サザコーヒー:パナマ カフェ・コトワ ダンカン ゲイシャ ナチュラル ベスト・オブ・パナマ 2021年 ゲイシャ ナチュラル部門 第4位

パナマ カフェ・コトワ ダンカン ゲイシャ ナチュラル ベスト・オブ・パナマ 2021年 ゲイシャ ナチュラル部門 第4位

フィンカ・コトワ・ダンカン

フィンカ・コトワ・ダンカン(Finca Kotowa DUNCAN)は、パナマ(Panama)チリキ県(Chiriquí Province)ボケテ地区(Boquete District)エル・サルト(EL Salto)に位置する農園です。

フィンカ・コトワ・ダンカンは、カフェ・コトワ(Café KOTOWA)の所有農園です。

コトワ ダンカン ゲイシャ ナチュラル

コトワ ダンカン ゲイシャ ナチュラル(Kotowa Duncan Geisha Natural)は、カフェ・コトワのフィンカ・コトワ・ダンカンで生産されたゲイシャのナチュラル精製です。

バル火山東斜面に位置するフィンカ・コトワ・ダンカンは、大西洋側の影響から風が強いため、通常は非常に晴れて乾燥しており、比較的乾燥した微気候を持っています。土壌は非常に深い根系を持つことから、乾燥した条件であっても水分を吸収することでき、より多くの糖を濃縮することできます。この条件は、濃厚な果実味を生み出すことを可能にします。

品種

SCAJニューズレター Vol.37 p.19

品種はゲイシャ(Geisha)です。

農園主のリカルド・コイナー(Ricardo Koyner)によると、「ゲイシャには若葉の先がティピカの様にブロンズ色の品種と他の品種の様にグリーン色の品種があり、葉先がブロンズのゲイシャは収穫期の中盤から後半に成熟しその実は完熟しても枝に留まるが、一方のグリーンの物は収穫期後半に熟して完熟した果実は落果しやすい。そのためブロンズの物は非水洗式精製に、グリーンの物は水洗式精製に適している」そうです。

精製方法

精製方法はナチュラル(Natural)です。

完熟したコーヒーチェリーを収穫後、標高1,750mの涼しく乾燥した場所でゆっくりと天日乾燥させます。その後、山の泉の透き通った水を用いてパルピング(果肉除去)しました。

ベスト・オブ・パナマ 2021

コトワ ダンカン ゲイシャ ナチュラル(Kotowa Duncan Geisha Natural)は、2021年のベスト・オブ・パナマ(BoP)(Best of Panama)のゲイシャ ナチュラル(Geisha Natural)部門で93.0点を獲得し第4位に入賞しました。

LotScoreBoxesWeightIncrementBidTotal valueTitleHigh bidder
GN-04932100lbs$1.00$253.00/lb$25,300.00Kotowa Duncan Geisha NaturalSulalat Coffee Trading Est.
Best of Panama eAuction - Specialty Coffee 2021

2020年9月22日(日本時間)に行われたオークションで、1ポンドあたり253.00米ドルで、サウジ・アラビアのスララト・コーヒー・トレーディング社(Sulalat Coffee Trading Est.)によって落札されました。

サザコーヒー パナマ カフェ・コトワ ダンカン ゲイシャ ナチュラル ベスト・オブ・パナマ 2021年 ゲイシャ ナチュラル部門 第4位

コトワ ダンカン ゲイシャ ナチュラル

熟したグレープのようなフレーバーが綺麗に伸びていきます。冷めてくると凝縮感のある酸味が生まれますが、さらに冷めてると甘いフローラルフレーバーが戻ってきます。後味に発酵臭が残りますが、完熟した果実系のフレーバーの特徴が綺麗に表現されたゲイシャです。

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