スターバックス リザーブ® ニカラグア ディピルト マラカトゥーラ バライエタルです。
スターバックス リザーブ®(STARBUCKS RESERVE®)は、スターバックスの一部限定店舗でのみ取り扱われる限定コーヒーです。
ニカラグア ディピルト マラカトゥーラ バライエタル
ブエノス・アイレス農園
ブエノス・アイレス農園(Buenos Aires)は、ニカラグア(Nicaragua)ヌエバ・セゴビア県(Nueva Segovia Department)ディピルト市(Dipilto Municipality)ブエノス・アイレス(Buenos Aires)に位置する農園です。カフェタレラ ブエノス・アイレス(CAFETARELA BUENOS AIRES)の所有農園です。
ブエノス・アイレス農園は、1957年にルイス・エミリオ・ヴァジャダレス・セラヤ(Luis Emilio Valladarez Zelaya)が購入した最初の農園で、カフェタレラ ブエノス・アイレスの中心的な存在です。現在は、彼の息子であるオルマン・ヴァジャダレス・アセベド(Olmann Valladarez Acevedo)、ルイス・エミリオ・ヴァジャダレス・アセベド(Luis Emilio Valladares Acevedo)など、ヴァジャダレス家によって農園が経営されています。
ブエノス・アイレス農園は6ヘクタールの面積から始まり、現在では100ヘクタールにまで広がっています。標高は1,200m - 1,500m、年間降雨量約1,460mm、平均気温22℃、約60%がシェード・グロウンです。
ブエノス・アイレス農園は、持続可能なエコ・システム・モデルが採用し、社会的、経済的、環境的な利益にかなうように経営されており、レインフォレスト・アライアンス認証とC.A.F.E.プラクティス認証を取得しています。
スターバックス リザーブ®では、カフェタレラ ブエノス・アイレスのエル・スヤタル農園(Finca El Suyatal)の取り扱いがありました。
品種
品種はマラカツーラ(Maracaturra)です。
マラカトゥーラ種はアラビカ種のコーヒーの中で比較的生産性の高い品種のカトゥーラ種と、独特で素晴らしい味わいをもつマラゴジッペ種の交配種です。マラゴジッペ種はその非常に大きなコーヒー豆から「エレファント ビーンズ」とも呼ばれます。
・マラカトゥーラ種はコーヒーの葉を侵すかかび菌が原因といわれる「さび病」にとても弱いため、栽培には高い技術と、絶え間ない努力が必要です。また収穫量もそれほど多くはないですが、その努力に十分報いてくれる感動的な味わいの素晴らしいコーヒーです。
スターバックス
ブエノス・アイレス農園では、マラカツーラの他に、カツーラ(Caturra)、カツアイ(Catuai)、マラゴジッペ(Maragogipe)、ビジャ・サルチ(Villa Sarchi)などが栽培されています。
精製方法
精製方法はウォッシュト(Washed)です。
ブエノス・アイレス農園は、ヌエバ・セゴビア県の県都であるオコタル(Ocotal)から18km離れた場所に、ラ・カンパナ(La Campana)というウェットミルを所有しています。カフェタレラ ブエノス・アイレスの所有農園で栽培されたコーヒーは、すべてこのウェット・ミルで処理されます。そこで除去されたパルプは、堆肥として利用されます。
乾燥工程は、パティオとアフリカン・ベッドで行われます。
ウェット・プロセスを終えると、パーチメント・コーヒーは所要時間15分ほどの場所にあるオコタルのドライ・ミルに輸送されます。
ドライミルにはカッピング・ラボが併設されており、品質管理が行われています。
スターバックス リザーブ® ニカラグア ディピルト マラカトゥーラ バライエタル
スターバックス リザーブ®とは
私たちは毎年、すばらしいコーヒーを求めて世界中を旅しています。
時として、すぐにでも持ち帰って、たくさんの人に味わっていただきたい希少で個性的なコーヒーに出会うことがあります。
私たちのコーヒーバイヤーやファーマーサポートセンターの農学者たちは世界中のコーヒー農家を訪れて信頼関係を築くことでそういったコーヒーの発見、そして調達にまでこぎつけたのです。
カッピングと呼ばれる風味テストを年間25万杯以上も繰り返すスターバックスの専門テイスターが厳選した、最も個性豊かなコーヒー。
それが、スターバックス リザーブ® コーヒーです。
スターバックス
ニカラグア ディピルト マラカトゥーラ バライエタル
※ラベルデザイン
マラカトゥーラ種の特徴の一つはその大きなコーヒー豆です。それをイメージした大きなコーヒー豆と普通サイズの豆を並べて描くことで、マラカトゥーラ種の大きさをより強調しています。そして熟したコーヒーチェリーを赤とオレンジで、レモンとチョコレートを思わせるこのコーヒーのもつ味わいを黄色と茶色で表現しています。
スターバックス
ニカラグア ディピルト マラカトゥーラ バライエタル
— スターバックス リザーブ®︎ ロースタリー 東京 (@roasterytokyo) January 22, 2020
生産者の情熱と献身が生んだ特徴的な大きなコーヒー豆と味わいが感動的なマラカトゥーラ種のコーヒー。
フローラルさにレモンのような風味、ほろ苦いチョコレートやナッツを思わせる味わいが特徴のコーヒーです。 pic.twitter.com/SRWZAQOxaj
焙煎
スターバックスは、コーヒーをローストのレベルで、スターバックスブロンドロースト(浅煎り)、スターバックスミディアムロースト(中煎り)、スターバックスダークロースト(深煎り)の3つに分類しました。豆ごとに少しずつ異なるローストの時間や温度を40年もの蓄積された経験と技術をもったマスターロースターが探求しています。
ニカラグア ディピルト マラカトゥーラ バライエタルは、スターバックスミディアムローストであると思われます。
焙煎:スターバックスミディアムロースト
バランスのとれた、まろやかさと豊かな風味が特長。
味
フローラルな柔らかいフレーバー、チョコレートのようなまろやかな味わいが印象的です。柑橘系の酸味が若干感じられます。