鳥目散 帰山人の幻のマンデリン
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鳥目散 帰山人の幻のマンデリン

如水舎コーヒークラッチ

如水舎コーヒークラッチは、珈琲倶楽部 如水舎 井瀬木店で開催されるコーヒーイベントです。主催は坪内 信敬(つぼうち のぶたか)、座長は鳥目散 帰山人(とりめちる きさんじん)です。

第1回「コーヒーの淹れ方(抽出)を考えてみよう」

「週刊フレーバー・祝 日本珈琲狂会10周年」,フレーバー放送局 2020年2月5日.

2020年2月5日、日本珈琲狂会10周年および鳥目散 帰山人の誕生日に、第1回如水舎コーヒークラッチの告知がありました。

2020年2月29日、「第1回 如水舎コーヒークラッチ」でコーヒーを演ずる。

「珈琲倶楽部 如水舎」の坪内信敬を主催として会場(井瀬木店:北名古屋市)とコーヒー(喫茶と土産)とワッフルを供してもらい、「日本珈琲狂会」の私(鳥目散帰山人)を座長として初回は「コーヒーの淹れ方(抽出)を考えてみよう」をテーマにやりたい放題の企画。

気更来日乗」,帰山人の珈琲漫考 2020年3月1日.

第2回「コーヒーの焙煎」

「週刊フレーバー・帰山人の珈琲質問箱」,フレーバー放送局 2020年7月15日.

2020年8月29日、「第2回 如水舎コーヒークラッチ」を演ずる。「珈琲倶楽部 如水舎」の坪内信敬氏が主催で「日本珈琲狂会」の私(鳥目散帰山人)を座長とする「如水舎コーヒークラッチ」、今般のテーマは「コーヒーの焙煎」で、参加者は15名。半年ぶりの開催で相変わらずのやりたい放題かなかな。

かなかな2020」,帰山人の珈琲漫考 2020年8月31日.

第3回「コーヒーを読む」

「週刊フレーバー・クリスマスアソートメント試飲会」,フレーバー放送局 2020年11月4日.

2020年12月5日、「第3回 如水舎コーヒークラッチ」を演ずる。「珈琲倶楽部 如水舎 井瀬木店」(愛知県北名古屋市)を会場に、オーナーの坪内信敬氏が主催で私(鳥目散帰山人)を座長とする「如水舎コーヒークラッチ」、今般のテーマは「コーヒーを読む」。

読んで旅する」,帰山人の珈琲漫考 2020年12月6日.

第4回「夜に翔ける HIASOBI」

2021年8月28日、「第4回 如水舎コーヒークラッチ」を演ずる。「珈琲倶楽部 如水舎 井瀬木店」(北名古屋市)を会場とした集会(坪内信敬:主催/鳥目散帰山人:座長)、今般のテーマは「夜に翔ける HIASOBI」。坪内さんが店内の業務用焙煎機(富士珈機R-105半熱風式)で「ほぼ一本焼き」(火力一定で排気ダンパーもほとんど動かさない)を実演。

なつともし2021」,帰山人の珈琲漫考 2021年9月4日.

第5回「コーヒーノミカタ塾」

「週刊フレーバー・「ひたひた」について考える」,フレーバー放送局 2021年12月22日.

 主催の坪内氏(珈琲倶楽部 如水舎)はともかく、座長の鳥目散 帰山人氏(日本珈琲狂会)はクセが強い方なので、サブタイトルの「コーヒー飲み方 あるいは コーヒーの見方 を考える」なんて内容ではないように思えるのです。何とでも読めるカタカナ文字には、「コーヒー飲みの方」を「コーヒーの味方」ではなく「敵」にしそうな発言が考えられ、ましてや、「コーヒー屋」にとっては厳しい意見が飛ぶのではないでしょうか。所詮、人よりもコーヒーのみが味方であると思っている人ですから。

ご紹介」,まめ蔵 12月10日.

第6回「大川パーコで遊ぼう」

「週刊フレーバー・大川パーコで遊ぶ」,フレーバー放送局 2022年10月12日.

2022年10月8日、「珈琲倶楽部 如水舎 井瀬木店」(愛知県北名古屋市)を会場とした集会「如水舎コーヒークラッチ 第6回」(坪内信敬:主催/鳥目散帰山人:座長)を演じる。テーマは「大川パーコで遊ぼう」。大川パーコでレギュラーブレンド(如水舎)やケニア・ガタイシ・AB(RMTC中部チーム試作品)を淹れて、参加者と談議しながら飲む。実に美味しい。

大川パーコで遊ぶ」,帰山人の珈琲漫考 2022年10月20日.

第7回「昭和を味わい、令和を語ろう」

「週刊フレーバー・「点滴」抽出のメリット」,フレーバー放送局 2023年6月14日.

集会「如水舎コーヒークラッチ 第7回」(坪内信敬:主催/鳥目散帰山人:座長)でコーヒーを演ずる。私(帰山人)が自分専用に‘火だるま焙煎’して毎朝に独りで飲む門外不出のコーヒーを限定解禁。ネルドリップで淹れたコーヒー(インドネシア・スマトラ・マンデリン・トバコ)を参加者に供して談ずる。

梅子黄日乗」,帰山人の珈琲漫考 2023年6月20日.

第7回如水舎コーヒークラッチ「昭和を味わい、令和を語ろう」では、鳥目散 帰山人が毎朝何十年も飲み続けている手網による火だるま焙煎のマンデリンが、帰山人自身によるネルドリップで提供されました。

伊「20分。それがね、確信に変わったのは、それこそあの、Kさんの火だるま焙煎。」
古「あー。」
(火だるま焙煎。手網に豆を詰め込んで豆を火に包みながら短時間焙煎する方法。(良い意味で)コーヒークレイジーな方が考えたに違いないので真似をされる方は火事火傷などご注意ください。)
伊「あれってやっぱしすごい短いんすよね。で、2ハゼよりはるかに超えている段階にあって。Kさんがオリジナルで送ってくれたものってこれ(リードミル)で挽いて飲んでもすっきりして旨いんすよ。」
古「ふむふむ。」
伊「ボクその頃、短時間焙煎、ちょっとこう、疑問視していた人間で笑。」
古「これちゃんと焼けんのかな、みたいな。」
伊「うんうん、でもI社長も勧めてたから、まぁ一応うっすらそういう現象はあるんだなとは思ってたんだけど、」
古「あー、なるほど。Iさんも早かった。」
伊「早い。あの人は早いです。8分から10分以下を勧めているんで。・・・うん、まぁそういうのもあって、Kさんの火だるま焙煎を飲んで『うわっ!』って思って笑。あー、なるほどなと思いました。それで色々繋がったんだよね。KさんはKさんでまた色々な思想があるとは思うんだけど、」
古「笑。」
伊「まぁ単純にボクにとっては、『あ、強火でいいんだ』っていう。」
古「ふむふむ、でもあれ(Kさん火だるま)、手網じゃなきゃ厳しいんじゃないすかね?」
伊「あ、火だるまはそうでしょうね笑。強火でやってこうひっくり返すみたいな笑。」
古「笑。確かにKさんのあのマンデリン美味しいですよね。」
伊「うん。だからそういうのがあって強火で良いんだなって感じました。あと、これは個人的な推測ですけど、極端な話、そこを強火で焼いていれば後はどうなっても大丈夫みたいな感じさえある。強火でやってうまく化学変化起きてれば、後でダラダラしたり、そこで切っちゃっても全然オッケイ。だからボク短時間焙煎も否定しない、手網で短時間焙煎の豆持ってくる人もいるけど、それなりに上達してくれば焼けてくるなって思うしね。ボク自身も、火だるまじゃないけど、短時間で焼いてみて、『やっぱり焼けるんだ』っていうのは実感としてあったから。」

船橋 喫茶いずみ 取材文」,珈琲屋 うず 2022年10月10日.

鳥目散 帰山人の幻のマンデリン

珈琲倶楽部 如水舎 井瀬木店

珈琲倶楽部 如水舎 井瀬木店
店内

会場は、珈琲倶楽部 如水舎 井瀬木店です。

手網火だるま焙煎

手網

イベントの前半は、鳥目散 帰山人による手網火だるま焙煎マンデリンのネルドリップです。手網火だるま焙煎では、手網に400gの生豆を投入し焙煎します。イベントで提供された焙煎豆は、去年(2022年)の7月にハンドピックした生豆405gを用い、8分46秒と9分30秒で焙煎した2釜の混合体です。

手網火だるま焙煎マンデリン

深煎りの焙煎豆は、油浮きしています。

「週刊フレーバー・帰山人さんといっしょ」,フレーバー放送局 2021年5月5日.

手挽きミル

手挽きミル

手網火だるま焙煎マンデリンは、コーノ(KONO)の河野コーヒーミル F602で挽きます。歯の形状が特殊でレアなヴィンテージ手挽きミルです。

コーヒー粉

ポット

ポット

ポットは、ユキワのポットにスキッターを付けたものを使用します。

ネルドリップ

ネル

粉量や湯の温度は測らずにネルドリップします。

「週刊フレーバー・帰山人さんに聞いてみよう」,フレーバー放送局 2017年2月8日.

幻のマンデリン

幻のマンデリン
幻のマンデリン

飲んだ印象の香味表現を探していましたが、なんとも言いようのない味わいで、当日は「米粉のような」と表現しましたが、上手い表現が見当たらずじまいでした。ガムシロップを入れたコーヒーのような大きな口当たりがあり、冷めてくると焼けるようなスパーシーさを感じました。アーシーな印象はあまり感じませんでした。

松下 和義の松屋式ドリップ

松屋式ドリップ

後半は、松屋コーヒー本店の松下 和義(まつした かずよし)会長による松屋式ドリップの実演がありました。使用した豆は、松下会長が持ち込んだグアテマラ エル・インヘルト マラウィ・ゲイシャとパナマ エスメラルダ ゲイシャ プライベート・コレクションです。

グアテマラ エル・インヘルト マラウィ・ゲイシャ
パナマ エスメラルダ ゲイシャ プライベート・コレクション

松屋式ドリップで抽出されたゲイシャは、マンデリンのネルドリップとは対照的な華やかで透明感のある味わいが印象的です。

帰り際に、ケニア エンべデス ナチュラルを頂きました。

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