丸美珈琲店 ニカラグア ブラックパールです。
丸美珈琲店(MARUMI COFFEE)は、2006年4月に創業した北海道札幌市中央区に本店を置くスペシャルティコーヒー専門店です。現在札幌市内に6店舗展開しています。
オーナーの後藤 栄二郎(ごとう えいじろう)は、2004年にドイツで開催されたワールド カップ テイスターズ チャンピオンシップ(WCTC)(World Cup Tasters Championship)で第3位に入賞しました。また、2013年のジャパン コーヒー ロースティング チャンピオンシップ(JCRC)(Japan Coffee Roasting Championship)で優勝し、2014年にイタリアで開催されたワールド コーヒー ロースティング チャンピオンシップ(WCRC)(World Coffee Roasting Championship)で第6位に入賞しました。
ニカラグア ブラックパール
ブラックパール
ブラックパール(Black Pearl)は、ニカラグア(NIcaragua)のフィンカス・ミエリッヒ(ミエリッシュ)(Fincas Mierisch)の所有農園であるラ・エスコンディダ(La Escondeda)で生産されるぺルラネグラ(ブラックパール)(スペイン語:Perla Negra、英語:Black Pearl)精製のコーヒーです。
品種
品種はレッド・カツアイ(Red Catuai)です。
レッド・カツアイは、ムンド・ノーボ(Mundo Novo)とカツーラ(Caturra)の交配から生まれた非常に生産性の高い品種で、主にブラジルで栽培されています。強風や大雨の地域に適している品種で、ラ・エスコンディダの山の斜面に露出した場所柄や土壌、気象条件などがこの品種によく合うため選ばれました。
レッド・カツアイは、フィンカス・ミエリッヒ(ミエリッシュ)の所有農園で最も一般的に栽培されている品種です。キャラメル、ブラウンシュガー、タンジェリン、柑橘系の酸味、滑らかで豊かなボディのテイストがあります。
精製方法
精製方法はぺルラネグラ(ブラックパール)(スペイン語:Perla Negra、英語:Black Pearl)です。
ぺルラネグラ(ブラックパール)は、ハニー精製の一種であるブラックハニー精製に非常に似た精製方法です。
ぺルラネグラ(ブラックパール)は、パルピング(果肉除去)の段階で、パーチメントにできるだけに果肉を残したままの状態にします。予備乾燥に入る前に、温度制御された環境で熟成します。プラスチック防水シートの上にコーヒーを広げ、その上に別のプラスチック防水シートを被せ、96時間休ませます。48時間以内にコーヒーに薄い乳白色のスキンが現れ、6日目たってもなお、コーヒーはまだ乳白色の外観をしており、甘い香りを放ちます。これはコーヒーの胚乳がまだ生きているため、長い保管が可能となり、ゆっくりと乾燥工程が進むためです。やがて果肉が黒く変色し、パーチメントに果肉の完熟した甘さが移ります。このことによって、ブルーチーズやミルクのような甘さを持つ、非常にクリーミーなコーヒーに仕上がります。96時間後、乾燥ベッドから取り出します。乾燥時間は合計で16日間かかります。この精製方法は、1つ間違えると過発酵のためにパーチメントを腐らせてしまうため、非常に難しい精製方法です。
この精製方法では、乳酸、コンデンスミルク、ダークチョコレート、ダークフルーツフレーバーのテイストが生まれます。
丸美珈琲店 パセオ PASEO Pop-up Store
2021年11月10日から16日の間、丸美珈琲店はパセオ(PASEO) Pop-up Store区画に期間限定出店しました。丸美珈琲店代表の後藤 栄二郎(ごとう えいじろう)が店頭に立ち、商品の案内をしました。ニカラグア ブラックパール Ep.Ⅱは、Pop-up Storeで先行発売されました。
丸美珈琲店では、コマンダンテ®(COMANDANTE®)の取り扱いがあります。
後藤 栄二郎は、自身のポッドキャスト「新解釈 珈琲の世界」で、ブラックパールについて語っています。ブラックパールは、丸美珈琲店を代表する商品となっています。
ニューウェーブドリップ
Pop-up Storeでは、後藤 栄二郎の5分珈琲講座が開催されました。
丸美珈琲店のニューウェーブドリップは、低めの位置から一気に注ぐのがコツです。レギュラーカップの浅煎りの21gのレシピでは、300ccまで一気に注ぎ、残りの60ccで湯量の調整のために少しづつ注ぎます。挽き目は、エスプレッソよりもわずかに粗い程度です。抽出後のコーヒー残渣が白っぽい泥のような状態になっていたら、挽き目が細かすぎます。コマンダンテ®では、17クリックを目安に調整します。
丸美珈琲店 ニカラグア エスコンディダ農園 ブラックパール 2018年
<このコーヒーについて>
丸美珈琲店
2018年春、当社オーナーである後藤が現地視察をした際、最も衝撃を受け、その味わいにワクワクし買い付けを決めたコーヒーです。
まるでブルーチーズやバニラ、パクチーの風味など今までコーヒーの表現としては聞いたことがないような特徴的なものであり、飲むたびにどんどんと癖になっていくコーヒーです。
味
ゴルゴンゾーラチーズやミルクのような風味と甘さ、非常にクリーミーな口当たりが印象的です。これまでのコーヒーにないユニークな味わいです。
丸美珈琲店 ニカラグア ブラックパール Ep.Ⅰ
毎年ご好評をいただき、あっという間に完売を迎えてしまうニカラグア ブラックパール
待望の新年度のコーヒーがついに到着いたしました!
このブラックパールのコーヒーには焙煎加減によって様々な味わいの変化を見せる多様性があります。
今期の第1弾では浅煎りでのご用意です。
常にコーヒー豆の状態の変化を見ながらこの先様々な焙煎度合いにて皆様へご紹介していく予定です。
毎年進化を続けるブラックパールの様々で魅力的な味わいをお楽しみください。このブラックパールのコーヒーはこれまでの一般的なコーヒーの精製方法とは異なる、黒カビを噴霧し乳酸発酵を起こさせる、まるでチーズを作るような精製方法を用います。
その工程が生み出す驚くべき風味特性。
ブラックパール以外では感じたことのない魅惑の味わいです。毎年我々を魅了するブラックパールをぜひお楽しみください。
丸美珈琲店
味
飲む際はぜひカップから立ち昇る香りからお楽しみください。
味わいはアプリコットジャムのような甘い果実の風味やまろやかな口当たり。
後藤栄二郎のテイスティング評価
ややミルキーな印象で個性豊かな複雑な味わいが感じられます。
焙煎から日が浅い段階では、梅茶のような軽やかな味わいと酸味、エイジングが進むとチーズ感が徐々に強くなり、梅チーズのような味わいに変化します。非常に個性的で、コーヒーの先入観を裏切るような味わいです。
スペシャルティコーヒーソフト
チョコレートチーズケーキのようなソフトクリームの味わいが印象的です。ソフトクリームの食感が、チーズケーキ感をより強く感じさせます。
丸美珈琲店 ニカラグア ブラックパール Ep.Ⅱ
このブラックパールのコーヒーには焙煎加減によって様々な味わいの変化を見せる多様性があります。
今期の第2弾のご紹介です!第2弾では中煎りでのご用意となりました。
常にコーヒー豆の状態の変化を見ながらこの先も様々な焙煎度合いにて皆様へご紹介していく予定です。
ぜひ第1弾をお試し頂いた方も味わいの変化をお楽しみいただき、
まだ飲んでいない方やブラックパールの魅了されてしまった方は飲み比べなどでぜひその違いを体感していただければと思います。毎年進化を続けるブラックパールの様々で魅力的な味わいをお楽しみください
このブラックパールのコーヒーはこれまでの一般的なコーヒーの精製方法とは異なる、黒カビを噴霧し乳酸発酵を起こさせる、まるでチーズを作るような精製方法を用います。
その工程が生み出す驚くべき風味特性。
ブラックパール以外では感じたことのない魅惑の味わいです。毎年我々を魅了するブラックパールをぜひお楽しみください。
丸美珈琲店
味
飲む際はぜひカップから立ち昇る香りからお楽しみください。
アプリコットやピーチを思わせる果実の風味
後藤栄二郎のテイスティング評価
カカオニブやハイカカオにチョコレートを連想させる味わい
シロップのように滑らかでしっかりとした甘さ
チョコレートチーズケーキのような甘さと味わいが印象的です。エイジングが進むとチーズ感が落ち着き、チョコレートのような甘さとアプリコットのような酸味が綺麗に感じられます。
スペシャルティコーヒーソフト
キャラメルソフトクリームのような味わいが印象的です。ブラックパール Ep.Ⅱのチョコレートチーズケーキとバニラの印象が、キャラメルのような味わいを生んでいます。