パナマのコーヒー農園(ボケテ地区):パナマ フィンカ・ラ・ミラグロッサ

パナマ フィンカ・ラ・ミラグロッサ

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フィンカ・ラ・ミラグロッサ

ヘクトル・バルガス・ゴメス

フィンカ・ラ・ミラグロッサ(Finca La Milagrosa)は、パナマ(Panama)チリキ県(Chiriqui Province)ボケテ地区(Boquete District)アルト・ボケテ(Alto Boquete)に位置する農園です。標高約1,500mに位置しています。

農園名の「ラ・ミラグロッサ(La Milagrosa)」は、スペイン語で「奇跡」という意味です。この農園名には、農園主のヘクトル・バルガス・ゴメス(Hector Vargas Gomez)が、何のリソースもなしに夢を実現できたという意味が込められています。

ヘクトル・バルガス・ゴメス

農園主のヘクトル・バルガス・ゴメス(Hector Vargas Gomez)は、2019年に59才で亡くなりました。自殺だったようです。彼は、「ティト(Tito)」のあだ名で知られていました。

Hallan a uno putrefacto y a otro con un tiro en el pecho en Boquete:http://elsiglo.com.pa/cronica-roja/hallan-putrefacto-otro-tiro-pecho-boquete/24146433

ヘクトルは、1984年にこの5ヘクタールの小さな農園を創業しました。彼の父親もコーヒー生産に携わっていました。ヘクトルは彼の父親から教育の重要性について言い聞かされており、若い頃は海外留学の機会もありましたが、結局ボケテ地区でコーヒー農園を始めることにしました。

彼は最初の収穫時に、コーヒーの生産プロセスを外部委託するには費用がかかることに気付き、自らそれを行うことを決めました。彼は資金調達のために銀行からローンを借りようとしましたが、5ヘクタールの土地ではローンを返済するのに十分なコーヒーを生産することはできないことを理由に断られました。そこで、彼は道具や機会を自ら作り始めました。

2020年に公開されたパナマのコーヒーに関するドキュメンタリー映画『ハイヤー・グラウンズ(Higher Grounds)』では、パナマの生産者がまだ焙煎機すら持っていなかった時代、ヘクトルは2年をかけて古い車の部品を使い自ら焙煎機を作り上げたことが語られています(25分10秒あたりから)。

2005年に農園を訪れた観光グループの中にいた日本人男性が、この農園で生産されたコーヒーをすべて買い取りたいと申し出ました。ここがすべての始まりでした。翌年には、台湾に出荷しました。2007年から2008年頃に、ヘクトルはアメリカ合衆国への最初の直接取引を達成し、2008年から2009年の間には、ヨーロッパでコーヒーを販売しました。

そしてヘクトルは、ベスト・オブ・パナマ(BoP)(Best of Panama)で入賞を果たすまでに、農園を成長させました。

農園観光

「Finca La Milagrosa-Tour Cafetal」,21AGusto 2010年9月17日.

フィンカ・ラ・ミラグロッサでは、農園観光が行われています。ヘクトルによって、コーヒーチェリーから一杯のコーヒーに至る過程が説明されていました。

品種

フィンカ・ラ・ミラグロッサでは、ゲイシャ(Geisha)、カツーラ(Caturra)、カツアイ(Catuai)、ブルボン(Bourbon)、パカマラ(Pacamara)、 パチェ(Pache)、ムンド・ノーボ(Mundo Novo)などが栽培されています。

農園では、在来種の他に、オレンジ、アボカド、レモン、カスタードアップル、バナナなどが栽培されています。

<参考>

「FINCA LA MILAGROSA」,Specialty Coffee Association of Panama<http://scap-panama.com/2017/04/03/finca-la-milagrosa/>

「Finca La Milagrosa」,Agroturismo en Panamá<https://agroturismoenpanama.com/portafolio/finca-la-milagrosa/>

「Miraculous – Finca La Milagrosa」,Location Panama<http://www.locationpanama.com/miraculous-finca-la-milagrosa/>

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