

Sapporo 珈琲マルシェ 2024は、2024年10月30日から11月4日まで、丸井今井札幌本店 大通館9階 催事場で開催されました。Sapporo 珈琲マルシェは、年に一度丸井今井札幌本店で開催されている珈琲のイベントです。仕掛け人は、丸美珈琲店の後藤 栄二郎(ごとう えいじろう)です。
このイベントは、2015年10月4日開催された「料理人の休日レストラン2015」 のスピンオフ企画として2015年9月27日に三吉神社で開催された「珈琲屋さんの神社マルシェ」が前身です。
〈まるい〉珈琲マルシェの初回は、「<まるい>リモデルオープン1周年記念」として、2016年9月21日から9月26日まで、丸井今井札幌本店 一条館9階イベントスペースで開催されました。年を追うごとにイベントの規模は拡大し、2018年からは一条館9階イベントスペースから大通館9階 催事場に場所を移して開催されています。2021年はコロナ禍のため中止となり、2022年からはSapporo 珈琲マルシェという名称で開催されています。
Sapporo 珈琲マルシェ 2024


NOUDO

NOUDOは、Coffee journalist 岩崎 泰三(いわさき たいぞう)のコーヒーブランドです。2023年の初出店に続き、2回目の出店です。
Sapporo 珈琲マルシェ 2024限定では、豆香洞コーヒーとのコラボ商品、マイルスストーンズ 1958が販売されました。マイルスストーンズ 1958は、豆香洞コーヒーのグレゴリアンチャントと同じ豆の構成のブレンドを、まったく異なったプロファイルで焙煎した極深煎りブレンドです。

2023年に引き続き、バリスタートコーヒー(BARISTART COFFEE)の竹内 雄基(たけうち ゆうき)とのコラボ企画を開催していました。

加藤牧場のミルクは脂肪分が5%ほどあります。

カスタードミルクのようなリッチな口当たりと甘味のある味わいです。

ライチのようなフレーバーの明確な味わいです。
和珈屋

和珈屋、2020年の初出店から、2024年で4回目の出店です。

ジャパン サイフォニスト チャンピオンシップ 2024(JSC)(Japan Siphonist Championship 2024)で優勝した酒田 ちえみ(さかた ちえみ)が大会で使用したパナマ ヌグオが約1万円で提供されていました。
SATURDAYS Coffee Roasters



SATURDAYS Coffee Roasters/SATURDAYS CHOCOLATEは、2017年の初出店から、2024年で8回目の出店です。毎回チョコレートとのペアリングをテーマにしたコーヒーを提供しています。
豆香洞コーヒー


豆香洞コーヒーは、2019年の初出店から、2024年で4回目の出店です。オーナーの後藤 直紀(ごとう なおき)は、焙煎世界チャンピオンに輝いた経歴があります。後藤は元々カフェ・バッハで修行していたため、パナマ ドンパチ ゲイシャが販売されていました。

毎年珈琲マルシェ限定商品が販売されます。グレゴリアンチャントは、大分県由布市の茶房 天井棧敷で提供されている極深煎りコーヒーです。
豆香洞コーヒーは、動線の設計が非常に上手で、最終日待たずに商品が売り切れます。最終日には、後藤が催事の様子がどうであったかを聞いて回る様子が印象的でした。
台湾コーヒー産業戦略連盟×根本在旅行

台湾コーヒー産業戦略連盟×根本在旅行は、2023年の初出店から、2024年で2回目の出店です。


台湾コーヒー産業戦略連盟×根本在旅行は、ロースター違いの貴重な台湾コーヒーを販売していました。ORIOWL株式会社 台湾珈琲推進企画の長谷川 典子(はせがわ のりこ)や台湾コーヒー産業連盟(CIAT)会長の林 哲豪(チェ・ハオ・クルード)から、直接台湾コーヒーの話を聞けました。
丸美珈琲店


丸美珈琲店は、主催者として初回から出店しています。新入荷のロットが、特別価格で先行発売されます。
Okaffe Kyoto

Okaffe Kyotoは、2020年の初出店から、2024年で4回目の出店です。

コーヒーの他に、「バリスタ界のエンターテイナー」岡田 章宏(おかだ あきひろ)のグッズも販売されます。
TAOCA COFFEE



TAOCA COFFEEは、2019年の初出店から、2024年で5回目の出店です。いつも試飲の長い列ができています。
オーナーの田岡 英之(たおか ひでゆき)の知り合いのボリビアの生産者のゲイシャが提供されていました。
ATTIC COFFEE


ATTIC COFFEEは、2018年の初出店から、2024年で6回目の出店です。
一番人気商品は、珈琲カステラです。高額コーヒーを提供している店が多い中で、買い求めやすい価格のコーヒーを多く提供しています。
Bontain Coffee

Bontain Coffeeは、2016年の初出店から、2024年で8回目の出店です。

コーヒーの他に、コマンダンテが販売されていました。Bontain Coffeeは、コマンダンテの日本代理店です。

Philocoffea

Philocoffeaは、2019年の初出店から、2024年で5回目の出店です。




オーナーの粕谷 哲(かすや てつ)がシフトインするときは、いつも長い行列ができます。粕谷は、ワールド ブリュワーズ カップ 2016(WBrC)(World Brewers Cup 2016)のチャンピオンです。
Roast Design Coffee

Roast Design Coffeeは、2022年の初出店から、2024年で3回目の出店です。
Roast Design Coffeeは、コーヒーの他に、三神 亮(みかみ りょう)が出版した本が販売されています。本人から、コーヒーの詳しい話を聞くことができます。
コーヒーでは、アルコール飲料を含浸させたインフュージョン・コーヒーが人気です。
SPROUT

SPROUTは、2017年の初出店から、2024年で7回目の出店です。

SPROUTは、2024年に閉業した横井珈琲と関係が深いです。オーナーの峠ヶ 孝高(とうげ よしたか)他が閉店セールの手伝いにも来ていました。
コーヒーの他に、ニセコのCamp&Goが年間2冊発行しているLOGBOOKが販売されていました。
yoshinori coffee

yoshinori coffeeは、2017年の初出店から、2024年で7回目の出店です。
yoshinori coffeeも横井珈琲の影響を受けた店の1つです。
たんぽぽの川村 エミコとのコラボ商品、おかっぱコーヒー・魅惑のブレンドが販売され、本人も来場していました。
Cafe de UN Daniel's

Cafe de UN Daniel'sは、2019年の初出店から、2024年で5回目の出店です。

試飲の他に、オーナーの吉良 剛(きら つよし)のサイフォン・コーヒーが提供されていました。吉良は、2ジャパン サイフォニスト チャンピオンシップ 2005(JSC)(Japan Siphonist Championship 2005)のチャンピオンです。
Saza Coffee

Saza Coffeeは、2017年の初出店から、2024年で7回目の出店です。


毎年本間 啓介(ほんま けいすけ)バリスタが、店頭に立ちます。本間は10年間、ジャパン バリスタ チャンピオンシップ(JBC)(Japan Barista Championship)に挑戦し続け、2025年に初優勝を果たしました。
Saza Coffeeは、エスプレッソマシンを持参してくるので、高価格のコーヒーを購入すると、パナマのエスプレッソを抽出してもらえます。

今回は社長の鈴木 太郎(すずき たろう)と飯高 亘(いいだか わたる)バリスタも来場しました。鈴木は、落札したベスト・オブ・パナマ 2024(BoP)(Best of Panama 2024) ゲイシャ・ウォッシュト 第1位のアダウラを振る舞っていました。

非常に質感の良い綺麗な味わいです。
Unir

Unirは、2016年の初出店から、2024年で8回目の出店です。
Unirは、毎年一番意欲的なコーヒーのラインナップを提供しています。毎年パナマやコロンビアの希少なコーヒーが販売されます。

これまでは、高額コーヒーを購入した人にのみドリンクの提供がありましたが、2024年はドリンクメニューが提供されていました。

ホットコーヒーよりもシャルドネのような果実感が明確な味わいです。

非常に明確なフルーツフレーバーを持つ味わいです。
Rain coffee roastery

Rain coffee roasteryは、2022年の初出店から、2024年で3回目の出店です。
Rain coffee roasteryは、北海道勢としては、比較的新しく出店し始めた店舗です。派手になりがちなコロンビア エル・パライソのフレーバーが穏やかで、綺麗な味わいでした。
8A GARAGE COFFEE

8A GARAGE COFFEEは、2022年の初出店から、2024年で3回目の出店です。
8A GARAGE COFFEEも、北海道勢としては、比較的新しく出店し始めた店舗です。浅めの焙煎のコーヒーが多い中で、深めの焙煎のコーヒーが多い印象です。
COFFEE STAND 28

COFFEE STAND 28は、2017年の初出店から、2024年で8回目の出店です。
COFFEE STAND 28は、北海道勢としては、古くから出店している店舗の1つです。毎年中国の派手なフレーバーのコーヒーを一押ししています。
REC COFFEE

REC COFFEEは、2019年の初出店から、2024年で4回目の出店です。

REC COFFEEは、パナマの高級コーヒーをお求めやすい価格で提供していました。


ウォッシュトは綺麗で明るい味わい、ナチュラルは果実感豊かなやや重ための味わいで、それぞれの特徴が上手く表現されていました。
ウトナイ珈琲焙煎所

ウトナイ珈琲焙煎所は、2019年の初出店から、2024年で4回目の出店です。
ウトナイ珈琲焙煎所は、パティスリー アンシャルロット(AnneCharlotte)のコーヒー事業です。パティスリー アンシャルロットは、札幌市の人気の洋菓子店です。
TAKA ISHITANI

TAKA ISHITANIは、2019年の初出店から、2024年で5回目の出店です。石谷 貴之(いしたに たかゆき)バリスタのエスプレッソ、ミルクビバレッジ、シグネチャードリンク、三木 隆真(みき たかまさ)バリスタのフィルターコーヒー、圖師 聡(ずし あきら)バリスタのコーヒーカクテルが提供されていました。

モクテルには、札幌市のトニックウォーター「KUMI」を使用されていました。



エスプレッソマティーニには、芋焼酎が使用されていました。

ミルクとエスプレッソの一体感が、経験の浅いバリスタのラテとは異なります。
Standard Coffee Lab.


Standard Coffee Lab.は、Bontain Coffeeは、2016年の初出店から、2024年で8回目の出店です。
TAKA ISHITANIとStandard Coffee Lab.は、毎年カウンターのイートインスペースがあります。エスプレッソやラテの他にも、スイーツ系のメニューが提供されていました。
GESHARY COFFEE

GESHARY COFFEEは、2023年の初出店から、2024年で2回目の出店です。
スタッフの数が一番多く、資本力と力の入れようが伺えます。すべてゲイシャのラインナップです。

GESHARY COFFEEも、今年からカウンターのイートインスペースが用意されており、FURUMAIで抽出したコーヒーが提供されていました。

ゲイシャ ソフトクリームは、ゲイシャのエスプレッソと北海道産の生乳を使用したソフトクリームです。
Sapporo 珈琲マルシェ


珈琲マルシェ ドリップバッグは、コスタリカ、グアテマラ、ボリビアをブレンドしたドリップバッグコーヒーです。スペシャルティコーヒーらしい果実感のあるブレンドです。