マリオ・カルナバルは、日本に1箱しか入荷しなかったため、豆売りはありませんでした。落札価格は100ドルでした。2018年のマリオ・カルナバルは、ジャスミンのようなゲイシャ特有のフレーバーが非常にクリーンに表現されていました。
カフェ ランバン パナマ エスメラルダ農園 ゲイシャ エスメラルダ・スペシャル 2019 ES-W-1 マリオ・サン・ホセ ウォッシュト
2019年のオークションロットです。標高1,600m~1,800mのエリアで生産されカッピング評価90点以上がついた特別なゲイシャです。花のような香り、レモン、オレンジ等の柑橘系を思わせるフレーバー、すっきりとした甘味を伴った酸味を持ち合わせています。
カフェ ランバン
カフェ ランバンでは、コーヒーの焙煎度を選択できます。パナマ エスメラルダ農園 ゲイシャ エスメラルダ・スペシャル2019 ES-W-1 マリオ・サン・ホセ ウォッシュトは、浅煎り(ライトロースト)、中深煎り(ミディアムハイロースト)から選択できます。
浅煎り(ライトロースト)
味
ジャスミンの花のような甘いフローラルフレーバーやベルガモットのような酸味を伴ったフレーバーが非常に綺麗に伸びていきます。浅煎りのため、フレーバーと酸味が支配的です。
中深煎り(ミディアムハイロースト)
味
中深煎りになると、エスメラルダ ゲイシャ特有のパワフルなフレーバーがより強く出てきます。濃厚で奥深い味わいですが、非常にクリーンな味わいです。
<参考>
「エスメラルダ・スペシャル 2019 ES-W-1 マリオ・サンホセ」,<ATC>Specialty Coffee<http://www.specialtycoffee.jp/beans/2247.html>