メキシコ サンタ・クルス農園

メキシコ サンタ・クルス農園

サンタ・クルス農園

サンタ・クルス農園(Finca Santa Cruz)は、メキシコ(Mexico)チアパス州(State of Chiapas)ラ・コンコルディア市(La Concordia Municipality)サンタ・クルス(Santa Cruz)に位置する農園です。

サンタ・クルス農園は、エル・トリウンフォ生物圏保護区(El Triunfo Biosphere Reserve)に位置しており、動植物の楽園となっています。エル・トリウンフォ生物圏保護区は、シエラ・マドレ・デ・チアパス山脈(Sierra Madre de Chiapas)の熱帯林と雲霧林の生物多様性の豊かな場所です。

農園主はクルス・ホセ・ アルゲリョ・ミセリ(Cruz José Arguello Miceli)です。

標高1,640m、農園面積20ヘクタールのうち、10ヘクタールでコーヒーが栽培されています。雨季は5月から9月で、コーヒーの収穫期は12月から4月です。収穫期には、近隣のコミュニティから、50人の労働者を雇っています。シェードツリーには、チャルム(Chalum)、マンダリンやアボカドの木が用いられます。

サンタ・クルス農園は、ラ・コンコルディアコーヒー生産者組織(ORGANIZACIÓN DE CAFETALEROS LA CONCORDIA, S.P.R. DE R.L.)に属しており、アメリカ合衆国市場向けには全米オーガニックプログラム(National Organic Program)、ヨーロッパ市場向けにはCEマーク、メキシコ市場向けにはメキシコ・オーガニック・スタンダード(Mexican Organic Standards (LPO))を取得しています。

品種

サンタ・クルス農園では、ティピカ(Typica)、ブルボン(Borbuon)、マラゴジッペ(Maragogipe)、イエロー・カツーラ(Yellow Caturra)、マルセレサ(Marsellesa)、ゲイシャ(Geisha)、SL-28、SL-34、ルメ・スダン(Rume Sudan)、エナディア(Enadia)、コンカン(Concan)、ディララージ(Dylalarge)、イエロー・タビ(Yellow Tabi)、イエロー・パカマラ(Yellow Pacamara)、マラカツーラ(Maracaturra)、ジャバ(Java)が栽培されています。

精製方法

精製方法はウォッシュト(Washed)、ナチュラル(Natural)、ハニー(Honey)でコーヒーを生産しています。

カップ・オブ・エクセレンス(CoE)

メキシコでは、2012年からカップ・オブ・エクセレンス(CoE)(Cup of Excellence)が始まりました。

ホセは、メキシコで高品質なスペシャルティコーヒーを生産し、世界最高のコーヒーと競争できることを実証することに関心を持ちました。2016年にスペシャルティコーヒーの生産を開始し、2018年にナチュラル精製でゲイシャを生産するためのプロトコルを実施しました。2019年にホセはプロトコルを再現し、2019年のメキシコ カップ・オブ・エクセレンス(CoE)(Cup of Excellence)で、ゲイシャ(Geisha)のナチュラル(Natural)が93.07点を獲得し第1位に輝きました。

2021年にカップ・オブ・エクセレンス(CoE)に再び参加し、ゲイシャ(Geisha)のナチュラル(Natural)が91.58点を獲得し第1位に輝き、メキシコ カップ・オブ・エクセレンス(CoE)で2回連続で優勝した初めてのコーヒー農園となりました。

2022年にカップ・オブ・エクセレンス(CoE)でゲイシャ(Geisha)のナチュラル(Natural)が93点を獲得し第1位に輝き、カップ・オブ・エクセレンス(CoE)で3回連続で優勝したコーヒー農園となりました。これは、グアテマラ エル・インヘルト農園に次ぐ、2番目の快挙です。

サンタ・クルス農園 Finca Santa Cruz:https://real-coffee.net/category/coffee-origin/north-america/mexico/state-of-chiapas/la-concordia/finca-santa-cruz

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