丸美珈琲店 珈福美人です。
丸美珈琲店(MARUMI COFFEE)は、2006年4月に創業した北海道札幌市中央区に本店を置くスペシャルティコーヒー専門店です。現在札幌市内に6店舗展開しています。
オーナーの後藤 栄二郎(ごとう えいじろう)は、2004年にドイツで開催されたワールド カップ テイスターズ チャンピオンシップ(WCTC)(World Cup Tasters Championship)で第3位に入賞しました。また、2013年のジャパン コーヒー ロースティング チャンピオンシップ(JCRC)(Japan Coffee Roasting Championship)で優勝し、2014年にイタリアで開催されたワールド コーヒー ロースティング チャンピオンシップ(WCRC)(World Coffee Roasting Championship)で第6位に入賞しました。
珈福美人
珈福美人
珈福美人は、グアテマラのゲイシャ2種とコスタリカのゲイシャ1種をブレンドしたリキッドコーヒーです。グアテマラ サンディエゴ ブエナビスタ農園、グアテマラ サポテ農園、コスタリカ ルヴァ農園 レッドハニーのゲイシャがブレンドされています。
今回、私が使用したのは、中米グアテマラ産のゲイシャ種。
「ペアリング革命◆食事と合わせる新様式の”至極のコーヒー”新境地へのチャレンジ!」,ACT NOW
まだまだ多くの栽培実績のあるエリアではありませんが、3年前に現地で出会ったこのサンディエゴブエナビスタ農園のゲイシャ種は、本当に可憐な花の香りをもつ綺麗な味わいのゲイシャ種でした。
この繊細な味わいのゲイシャ種を完成形の液体として提供できないかと、私自身の挑戦が始まりました。
コーヒーブレンダーとして、理想系に近づける検証を繰り返し、このグアテマラ サンディエゴブエナビスタ農園のゲイシャ種が持つ香りと生かしながら、グアテマラ サポテ農園ゲイシャ種が持つ、コクのある甘みをPlus。さらに、産地と精製方法の違うコスタリカ ルヴァ農園ゲイシャ種レッドハニーが、味に奥行きとユニークな味わいと作り出した。間違いなく、今出せる最高の味わいになりました。
丸美珈琲店の後藤 栄二郎(ごとう えいじろう)は、自身のポッドキャスト「新解釈 珈琲の世界」の「Vol.10 Geisha 珈福美人-スペシャルティコーヒーの覚醒-」で、珈福美人について解説しています。
丸美珈琲店 珈福美人
丸美珈琲店の新境地へのチャレンジした商品「珈福美人」をご紹介いたします。
珈琲を新たなステージで輝かせる逸品。
高品質化により濁りのない清んだ味わいへと変化しているコーヒーは料理とコーヒーのペアリングを可能にしました。
和食やフレンチ、イタリアンのコースメニューにおいてサラダや前菜の後に爽やかに次の料理へを誘う「華」となれる役を担えると思っています。珈福美人では最高級珈琲豆の品種「ゲイシャ種」のみを使用し、グアテマラとコスタリカの精製方法も焙煎度合いも違う3種類をブレンド。
丸美珈琲店
完成されたテイストをワインのようにボトルに封印しました。
味
初日
開けてすぐに飲むと、濃度感が感じられず、ゲイシャ味の水のような味わいです。フレーバーが主体ですが、薄味に感じます。
3日目
濃度感のある飲み口と甘い余韻のバランスが印象的です。ゲイシャのフレーバーは、力強いさよりも柔らかい甘さが印象的です。フレーバーと濃度感のバランスがとても良い印象です。
5日目
3日目よりも濃度感がはっきりと感じられますが、フレーバーは少し薄れた印象です。はっきりとした濃度感と余韻に残る甘さが印象的な味わいです。
7日目
コーヒーの濃度感のある味わいがよりはっきり感じられ、余韻に甘さが残ります。フレーバーは落ち着いた印象を受けます。
10日目
フレーバーはかなり落ち着き、コーヒーの濃度感のある味わいと甘さが前面に現れます。
12日目
まろやかで柔らかい口当たりと余韻に残る甘さが印象的です。エージングがかなり進み、まろやかな質感が前面に現れた味わいになります。
14日目
まろやかな質感と濃度感が強く現れます。エージングが進むごとに、質感と濃度感が増し、ゲイシャのフレーバーが甘い余韻に変わります。
<参考>
「ペアリング革命◆食事と合わせる新様式の”至極のコーヒー”新境地へのチャレンジ!」<https://actnow.jp/project/marumicoffeegeisha/detail>