カフェ ランバン グアテマラ ラ・クプラ農園 アンティグア ブルボン 2021 レイトハーベストです。
カフェ ランバン(Café RANBAN)は、1977年に創業した北海道札幌市にある自家焙煎珈琲店です。札幌市の自家焙煎の先駆けとなる珈琲店の1つです。
グアテマラ ラ・クプラ農園 アンティグア ブルボン 2021 レイトハーベスト
フィラデルフィア農園
フィラデルフィア農園(Finca Filadelfia)は、グアテマラ(Guatemala)サカテペケス県(Sacatepéquez Department)ホコテナンゴ(Jocotenango)フェリペ・デ・ヘスス村(San Felipe de Jesus)に位置する農園です。コーヒー生産地域としては、アンティグア・コーヒー(Antigua Coffee)に区分されます。
農園主はロベルト・ダルトン(Roberto Dalton)です。フィラデルフィア農園の経営会社は、R・ダルトン・コーヒー(R. Dalton Coffee)です。
フィラデルフィア農園は、ロベルトの曽祖父、マヌエル・マテュー・シニバルディ(Manuel Matheu Sinibaldi)によって創業されました。彼は1870年のグアテマラ経済危機を乗り越えるために、自分の土地をコーヒー農園に変えた最初の1人でした。彼は経験不足を自発性と不屈の精神で補い、初めてコーヒーを収穫し、自らのコーヒーと近隣のアンティグアの農園のコーヒーを処理するために馬力のミルを設置するまで、時間はかかりませんでした。
1874年、新しい事業を始めてからわずか4年後、マヌエルは100万本のコーヒーを栽培し、地域の小規模農家に配給するよう依頼を受けました。これは、グアテマラ大統領フスト・ルフィノ・バリオス(Justo Rufino Barrios)が、アンティグアのコーヒー生産を奨励する計画の一環でした。こうして、アンティグア・グアテマラにおける家族経営のコーヒー農園の長い伝統が始まりました。
フィラデルフィア農園は、革命、地震、そして1881年と1885年の2回、アンティグアのコーヒーをすべて破壊した厳しい霜害に耐えてきました。しかし、火山灰を含んだ豊かな土壌、コーヒーがゆっくりと成長する温暖な気候、標高の高さまで、コーヒーに独特の味と香りを与えている恩恵を受けています。
ラ・クプラ農園(Finca La Cupula)は、フィラデルフィア農園の一角の標高の高い区画です。レイトハーベストは、標高2,000m - 2,100mの栽培区画にある収穫時期が通常より遅いロットです。
商社はアタカ通商です。「2019年 ラ・クプラ農園視察①」、「2019年 ラ・クプラ農園視察②」、「2019年 ラ・クプラ農園視察③」の農園見聞録を見ることができます。
品種
品種はブルボン(Bourbon)です。
精製方法
精製方法はウォッシュト(Washed)です。
カフェ ランバン グアテマラ ラ・クプラ農園 アンティグア ブルボン 2021 レイトハーベスト
グアテマラの名産地アンティグアにある1870年創業の老舗農園。毎年アメリカのとある企業がほぼ独占していたのですが、コロナの影響があり今回特別に入荷することができたコーヒーです。次回の入荷は、おそらくありません。レイトハーベストとは標高2000〜2100mメートルの栽培ブロックにあるため、通常のコーヒー豆よりも収穫時期が遅く、またコーヒーチェリーが完全に完熟してから収穫されるコーヒー豆のことをいいます。そのため、非常に甘みとコクのあるコーヒーに仕上がっています。
カフェ ランバン
カフェ ランバンでは、コーヒーの焙煎度を選択できます。グアテマラ ラ・クプラ農園 アンティグア ブルボン 2021 レイトハーベストは、浅煎り(ライトロースト)、中煎り(ミディアムロースト)、深煎り(フレンチロースト)から選択できます。
浅煎り(ライトロースト)
味
ローストナッツのような香ばしいフレーバーが鼻の奥に抜けていきます。
中煎り(ミディアムロースト)
味
チョコレートのようなボディをベースに、ローストナッツのようなフレーバーが豊かに広がります。バランスの取れた味わいが印象的です。
深煎り(フレンチロースト)
味
まろやかな口当たりをベースに、深煎りの芳醇な甘さが広がります。
<参考>
「ラ・クプラ農園 アンティグア ブルボン 2021 レイトハーベスト」,ATC Specialty Coffee<https://www.specialtycoffee.jp/beans/2668.html>