カフェ ランバン :パナマ カルメン農園 ナチュラル

カフェ ランバンのパナマ カルマン農園 ナチュラルです。カフェ ランバン は、実店舗が北海道札幌市にある自家焙煎珈琲店です。パナマ エスメラルダ ゲイシャや、エリーゼブルー、コピ・ムサンなど、世界的にも希少なコーヒーを飲むことができる喫茶店です。

パナマ カルメン農園 ナチュラル

パナマ カルメン農園とボルカン

パナマ(Panama)は中米で最も南アメリカ大陸の近くに位置し、北アメリカ大陸と南アメリカ大陸の境であるパナマ地峡を形成しています。西はコスタ リカ、東はコロンビアに接し、北はカリブ海、南は太平洋に面しています。

パナマは紀元前1300年以前にはすでに先住民が生活していたと考えられています。パナマ中部や西部のチリキ県から金製品や彩色土器などが出土しているため、パナマにはオルメカ、マヤ、アステカなどの大規模な遺跡文明はありませんでしたが、これらを使用する先住民文化は存在していた考えられています。 1492年のコロンブスの新大陸発見後、パナマもスペインによって植民地化されます。1519年に現在の首都であるパナマシティ(パナマ市)が設立されると、ここがスペイン本国との船の拠点として繁栄しました。

17世紀-18世紀になるとヨーロッパでのコーヒー飲用が本格化したのに伴い、オランダやフランスの植民地でコーヒー栽培が始まり、グアテマラ、コスタリカ、メキシコなど中央アメリカにも18世紀後半にコーヒーが伝わりました。

パナマコーヒーの栽培は、コスタリカ国境に近いパナマ西部チリキ県(Chiriquí Province)ボケテ地区(Boquete District)を中心に行われています。カルメン農園はこのボケテのさらに西にあるチリキ県ボルカン(Volcán)地区に位置しています。

このボルカン地区には、カルメン農園だけではなく、世界一高額なコーヒーを生産することで有名なナインティプラス(Ninety Plus®)、2019年のベスト・オブ・パナマ(Best Of Panama(BoP))で一躍注目を浴びたジャンソン農園(Janson Coffee Farm)や、ワールド・バリスタ・チャンピオンシップ(World Barista Championship、略称WBC)で世界のバリスタが使用するゲイシャで有名なデボラ農園(Finca Deborah)があります。

カルメン農園

カルメン農園のロゴ、「CARMEN ESTATE COFFEE」Specialty Coffee Association of Panamaより

パナマ カルメン農園(Carmen Estate)はチリキ県(Chiriqui)ボルカン地区(Volcán)パソ・アンチョ渓谷(Paso Ancho Valley)に位置しています。パソ・アンチョ渓谷はバル(Baru)火山の西側の斜面にあります。

バル火山はボケテ(Boquete)とボルカン・カンデラ(Volcan-Candela)の間にある非活火山で、海抜3,500mの。バル火山はパナマの最高峰です。バル火山は、標高、高密度の植生、火山性の土壌、多様なマイクロクライメット(Microclimate、微気候)のため、パナマの最も重要なコーヒー栽培地域と考えられており、非常に豊かで深く肥沃な土壌をパソ・アンチョ渓谷に与えています。乾燥した晴れた日と涼しく霜のない夜は、理想的なコーヒー栽培条件を作り出します。

パナマ カルメン農園、Carmen Estate Coffee Facebookより

パナマ カルメン農園は1950年に開業した歴史のある名門農園です。

現在の農園主カルロス・アギレラ・フランセスチ氏(Carlos Ahuilera Franceschi)の祖父で、当時弁護士だったエフレイン・フランセスチ氏(Efran Franceschi)と祖母のカルメン女史(Carmen Franceschi)によって始められました。フランセスチ家(Franceschi)は1800年に地中海のフランス領コルシカ島からパナマにやってきました。パナマに到着すると、彼らは数ヵ所の牧場、農業、船舶建造を始めました。

1950年、カルメンは夫のエフレイン氏に小規模なコーヒープランテーションを始めるように提案しました。それが、コーヒー業界におけるフランセスチ家の関わりの始まりでした。その農園はカルメン夫人の名前をとって「カルメン農園(Carmen Estate)」と命名されました。

カルロス・アギレラ・フランセスチ氏、「CARMEN ESTATE COFFEE」Specialty Coffee Association of Panamaより

現在、農園は家族の第三世代が運営しており、現在の農園主はカルロス・アギレラ・フランセスチ氏です。ベスト・オブ・パナマ(Best of Panama)、レインフォレスト・アライアンス・カッピング・フォー・クオリティ(Rainforest Alliance Cupping for Quality)など数々の受賞歴のある農園です。

カルメン農園のコーヒーは年間降雨量2,000mm、標高1,700-2,000mの高い標高で、厳しい農業および環境基準を守って栽培されています。 渓谷を流れる風、昼夜で寒暖差のある気象条件、肥沃な火山性土壌が見事に絡み合って、独自の複雑な味のあるコーヒーを作りだしています。

農園主のカルロス氏は、ミカフェート代表で「コーヒー・ハンター」として知られるホセ(Jose.)川島良彰氏と「コーヒー・アミーゴ(コーヒー友達)」です。そのためカルメン農園のコーヒーはミカフェートでも取り扱いがあります。

カルメン農園の川島良彰氏、Carmen Estate Coffee Facebookより

品種

品種はカトゥーラ(Caturra、カツーラ)です。ブルボンの突然変異種で、1915年から1918年頃にブラジルのミナス・ジェライス州で発見されました。「小さい」という意味の南アメリカ先住民族の言葉であるグアラニー語に由来しています。香味に際立った特徴はありませんが、密集栽培が可能で、収穫性の高い品種です。

カルメン農園はカトゥーラの他に、カトゥアイ(Catuai)、ティピカ(Typica)、ゲイシャ(Geisha)を栽培しています。年間の生産量は約1200袋で、日陰栽培です。コーヒーは12月から3月に収穫され、パナマの先住民であるノベ・ブグレ(Nôbe-Buglé)が手作業で収穫します。

精製方法

ナチュラル精製、Carmen Estate Coffee Facebookより

精製方法はナチュラル(Natural、乾式)です。ナチュラルでは、収穫したコーヒーチェリーをそのまま天日乾燥させ、その後、脱穀してコーヒー生豆を取り出します。完熟したコーヒーチェリーをナチュラル精製すると、豆の周囲に付着したムシレージ(Mucilage、粘液質のこと、一般的にはミューシレージとも)の甘味がコーヒー豆に移り、甘味の強いコーヒーに仕上がります。

ムシレージ(Mucilage、粘液質のこと、一般的にはミューシレージとも)の豊富な完熟したコーヒーチェリーを天日乾燥させることによって、豊かなアロマと濃厚な甘味を持つコーヒーに仕上がっています。

ハチミツの濃厚な甘味が特徴です。その甘味の中に、フルーティーな様々な風味が見え隠れします。

カフェ ランバンのパナマ カルマン農園 ナチュラル

パナマの名門農園カルメン農園の2017/2018クロップのナチュラルが入荷。濃厚な甘味とフルーティーな香りが特徴です

カフェ ランバン ホームページより

カフェ ランバンでは、コーヒー豆の焙煎度を選ぶことができます。パナマ カルメン農園 ナチュラルは浅煎り(ライトロースト)、中煎り(ミディアムロースト)、深煎り(フレンチロースト)から選択できます。

浅煎り(ライトロースト)

ハチミツのような甘味とフレーバー、フルーティーな酸味が印象的です。苦味、コクがなく、キレイな味わいです。

中煎り(ミディアムロースト)

ハチミツのような濃厚な甘味とフレーバーが豊かに感じられ、その中に様々なフルーティーな酸味が見え隠れします。浅煎りよりもコクがあり、バランスのよいコーヒーです。

深煎り(フレンチロースト)

ハチミツのような濃厚な甘味が印象的です。深煎りになるとハチミツのような甘味、フルーティーな酸味、コクと苦味のバランスの取れたコーヒーに仕上がっています。

*情報は投稿時のものです。在庫状況などは変動しますので、詳しくはホームページでご確認ください。

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