カフェ ランバン グアテマラ グアルバドール農園 パーカス ワイニーです。
カフェ ランバン(Café RANBAN)は、1977年に創業した北海道札幌市にある自家焙煎珈琲店です。札幌市の自家焙煎の先駆けとなる珈琲店の1つです。
グアテマラ グアルバドール農園 パーカス ワイニー
グアルバドール農園
グアルバドール農園(Finca Gualvador)は、グアテマラ(Guatemala)フティアパ県(Jutiapa Department)アステカテンパ(Atescatempa)に位置する農園です。コーヒー生産地域としては、ニュー・オリエンテ(New Oriente)に区分されます。
グアルバドール農園は、グアテマラとエルサルバドルの国境にあるボルカン・チンゴ(Volcán Chingo)の麓に位置しており、農園のほぼすべての場所からこの火山を見渡すことができます。息を飲むような光景に加え、過去の火山の噴火による栄養分を土壌に堆積させており、コーヒー栽培に最適な場所となっています。
農園面積は約100ヘクタール、標高は1,300m - 1,500mです。
グアルバドール農園は、1908年に設立されました。農園はグアテマラとエルサルバドルの国境にまたがっており、国境の目印として白い小さな石碑のようなものが置かれています。
農園主のハイメ・リオス・カナナ(Jaime Rios Canana)は、第3世代のコーヒー生産者です。エルサルバドルで生まれた彼は、生涯のほとんどをグアテマラで過ごしています。彼はグアテマラとエルサルバドルの二重国籍のため、両国を自由に行き来できます。
このロットは、アタカ通商の取り扱いです。アタカ通商の農園見聞録は、以下のリンクを参照できます。
2019年グァテマラ・ツアー その⑱:https://www.specialtycoffee.jp/topics/3827.html
2019年グアテマラ・ツアー その⑲:https://www.specialtycoffee.jp/topics/3828.html
品種
品種はパーカス(Pacas)です。
グアルバドール農園で栽培されている主な品種は、ブルボン(Bourbon)とパーカス(Pacas)です。
精製方法
精製方法はワイニー(Winey)です。
ハイメは、ブラジルの大規模なナチュラル精製と区別する目的で、彼の農園で行う小規模で伝統的なナチュラル精製を「ワイニー」と呼んでいます。
カフェ ランバン グアテマラ グアルバドール農園 パーカス ワイニー
この農園はグァテマラとエルサルバドルの国境に位置しているため農園の半分がグァテマラ、もう半分はエルサルバドルになります。その由来からグアルバドールという名がついています。今回はワイニーが入荷しました。
カフェ ランバン
カフェ ランバンでは、コーヒーの焙煎度を選択できます。グアテマラ グアルバドール パーカス ワイニーは、浅煎り(ライトロースト)、中煎り(ミディアムロースト)、深煎り(フレンチロースト)、極深煎り(イタリアンロースト)から選択できます。
浅煎り(ライトロースト)
味
いちごのような甘酸っぱいフレーバーと酸味が印象的です。いちごとナッツを合わせたような味わいです。
中煎り(ミディアムロースト)
味
いちごのような甘酸っぱいフレーバーと酸味が印象的です。浅煎りよりもボディが感じられる味わいです。
深煎り(フレンチロースト)
味
いちごのような甘酸っぱいフレーバーと酸味、チョコレートのようなボディが印象的です。酸味とボディのバランスに優れています。
極深煎り(イタリアンロースト)
味
ダークチョコレートのような濃厚なフレーバーとボディが印象的です。極深煎りになると、濃厚なボディが感じられます。極深煎りでも、酸味の残る焙煎度です。
<参考>
「グアルバドール農園 パーカス ワイニー」,ATC Specialty Coffee<https://www.specialtycoffee.jp/beans/2403.html>
"Gualvador Pacas Natural",Sucafina Specialty<https://sucafina.com/emea/offerings/gualvador-pacas-natural>