
カフェ ランバン グアテマラ サンタ・フィロメナ農園 マラカツーラです。
カフェ ランバン(Café RANBAN)は、北海道札幌市にある自家焙煎珈琲店です。
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グアテマラ サンタ・フィロメナ農園 マラカツーラ
サンタ・フィロメナ農園

サンタ・フィロメナ農園(Finca Santa Filomena)は、グアテマラ(Guatemala)チキムラ県(Chiquimula Department)コンセプシオン・ラス・ミナス(Concepcion las Minas)に位置しています。コーヒー生産地域としては、ニュー・オリエンテ(New Oriente)に区分されます。
サンタ・フィロメナ農園は、すぐ東のグアテマラ生物保護区(Reservas Biologica)を挟んで、エルサルバドルとホンジュラスの国境約10kmの位置にあります。標高1,200m、年間降雨量1,000mmです。
農園は深い渓谷に位置しており、シェードツリーの木陰で栽培されています。農園の区画は、深い渓谷、小川、滝の自然条件によって区分されています。

農園主は、ミゲル・アンヘル・エルナンデス・デュアルテ(Miguel Angel Hernandez Duarte)氏です。彼は第4世代目のコーヒー生産者で、一家は100年近く前にコーヒー生産を始めました。
サンタ・フィロメナ農園は、ミゲル氏の所有するエル・アグアハル農園(Finca El Aguajal)の高級ラインです。
品種

品種はマラカツーラ(Maracaturra)です。
マラカツーラは、ティピカの突然変異種マラゴジペ(Maragogype)とブルボンの突然変異種であるカツーラ(Caturra)の自然交配種です。
マラカツーラは豆が大きく、カップ・クオリティが高いという、マラゴジペやパカマラと似た特徴を有している品種ですが、カツーラとの交配種のため、風に強く生産性にも優れています。しかし、コーヒーさび病菌(Coffee Leaf Rust)の耐性は低いです。
サンタ・フィロメナ農園では、マラカツーラの他に、ブルボン(Bourbon)、パカマラ(Pacamara)が栽培されています。
精製方法
精製方法はウォッシュト(Washed)です。
味
マラカツーラはパカマラに似て、フローラルなフレーバー、明るい果実感と酸味が特徴です。深煎りになると、チョコレートのようなフレーバーとボディが現れ、フローラル、フルーツ、チョコレートが濃縮され渾然一体となった複雑な味わいのコーヒーとなります。
カフェ ランバン グアテマラ サンタ・フィロメナ農園 マラカツーラ

今年はグァテマラの出来が非常に良いのでもう一品追加しました。マラカツーラとはマラゴジーぺとカツーラ種の交配種です。綺麗な酸味ですっきりとした味わいです。
カフェ ランバン
カフェ ランバンでは、コーヒーの焙煎度を選ぶことができます。グアテマラ サンタ・フィロメナ農園 マラカツーラは、浅煎り(ライトロースト)、中煎り(ミディアムロースト)、深煎り(フレンチロースト)、極深煎り(イタリアンロースト)から選択できます。
浅煎り(ライトロースト)


味
明るい果実感のあるフレーバーとチョコレートのようなフレーバーが相まった独特のフレーバーが印象的です。浅煎りのため、明るい果実感のあるフレーバーが支配的です。
中煎り(ミディアムロースト)


味
明るい柑橘系のフレーバーとチョコレートが一体となった複雑なフレーバーが印象的です。チョコレートのようなボディが柑橘系の酸味を引き立てています。
深煎り(フレンチロースト)


味
チョコレートのような深く濃厚なフレーバーがクリーンに表現されています。チョコレートのようなフレーバーが前面に出ており、柑橘系の酸味と果実感が控えめに感じられます。
<参考>
「サンタ・フィロメナ農園 マラカツーラ」,ATC Specialty Coffee<http://www.specialtycoffee.jp/beans/2263.html>
「アグアハル農園 マラカツーラ」,ATC Specialty Coffee<http://www.specialtycoffee.jp/beans/2128.html>
「Guatemala El Aguajal Estate Pacamara Washed」,MTC Group<https://www.mtcgroup.com.au/our-coffee/read/Guatemala%20El%20Aguajal%20Estate%20Pacamara%20Washed/3570/>