丘の上珈琲(珈琲考房):コスタリカ ラ・カンデリージャ ハニー
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丘の上珈琲(珈琲考房) コスタリカ ラ・カンデリージャ ハニーです。

丘の上珈琲(珈琲考房)は、北海道夕張郡にある自家焙煎珈琲店です。

丘の上珈琲

コスタリカ ラ・カンデリージャ ハニー

ラ・カンデリージャ エステート

"La Candelilla ( first micromills in Tarrazú, Costa Rica)",LUMINOUS COFFEE 2019年7月1日.

ラ・カンデリージャ エステート(La Candelilla Estate)は、コスタリカ(Costa Rica)サン・ホセ州(San José Province)タラス・カントン(Tarrazú Canton)サン・マルコス地区(San Marcos District)に位置するマイクロミルです。コーヒー生産地域としては、タラス(Tarrazú)に区分されます。

ラ・カンデリージャは、タラマンカ山脈(Cordillera de Talamanca)南西部の標高1,500mの綺麗な水に恵まれた地域に位置しています。そこから綺麗な水でしか生息できない「ホタル」という意味の「カンデリージャ」の名がつけられました。

ラ・カンデリージャは、2000年に創業したコスタリカで最初のマイクロミルです。第二次コーヒー危機の最中であった1997年に、生産者が共同所有するマイクロミルを創業するというアイディアが生まれました。

品種

品種はカツーラ(Caturra)です。

カツーラはブルボンの矮性種で、1915年から1918年頃にブラジルのミナス・ジェライス州で発見されました。「小さい」という意味の南アメリカ先住民族の言葉であるグアラニー語に由来しています。香味に際立った特徴はありませんが、密集栽培が可能で、収穫性の高い品種です。

精製方法

精製方法はハニー(Honey)です。

コスタリカのハニー精製は、コスタリカのコーヒー生産者であるファン・ラモン・アルバラード(Juan Ramon Alvarado)のハニー精製のロットが、2012年のコスタリカ カップ・オブ・エクセレンス(CoE)(Cup of Excellence)で93.47点を獲得し優勝、過去最高額で落札されたことから一躍有名になりました。このロットを落札した企業は、日本の丸山珈琲、工房 横井珈琲、株式会社ボンタイン珈琲、台湾の欧舎咖啡(ORSIR COFFEE)です。

丘の上珈琲(珈琲考房) コスタリカ ラ・カンデリージャ ハニー

コスタリカ ラ・カンデリージャ ハニー

クセがなく、爽やかですっきりとした飲み心地。

味わいに品があり、丁寧に作られていることが生産者の人柄とともに感じられます。

質が良く、総合的にバランスの取れた珈琲に仕上がります

生産者の思いを想像し生豆の良さをそのままに、焙煎しています。

丘の上珈琲

焙煎

丘の上珈琲は、コーヒーを中煎りで焙煎しています。取り扱いのコーヒーはすべてハイローストからシティロースト程度で焙煎され、それぞれの豆の特性に合わせて強めに焙煎したり、弱めに焙煎しているものと思われます。

焙煎度 出典:丘の上珈琲

コスタリカ ラ・カンデリージャ ハニーは、ミディアムローストからフルシティローストまで楽しめるコーヒーです。

このコーヒーの特徴であるハチミツのような風味を引き出すには、ハイローストからシティローストが最適です。フルシティローストにすると、酸味が消え、ほろ苦さのなかにハチミツの風味がほのかに感じられるようになります。

抽出

ドリップのコツ
「【丘の上珈琲】コーヒー淹れ方講座」,丘の上珈琲 2017年10月12日.

味の構成 出典:丘の上珈琲

ハチミツのような甘さとオレンジのような酸味、チョコレートのようなミディアムボディが印象的です。バランスが良く、クリーンな味わいです。






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