工房 横井珈琲:グアテマラ サンタ・イサベル

工房 横井珈琲 グアテマラ サンタ・イサベルです。

工房 横井珈琲(YOKOI COFFEE)は、北海道札幌市西区発寒にあったスペシャルティコーヒー専門店です。オーナーの横井 力(よこい ちから)は、1996年に横井珈琲を創業し、北海道のスペシャルティコーヒーの先駆けとなりました。

グアテマラ サンタ・イサベル

サンタ・イサベル

サンタ・イサベル(Santa Isabel)は、グアテマラ(Guatemala)アルタ・ベラパス県(Alta Verapaz Department)サン・クリストバル・ベラパス市(San Cristobal Verapaz Municipality)に位置する農園です。経営会社はアグリコラ・ヴァルマール社(Agricola Valmar, S.A.)です。コーヒー生産地域としては、レインフォレスト・コバン(Rainforest Cobán)に区分されます。

標高1,400m、面積187ヘクタール、年間降水量3,000mm、開花期は4月から6月、収穫期は12月から4月です。

サンタ・イサベルは、1875年にグアテマラ大統領から現在のオーナーの曾祖父に与えられ、コーヒー農園として開園しました。現在、バルデス家の4代目、5代目がコーヒーを生産しています。

サンタ・イザベルは、環境保護に重点を置いています。自然林を保護し、100ヘクタールに松やヒノキを植えた森林再生地があります。その結果、農園内の水資源が確保され、鹿や鳥、リスなどさまざまな動物の生息地にもなっています。また、コーヒーの果肉は有機肥料として利用しています。

品質面では、種の選定から保管まで、すべての工程に気を配っています。コーヒーは、特に女性の手によって収穫され、水の消費量を減らすためにエコロジカルなウェット・ミルで処理され、水は再利用されます。乾燥工程は、天日乾燥と、天候によってグアルディオラ乾燥機の2つの工程を経て乾燥されます。

品種

品種はカツーラ(Caturra)です。

精製方法

精製方法はグリーンハウスでの乾燥です。

カップ・オブ・エクセレンス(CoE)

サンタ・イサベルは、2011年のカップ・オブ・エクセレンス(CoE)(Cup of Excellence)で87.69点を獲得し第8位に入賞しました。

工房 横井珈琲 グアテマラ サンタ・イサベル

グアテマラ サンタ・イサベル
グアテマラ サンタ・イサベル

サンタ・イサベル農園は、グアテマラシティより車で4時間程度のサン・クリストバル・ベラパスにあります。肥沃な土地がもたらす高品質な豆で有名な地区ですが、雨が多く、乾燥時にダメージを受けやすいことが悩みです。
オーナーのバルデスさんはこの問題を解決するため、設備投資と工夫をされています。新しいアイディアも積極的に導入し、高品質コーヒーの生産に取り組んでいます。

今回ご紹介するこちらのロットは、グアテマラで広く栽培されている伝統的なカトゥーラ種をグリーンハウスで乾燥させたものです。

収穫の時期は主に12月から3月までで、全体の95%がこの時期に収穫されますが、自然のままにしておけば6月頃まで実をつけます。そのため、メインの収穫時期の後木を休ませるために残っている青い実、赤い実は刈り取り、次のシーズンに備えています。
土壌、品種、肥料、シェードツリーが適切に管理された農園はコーヒーの木が生き生きとしています。

工房 横井珈琲

ダークチョコレートのようなボディとチェリーのような酸味が印象的です。グアテマラらしい爽やかな味わいです。

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