工房 横井珈琲:ブラジル サマンバイア
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工房 横井珈琲 ブラジル サマンバイアです。

工房 横井珈琲(YOKOI COFFEE)は、1996年に創業した北海道札幌市西区発寒に本店を置くスペシャルティコーヒー専門店です。オーナーは、横井 力(よこい ちから)です。

https://real-coffee.net/cafe-hokkaido-sapporo-yokoi-coffee

ブラジル サマンバイア

サマンバイア農園

サマンバイア農園(Fazenda Samambaia)は、ブラジル(Brazil)ミナス・ジェライス州(英語:State of Minas Gerais、ポルトガル語:Estado de Minas Gerais)カンポ・ダス・ヴェルテンテス中地域(Campo das Vertentes Mésorégion)スル・デ・ミナス(Sul de Minas)サント・アントーニオ・ド・アンパーロ (Santo Antônio do Amparo)に位置する農園です。ブラジルの生態系としては、サバンナ地帯のセラード(Cerrado)に区分されます。

サンパウロにあるグアルーリョス国際空港から車で北北西方向に300kmほど進むと、サント・アントニオ・デ・アンパーロがあります。現在、人口約18,000万人(うち、郊外に6,000人)ほどの小さな町です。

そして、この町を中心に半径50キロくらいにおさまる位置に約20の農園があり、その中にサマンバイアをはじめ、カイアナ、ボンジャーディンなど以前にカップ・オブ・エクセレンスに入賞した農園がいくつかある名産地のひとつです。

ブラジル・サマンバイア・ナチュラル」,横井のさんかくらいふ 2011年9月25日.

農園主はエンリケ・カンブライア(Henrique Cambraia)です。彼はサマンバイア農園が所属するサンコーヒー(SanCoffee)の社長です。

サンコーヒーはカンブライアさんのファゼンダハウスからすぐのところにあります。エントランスにはサマンバイア農園がカップ・オブ・エクセレンスに入賞した麻袋やヨーロッパ国内のコーヒー品評会における賞状が飾られ、カッピングルームの壁にはメンバーの農園の様子が飾られていました。

南米の旅路その16/サント・アントニオ・デ・アンパーロ第2日その3」,横井のさんかくらいふ 2011年8月28日.

カンブライア家は、1896年以来サント・アントーニオ・ド・アンパーロでコーヒーを生産してきた100年以上の歴史を持つコーヒー生産一家です。

工房 横井珈琲は、丸山珈琲の珈琲の味方塾(現ジャパン・ロースターズ・ネットワーク(JRN)(Japan Roasters' Network))の一員です。丸山珈琲は、ブラジル・パルプト・ナチュラルズ 2001(Brazil Pulped Naturals 2001)で第13位に入賞したロットを落札したことから、サマンバイア農園との付き合いが始まりました。工房 横井珈琲の横井 力(よこい ちから)は、2011年7月にサマンバイアを訪れています。

ここからは車で5時間余りでサント・アントニオ・デ・アンパーロにあるサマンバイア農園のオーナー、カンブライアさんのファゼンダ・ハウスに到着。

このファゼンダハウスはブラジルの農園ではあちこちで見かけます。そのファゼンダハウスを見事に別荘にリノベーションし、ゲストハウスやファミリーが集う場になっています。

到着すると、カンブライアさんが出迎えてくれ、最初にかけてくれた言葉がとても印象的でした。

「味方塾のみんながサマンバイア農園を落札してくれてから今年で10年だね。覚えてる?」

南米の旅路その13/サンタ・クルスからサン・パウロへ、そして、サント・アントニオ・デ・アンパーロへ」,横井のさんかくらいふ 2011年8月22日.

品種

品種はイエロー・カツカイ(Yellow Catucai)です。

精製方法

精製方法はナチュラル(Natural)です。

農園を巡りながらお聞きした話でとても興味深かったのが、「フーリーナチュラル」という生産処理です。初耳でした。

通常、ナチュラルはチェリーを収穫したあとグリーンセパレーターという選別機にかけて、よいものとそうでないものを分けますが、このフーリーナチュラルは、グリーンセパレーターを介さず、チェリーは手積みで行い、即、乾燥工程に入るというものです。

大量に生産することは出来ませんが、それが実現したら今までにはない「ナチュラルコーヒー」が誕生するのではないでしょうか。

南米の旅路その14/サント・アントニオ・デ・アンパーロ第2日その1」,横井のさんかくらいふ 2011年8月22日.

工房 横井珈琲 ブラジル サマンバイア

ブラジル サマンバイア
ブラジル サマンバイア

ブラジルのミナス・ジェライス州より、エンリケ・カンブライアさんのイエローカトゥカイ種のナチュラルプロセスのコーヒーをご紹介いたします。

農園主のカンブライアさんとは、2001年にカップ・オブ・エクセレンス入賞ロットを落札して以来のお付き合いで、横井珈琲でもお馴染みの農園です。

サマンバイア農園は、100年以上に亘りコーヒー栽培を行っている歴史ある農園です。

サマンバイア農園のナチュラルは、すばらしい甘さがあるのはもちろんですが、他のナチュラルに比べ味のきれいさが特徴です。

カンブライアさんは高品質コーヒーの生産に力を注いでおり、国際品評会であるカップ・オブ・エクセレンスにも複数回の入賞歴があります。

また、カンブライアさんは新たな生産処理方法の考案や新しい品種の栽培したり、様々なチャレンジをし続けています。

工房 横井珈琲

クリームのような厚みのある口当たりと甘さから、冷めてくるとパッションフルーツのような明るい酸味が生まれます。ナチュラル精製ですが、発酵臭少なくクリーンな味わいです。

<参考>

Cambraia Coffees<http://www.cambraiacoffees.com/>

"Samambaia Fazenda",Cambraia Coffees<http://www.cambraiacoffees.com/samambaia/>

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