C4E：エチオピアナノ・チャラウォッシュト

C4E エチオピアナノ・チャラウォッシュトです。

C4Eは、Definitive.のノンパナマ部門です。

C4E：エチオピアナノ・チャラウォッシュト

ナノ・チャラ協同組合

ナノ・チャラ協同組合（Nano Challa Cooperative）は、エチオピア（Ethiopia）オロミア州（Oromia Region）ジンマ地方（Djimma Zone）ゲラ郡（Gera Woreda）ゲンジ・チャラ住民自治組織（Genji Challa Kebele）に位置する協同組合です。カタ・ムドゥガ多目的生産者協同組合（Kata Muduga Multi-purpose Farmer's Cooperative Union）の下に組織されています。

2010年、ジンマの生産者はテクノサーブ（Technoserve）のコーヒー・イニシアチブ（Coffee Initiative）の一員として選ばれ、ウォッシュト・コーヒーを生産するための技術支援と融資を受けることになりました。このプログラムを通じて、この地域のコーヒー農家が集まり、ナノ・チャラ協同組合が結成されました。

協同組合の設立以前、この地域のコーヒー農家は2～3ヘクタールの土地を所有する2世か3世が多く、主に低グレードのナチュラル・コーヒーを生産していました。ウォッシュト・コーヒーへの移行は、こうした農家にとって転機となりました。2010年、ナノ・チャラ協同組合は40万エチオピア・ブルをかけてウォッシング・ステーションを購入し、初めてウォッシュト・コーヒーを生産しました。ナノ・チャラ協同組合は、わずか1年でローンを返済し、彼らの成功はより多くの地域の農家をこの協同組合に引き寄せました。2018年、ナノ・チャラ協同組合は、2つ目のウォッシング・ステーションの建設しました。現在では約600人の農家を抱えるまでに成長しました。