工房 横井珈琲:パナマ ママ・カタ ゲイシャ ハイドロ・ハニー

工房 横井珈琲 パナマ ママカタ ゲイシャ ハイドロ・ハニーです。

工房 横井珈琲は、1996年に開業した札幌市西区に本店があるスペシャルティコーヒー専門店です。現在札幌市内に2店舗展開しています。

パナマ ママ・カタ ゲイシャ ハイドロ・ハニー

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ママ・カタ・エステート

ママ・カタ・エステート(MAMA CATA Estate)は、パナマ(Panama)チリキ県(Chiriquí Province)ボケテ地区(Boquete District)アルト・キエル(Alto Quiel)に位置する農園です。標高1,500m-1,750mで、農園面積は50ヘクタール、栽培面積は48ヘクタールです。

経営会社は、ガリードズ・コーヒー & エステーツ(GARRIDO’S COFFEE & ESTATES)です。

この農園は1900年代初頭に創業されてから現在まで、様々な農園主によって所有されてきました。ボケテ地区がダビド地区(David District)に属していた1907年には、すでに農園として存在していました。そして、1911年にボケテが地区として法的に設立されるまで、 キエル地域(Quiel Region)の一部と見なされていました。

農園の創業者は、キエル地域の名前の由来となったキエル家(Quiel Family)である可能性が高く、異なった研究は、モラレス家(Morales Family)かシットン家(Sitton Family)である可能性も指摘しています。

1900年代初頭のその時点から、農園はフィッシャー家(Fischer Family)が所有していました。ルイス・フィッシャー(Louis Fischer)とカタリナ・フィッシャー(Catalina Fischer)は、ジャマイカ出身のパナマ国籍の夫婦で、この農園で成長した娘がいました。彼らはいくつかのことを同時に進行していました。ボケテ地区にコーヒー農園を設立したフィッシャーは、ボカス・デル・トロ(Bocas del Toro)のバナナ農園にも参画していました。

フィッシャー家は、アルト・キエルでコーヒーを生産した最初の一つです。当時コーヒーのバイヤーとして知られていたのは、プリニオ・ルイス・シニア(Plinio Ruiz Senio)氏であり、ドイツの輸出業者でした。

パナマ運河の開通と同じ時期の1914年に、ジュリア(Julia)、トレフ・モニック(Tollef Monniche)、ミス・アーチャー(Miss Archer)の名前が記録されていますが、キエルで最初にコーヒー農園を確立したのはフィッシャー家のようです。

口承で伝えられる歴史は、カタリナがジャマイカやその他の場所から、農園に植えるためにコーヒーの種子を持ち込んだことについて言及しています。

1940年代にルイス・フィッシャーが亡くなり、カタリナが現在の農園主であるテオドロ・ガリード(Teodoro Garrido)氏に農園を売却するまで、ママ・カタ・エステートは、テキサス(TEXAS)という名前で知られていました。

1970年代半ばに農園を受け継いだテオドロ氏は、カタリナの名前に因んで「ママ・カタ(MAMA CATA)」と名付けました。現在はガリード家の第2世代であるギッセル(Gissell)、リリアーナ(Liliana)、ホセ・ダビド(Jose David)が屋台骨を支えています。

ガリード家はママカタ農園の他にも、ボケテ地区のボルカンシト(Volcancito)にボルカンシト・エステート(Volcancito Estate)、 アルト・リノ(Alto lino)にマルガリータ・エステート(Margarita Estate)、 ラ・カテラ(La Catera)にエル・パロマル・エステート(El Palomar Estate)を所有しています。

品種

品種はゲイシャ(Geisha)です。

ママ・カタ・エステートは、古くにゲイシャを栽培していましたが、引き抜いて処分してしまった農園の1つです。ここ数年でゲイシャの可能性を再発見し、ゲイシャ栽培に取り組んでいます。

ママ・カタ・エステートでは、ゲイシャの他にも、ティピカ(Typica)、カツーラ(Caturra)、カツアイ(Catuai)などが生産されています。

区画

区画はカンテラ(Cantera)です。

精製方法

精製方法はハイドロ・ハニー(Hydro Honey, Natural-Hydro Honey)です。

ハイドロ・ハニー精製は、コロンビアのコーヒー生産者でありエル・ミラドール(El Mirador)を経営しているエルキン・グズマン(Elkin Guzman)氏によって生み出された精製方法です。

この精製方法は、最初は通常のナチュラル精製のようにコーヒーチェリーの状態で乾燥されます。その後、発酵タンクに移され、水分補給と発酵処理をした後、パルピング(果肉除去)し、ハニー精製のようにムシレージ(Mucilage)の付いた状態で乾燥されます。

ナチュラル精製とハニー精製の両面を取り入れた精製方法のため、果実感と甘さを伴う非常に複雑なカップに仕上がります。

パナマ・ゲイシャ特有のジャスミンやベルガモットのようなフレーバーと、ハイドロハニー精製の果実感を伴ったハチミツのような甘さが特徴的です。

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工房 横井珈琲 パナマ ママ・カタ ゲイシャ ハイドロ・ハニー

ママ・カタ ゲイシャ ハイドロ・ハニー
ママ・カタ ゲイシャ ハイドロ・ハニー
コーヒー・ビーンズ・プライス・リスト

パナマの優良産地ボケーテにある、テオドロ・ガリードさんと息子のホセ・ダビド・ガリードさんが
運営するママ・カタ農園よりゲイシャのコーヒーをご紹介いたします。

今回ご紹介するのは、カンテラ区画で栽培されたゲイシャです。
ママ・カタ農園は1959年よりガリード一家によって営まれており、現在は、息子のホセ・ダビドさんが
中心となり、父親のテオドロさんとともに運営しています。

ママ・カタ農園では30年前よりゲイシャの栽培を始めましたが、生産性と耐病性の高いカトゥーラ種や
ブルボンなど他の品種に植え替えが進み、ゲイシャの木を多く切ってしまいました。
しかし、その後この場所は区画毎にしっかりとした特徴のある、素晴らしいコーヒーを生み出すことができる
特別な土地であることに気付き、この数年はゲイシャの保護と栽培に精力的に取り組んでいます。
ぜひこの機会にガリード親子のゲイシャのコーヒーをお楽しみください。

工房 横井珈琲 商品ページより

ゲイシャ特有のジャスミンやベルガモットのような強いフレーバーとハイドロ・ハニー精製の果実感を伴ったハチミツのような甘さが印象的です。鼻の奥に抜けるような強いフレーバーは、バル火山で生産されるパナマ・ゲイシャらしく、またシルクのような滑らかな口当たりが素晴らしいです。

<参考>

「ママ・カタ・ゲイシャ/ハイドロハニー」,YOKOI COFFEE<https://www.yokoi-coffee.com/modx/167/287/288/1311.html

「#006 - Dear Growers」, Discover Coffee Project<http://www.discover-maruyamacoffee.com/dear-grower/single.html?no=6

「GARRIDO'S COFFEE & ESTATES –」,Specialty Coffee Association of Panama<http://scap-panama.com/2017/04/04/garridos-coffee-estates/

「Elkin Guzman」,Cafe Import Europe<https://www.cafeimports.com/europe/blog/elkin-guzman/

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