工房 横井珈琲:エルサルバドル サンタ・エレナ農園 パカマラ
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工房 横井珈琲 エルサルバドル サンタ・エレナ農園 パカマラです。

工房 横井珈琲(YOKOI COFFEE)は、1996年に創業した北海道札幌市西区発寒に本店を置くスペシャルティコーヒー専門店です。オーナーは、横井 力(よこい ちから)です。

https://real-coffee.net/cafe-hokkaido-sapporo-yokoi-coffee

エルサルバドル サンタ・エレナ農園 パカマラ

サンタ・エレナ農園

サンタ・エレナ農園(Finca Santa Elena)は、エル・サルバドル(El Salvador)サンタ・アナ県(Santa Ana Department)サンタ・アナ市(Santa Ana Municipality)パロ・デ・カンパーナ・カントン(Palo de Campana Canton)に位置する農園です。この地域は、アパネカ・ジャマテペック(Apaneca llamatepec)というコーヒー産地に属しています。

サンタ・エレナ農園は、コアテペケ湖(英語:Coatepeque Lake、スペイン語:Lago De Coatepeque)を見下ろす標高2,286mのサンタ・アナ火山の険しい斜面にあり、エルサルバドルのなかでも最も高い標高1,700m - 1,900mに位置する農園の1つです。農園の右隣はセロ・ベルデ国立公園(英語:Los Volcanes National Park (Cerro Verde National Park)、 スペイン語:Parque Nacional Los Volcanes)という国立森林保護区であるため、農園周辺には豊富な動植物が生息しています。

サンタ・エレナ農園は、1930年頃にコーヒー農園として創業されました。現在は、第3世代のフェルナンド・リマ(Fernando Lima)とエルネスト・リマ(Ernesto Lima)の兄弟によって経営されています。

サンタ・エレナ農園は、2006年のサンタ・アナ火山の噴火による降灰により甚大な被害を受けましたが、ミネラル分を多く含んだ火山灰により地中に豊富な養分を与えることができたため、肥沃な土壌を持つ有機栽培の農園として広く知られるようになりました。

主にインガの木の他、60種以上のシェードツリーの下でコーヒーが栽培されています。

品種

品種はパカマラ(Pacamara)です。

サンタ・エレナ農園では、パカマラの他に、ブルボン(Bourbón)、カツーラ(Caturra)などが栽培されています。

精製方法

精製方法はウォッシュト(Washed)です。

サンタ・エレナ農園で栽培されたコーヒーは、バルカン・コーヒー(Balcanes Coffee)の所有するベネフィシオ ロス・バルカネス(Beneficio Los Balcanes)で精製されます。

カップ・オブ・エクセレンス(CoE)

アパネカ・ジャマテペックは、カップ・オブ・エクセレンス(CoE)受賞歴のある農園がひしめく地区です。

サンタ・エレナ農園は、エルサルバドル カップ・オブ・エクセレンス(CoE)(Cup of Excellence)において、2003年にブルボン(Bourbón)のウォッシュト(Washed)が87.70点を獲得し第5位、2008年に85.60点(品種不明)を獲得し第20位に入賞、2011年にブルボン(Bourbón)が87.17点を獲得し第20位に入賞、2013年にブルボン(Bourbón)が87.63点を獲得し第6位に入賞、2021年にゲイシャ(Geisha)のウォッシュト(Washed)が90.54点を獲得し第3位に入賞しています。

工房 横井珈琲 エルサルバドル サンタ・エレナ農園 パカマラ

エルサルバドル サンタ・エレナ農園 パカマラ
エルサルバドル サンタ・エレナ農園 パカマラ

サンタ・エレナ農園は、CoEの入賞農園がひしめき合う地域に広がっています。
周囲を国立公園に囲まれ、サンタ・アナ火山(2,286m)の斜面の自然の豊かな場所にあります。

サンタ・アナ火山は、2006年に突然噴火をし、その後ミネラル分を多く含んだ火山灰が
農園に積もり大変肥沃な土壌を持つ農園として広く知られるようになりました。

コーヒーの果肉やミミズを使用した自然の肥料を与えるだけで、サンタ・エレナ農園のもつ
大変肥沃な土壌と気候、標高の高さが高品質コーヒーの栽培の助けをしてくれます。

オーナーのフェルナンドさんは、それぞれのエリアの区画毎に農園の名前をつけて管理されています。
2003年のCoEでサンタ・エレナIIが5位に入賞して以来のお付き合いです。
このサンタ・エレナをはじめ、フェルナンドさんの農園はその後も複数回入賞しています。

また、フェルナンドさんはアスリートとしての一面もあり、アップダウンのきつい農園を
縦横無尽に駆け巡る身軽さを持つ方です。

フェルナンドさんの大変誠実な人柄とコーヒー栽培への真摯な取り組み、そして火山のもたらす肥沃な土地が、素晴らしいコーヒーを安定的に生み出しています。

今回ご紹介のパカマラ種は、大変粒が大きく、パカス(ブルボンの突然変異種)とマラゴジッペ
(ティピカの突然変異種)の交配種で、華やかなすばらしい香りがある品種です。
深煎りでの印象をぜひお楽しみください。

工房 横井珈琲

グレープのようなフレーバーとダークチョコレートのようなボディが印象的です。果実感とダークチョコレートが一体となったパカマラの特徴がクリーンに感じられる味わいです。

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