帰山人の珈琲遊戯:ニカラグア リモンシリョ
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帰山人の珈琲遊戯 ニカラグア リモンシリョです。

帰山人の珈琲遊戯(GAME of COFFEE)は、2017年に始まった鳥目散 帰山人(とりめちる きさんじん)による焙煎豆販売です。

ニカラグア リモンシリョ

リモンシリョ

リモンシリョの滝

リモンシリョ(Limoncillo)は、ニカラグア(Nicaragua)マタガルパ県(Matagalpa Department)ヤシカ・スール(Yasica Sur)に位置する農園です。フィンカス・ミエリッヒ(ミエリッシュ)(Fincas Mierisch)を代表する農園です。

帰山人の珈琲遊戯 ニカラグア リモンシリョ ブルボン ナチュラル

スカーレット

ニカラグアのリモンシリョ農園の

ブルボンのナチュラル(乾式精製)。

それを深煎りにした「スカーレット」

緋色、緋色になる時、それは今。

北大路魯山人は、作陶に信楽(しがらき)の土を好んで用いて、

その焼き上がりで緋色(ひいろ)の効果を上げていました。

鳥目散帰山人は、焙煎にリモンシリョの豆を好んで用いて、

その焼き上がりで緋色(ひいろ)の効果を上げています。

ニカラグアの名門ミエリッヒが所有するリモンシリョ農園、

今般のナチュラル精製したブルボンは特に、信楽焼の

緋色(ひいろ)、つまりスカーレット(scarlet)を心象させる

‘窯あじ’を感じさせます。緋色、緋色になる時、それは今。

フレーバー 通販ページ
「週刊フレーバー・アカイアを使って松屋式」,flavorcoffeeフレーバー放送局 2019年10月30日.

品種

レッド・ブルボン

品種はレッド・ブルボン(Red Bourbon)です。

レッド・ブルボンは、ブラウンシュガー、チョコレート、チェリー、シナモンのテイストがあります。

精製方法

フル・ナチュラル

精製方法はフル・ナチュラル(Full Natural)です。

コーヒーチェリーが収穫された後、ベネフィシオ ドン・エステバンに運ばれ、そこで薄く広げられます。コーヒーチェリーは割り当てられたスペース内で1日に約3回、ダメージを与えないように注意深く攪拌されます。フル・ナチュラル精製は、気象条件に応じて20日から30日、水分含有量12%以下になるまで乾燥させます。この工程が完了後、輸出のために脱穀をする前に、最低30日間コーヒーを寝かせます。脱穀後、出荷されるまでさらに30日間寝かせます。

生豆と焙煎

【生豆と焙煎の仕立て】

ニカラグア共和国 マタガルパ地区 リモンシリョ農園

 ブルボン ナチュラル(乾式精製)  100%

直火の手廻し釜で火力一定の「一本焼き」、20分45秒で

浅めの深煎りに仕立てて、「スカーレット」と名付けました。

《モカを思わせる、特有なアロマとフレーバーを併せ持った》

などと生豆問屋のフライヤーで紹介されていましたが、

それが発酵系の匂いを指すのであれば、モカとは少し

異なるし、臭ってもファンキーナチュラルほどではありません。

他方で、赤ワイン様の甘酸っぱさを指すのであれば、

この豆のフレイバーの特徴を示すに相応しい表現です。

緋色、緋色になる時、それは今。ご笑味ください。

フレーバー通販ページ

控えめに香る赤ワインのような上品なフレーバーが印象的です。帰山人氏の深煎りコーヒーに特徴的な苦味とじんわりとした甘さのバランスがに優れ、「緋色」の上品なイメージが浮かび上がります。

帰山人の珈琲遊戯 ニカラグア リモンシリョ レッド・パカマラ パルプト・ナチュラル

アンタレス L

品種

レッド・パカマラ

品種はレッド・パカマラ(Red Pacamara)です。

レッド・パカマラは、ダークチョコレート、レッドアップル、ブラウンシュガー、ブラックベリーのテイストの傾向があり、シトラス、果実、酸味のバランスが取れたクリーミーで豊かなボディがあります。

精製方法

パルプト・ナチュラル

精製方法はパルプト・ナチュラル(Pulped Natural)です。

コーヒーチェリーを収穫後、夜の間水の中で保管します。翌朝にウェット・ミルで、最小限の水を用いて(できれば水を使わずに)パルピング(果肉除去)します。ムシラージ(粘質物)を100%残した状態でベネフィシオ ドン・エステバンに送られ、ドライ・ミルに移ります。

ベネフィシオ ドン・エステバンでは、アフリカンベッドでの乾燥工程に入る前に、ムシラージ(粘質物)を乾燥させるために、最初の2日間はプラスチックの防水シートで乾燥させます。 この工程では、パーチメントを1日3回から4回攪拌させます。 その後、水分含有量が12%に下がるまで12日から15日間、50%の日陰で乾燥の仕上げを行います。 合計乾燥期間は、約14日から16日です。

乾燥工程が終了後、輸出用の脱穀を行う前に、30日間コーヒーを寝かせます。

生豆と焙煎

【生豆と焙煎の仕立て】

ニカラグア マタガルパ地区 リモンシリョ農園
レッドパカマラ パルプトナチュラル(半乾式精製) 100%

直火の手廻し釜で火力一定の「一本焼き」、
20分15秒で中深煎りに仕立てて、「アンタレス L」と名付けました。
(※この珈琲豆はチップ=10円ハゲが多く出ました。
焙煎後にも手選別をしていますが、香味づくりの調整上、
チップした豆が多めにあることを、ご承知おきください)
見た目は巨大ですが、香味は大味ではありません。
抽出してゆっくりと味わうと、中深煎りのパカマラ特有のトロンと
粘性のある甘酸っぱさが拡がっていきます。ご笑味ください。

フレーバー通販ページ

ライムのような清涼感のあるフレーバーとリンゴのような甘さと酸味が印象的です。とろみのある口当たりがあり、中深煎りの苦味との相性に優れています。

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