コーヒーの小ネタ トリビア その4
小ネタ トリビア
<小ネタ>
— コーヒージャーナル(Coffee Journal) (@realcoffeenet) June 1, 2021
Chase&Sandborn Coffeeは、1950年代に夫が新鮮なコーヒーを準備しなかった妻をスパンキングする悪趣味な広告を作成しているわよ。日本で言うところの、「お茶くみは女性の仕事」みたいなステレオタイプかしら。https://t.co/GjQkehTI52
Folgers Coffeeは、1960年代に「お前のコーヒーはまずい」と夫が妻を非難するCMを作っていたけど、現在は性差別だとFolgers Coffeeが非難されているわよ。性差別は非難されても、オチの「このコーヒーは他のコーヒーとは違う」みたいな宣伝はいつになってもなくならないわね。https://t.co/8Y3DbXb5rJ
— コーヒージャーナル(Coffee Journal) (@realcoffeenet) June 2, 2021
せいぜい書くべきフレーバーは5つくらいで良いと思うんですよ。『ドライではトロピカルな香りの中に微かなレモン。熱い時は華やかなパイナップル香が個性的。冷めた後もトロピカル香は残りつつ発酵感が強まり赤ワインの様な余韻が長く続く。』的な。#coffee#コーヒー#q_grader
— Q-grader (@q_grader) June 1, 2021
10個も15個もノートに書く人いるけど『ストロベリー、ピーチ、ダークチョコ、バタリー、ラズベリー、レモン、ワイニー、ジューシー、オレンジ、ミルキー、スムースマウスフィール、ストロングアシディティー、ロングアフターテイスト』ってどんな味だよ。これ見返して味を思い出せるのかよ?みたいな。
— Q-grader (@q_grader) June 1, 2021
コレね、生豆問屋の商品説明も20個くらい並べてあるのが近来増えた。すると、通常はコピペして終わりってジカバイ連中もさすがに多過ぎるから間引きして転載する。すると残った表現が不揃いになって、店ごとの捉え方に特性が出る。コレって、逆説的多様性かな?ww https://t.co/1fPyS5EzFC
— 鳥目散 帰山人 (@kisanjin) June 1, 2021
コーヒー産地で困っている事シリーズvol.13
— Q-grader (@q_grader) June 2, 2021
前に書いた事と重複するけど、産地グレーダーは「パネイラ(黒糖)」と「チョコラテ(チョコ)」って言い過ぎる。7割位に言ってる。コロンビア南部には「チョコフレーバー」と称せるコーヒーは滅多に無い。食文化に帰属する(感度が高い)のは解るけどさ。#coffee
「日本で使われているコーヒーの名称の漢字表記「珈琲」が日本で作られたとする説──さらには、その考案者を蘭学者の宇田川榕庵(榕菴)として特定する、インターネットで流布している説──の誤りを明らかにし、「珈琲」という表記の初期相およびそれがその後たどった数奇な運命について述べました」
— Fujii Ryoichi (@ffi) June 1, 2021
#珈琲咖啡探索隊「珈琲」と「咖啡」の差は19世紀以前のどこで生まれたか? 日本語と漢語のそれぞれの展開をdigる:https://togetter.com/li/855864
誰が「珈琲」をつくったのか?#珈琲咖啡探索隊 (ダイジェスト版):https://togetter.com/li/866844
戦前のコーヒー/カフェーブームについては、何期かに分けて考えることが可能。最初の喫茶店とされる可否茶館は長く続かなかったため、実質的には、文人たちがカフェーに興じた1910年代(メイゾン鴻巣→プランタン、パウリスタ)と、1920年代関東大震災後の喫茶店カフェーの急増期(続
— Y Tambe (@y_tambe) August 21, 2015
承前)コーヒーを扱う店が増えるとき、かならず付き物になるのが「オピニオンリーダーたち」の存在。20年代以降には、カフェーと並んで、(特に、当時社会進出が盛んになった女性たちが自営する)健全路線の普通喫茶店も件数を増やしたが、これらの開業に際して「開業指南」を行っていた人たちがいる
— Y Tambe (@y_tambe) August 21, 2015
承前)また星の店「ブラジレイロ」は、多くの文化人も集ったことで知られている。1930年代から戦後にかけて、コーヒー好きの人たちに多く見られたスノビズムを育んだのがブラジレイロだとも言われてる。
— Y Tambe (@y_tambe) August 21, 2015
承前)また戦前から活躍していたコーヒー人は当然、星のほかにも多数いた。そこには三浦義武、井上誠、襟立博保など戦後への継承者になった人々がいたし、奥山儀八郎も(コーヒー人ではなく文化人枠ながら)その一人。で戦前、こうしたコーヒー人たちが交流していた『茶と珈琲』という雑誌がある。
— Y Tambe (@y_tambe) August 21, 2015
承前)このように、1930年にはすでに、「コーヒーを探究する一部のコーヒー業界人」「そこに集うスノッブな連中」という、70-80年代の日本最大のコーヒーブーム期にも見られたような「一般層から離れた、コアなコーヒーオタクたち」の世界が生まれてる。
— Y Tambe (@y_tambe) August 21, 2015
承前)ちなみに、この1930年代の唯一の「生き残り」がランブルの関口さんね。
— Y Tambe (@y_tambe) August 21, 2015
宇田川榕菴(榕庵)とコーヒーの関わりは「珈琲」用字だけではないので津山(岡山県)の方々は何とでもなるが、「珈琲発祥の地」と真っ赤な嘘をついている大垣(岐阜県)の連中には2度目の死刑宣告となったなぁ… https://t.co/tNDNMKo7P0
— 鳥目散 帰山人 (@kisanjin) June 2, 2021
大垣「珈琲発祥の地」捏造問題が如何に酷い現実を生んでいるかの一例を示す。大垣で生まれても育っても住んでもいなかった榕菴を、岐阜県公式の小学校副読本では出身者と偽って教えているのだ。直ちに止めるべきであり、これまで誤った教えを受けた児童・生徒には訂正と謝罪をするべきだろう。 #岐阜県 pic.twitter.com/nXpAK0SS6J
— 鳥目散 帰山人 (@kisanjin) June 2, 2021
〔続報〕 大垣の珈琲屋「多香」マスターの尽力で、《先ほど岐阜県統計課の方から連絡が入りました。現在印刷をかけている物は訂正が出来ない為、修正テープを貼付して文言を削除するそうです。また来年度の物からはその文言自体を削除する事になりました》とのこと。是正が一歩進んだ。
— 鳥目散 帰山人 (@kisanjin) June 4, 2021
<小ネタ>
— コーヒージャーナル(Coffee Journal) (@realcoffeenet) June 3, 2021
ブラジルにDescascadoという精製方法があるわね。これはPulped Naturalと何が違うのかしら。さらに言えば、Pulped Natural、Honey Process、Semi-Washedの違いは何かしら。これらの差異は無視できるほど小さいのか、それとも文脈依存的な概念なのかが問題よ。https://t.co/Z38RNjxVsZ
<小ネタ>
— コーヒージャーナル(Coffee Journal) (@realcoffeenet) June 4, 2021
ニューカレドニアのカナラに、Jouveという人が経営するLe Café Jouveと言う農園があったわよ。1900年パリ万博で、最高品質のコーヒーを生産する農園としてグラン・プリを受賞した記念(?)のポストカードが数多く残されているわよ。https://t.co/7kxSNppqjw pic.twitter.com/Y8r3t8C5YM
<小ネタ>
— コーヒージャーナル(Coffee Journal) (@realcoffeenet) June 5, 2021
インドネシアのコーヒーに、Sabirin RBのGayo Wine Coffeeがあるわよ。精製に1ヶ月以上かけて、ワインのような香味を持つコーヒーに仕上げるらしいわね。今流行している発酵精製の先駆けかしら。https://t.co/XXAAGi0BmThttps://t.co/jToc0ezahGhttps://t.co/LVvUnqJG1C
<小ネタ>
— コーヒージャーナル(Coffee Journal) (@realcoffeenet) June 6, 2021
Coffee Wilt Diseaseという、コーヒーノキを枯死させる病気があるわよ。最新の研究で、シェードツリーに使用されるバナナと密接な関連を持つことが報告されたわよ。https://t.co/GoPUHtYRTPhttps://t.co/x1BNv4eWjV
<小ネタ>
— コーヒージャーナル(Coffee Journal) (@realcoffeenet) June 7, 2021
スターバックスは、コーヒーではなく空間を提供しているという話があるけど、中国ではその対極にあるManner Coffeeが急成長しているわよ。空間ではなくコーヒーだけを提供するスタンド店のようね。https://t.co/ExEUGyt0fZhttps://t.co/Ctyw726oUxhttps://t.co/HWrOutR1fJ
「スタバが売っているのはコーヒーではなく空間」とか言ってる人、テイクアウトが同じ値段の理由を説明してくれ。
— Planar (@makro_planar) May 31, 2021
「スタバが売ってるのは空気」「空気を十分に含ませながらミルクを加温し泡立てることにより、凝固した乳タンパクのコロイド粒子がラムスデン現象によってピッカリングエマルションを形成し、安定な気泡が形成される。これが軽い口当たりを生み出し、おいしさの元になるのである」
— Y Tambe (@y_tambe) May 31, 2021
「あれはエスプレッソの店じゃない、ミルクコーヒーの店」 by 関口一郎(故人)
— 鳥目散 帰山人 (@kisanjin) June 1, 2021
これを見てどうしても作りたくなってしまった(気持ちです)。
— しば田ゆき (@yuki_palina) May 10, 2021
みんなコーヒーの消費をこんな風にしているんだなぁという勉強になった。 https://t.co/wbBZd1Luzp pic.twitter.com/0yVeQj6L4h
喫茶史的には1970-80年代に第二期ブームがあり、その後バブルが転換期。ただ、そのちょい前から喫茶店数は1981年に減少に転じてた。ドトールコーヒーショップが展開始めたのが1980年で、そこらへんから個人経営から大手のチェーン展開が加速。バブル崩壊後の第3期ブームも似た展開を辿ってきてる https://t.co/5e29EeZXSK
— Y Tambe (@y_tambe) June 6, 2021
反ワクチン勢がどう動くかは、アメリカの反コーヒーの歴史が参考になるかも。1895年に「カフェインの虜になって苦しむ人々への救い」として売り出されたポスタムが爆発的ヒット。1960年代にも反コーヒー熱が広がり、科学雑誌「サイエンス・ダイジェスト」に「カフェインは毒物だ」と言う記事が載った。
— daruma@妙花闌曲_また飲みたい (@darumaz) June 5, 2021
反コーヒー勢の攻勢に対しコーヒー業界も黙ってはいない。「コーヒーは健康に良い」例として様々な逸話紹介。写真は「私は14歳の時から毎日コーヒーを3杯ずつ飲んでいる」と語るメリンダ・P・カイル夫人。至って健康で、1912年当時で140歳。……🤔ま、いいか。 pic.twitter.com/WBy0b80Vl2
— daruma@妙花闌曲_また飲みたい (@darumaz) June 5, 2021
天然由来なのに何故か『自然派』から目の敵にされるのがカフェインと抗生物質
— Y Tambe (@y_tambe) June 7, 2021
<小ネタ>
— コーヒージャーナル(Coffee Journal) (@realcoffeenet) June 8, 2021
17世紀後半のロンドンのコーヒーハウスは、独自のトークンを発行していたわよ。teaの文字はMorat’s Coffee Houseのトークン以外には見られないために、このコーヒーハウスのトークンは、イギリスの国民飲料となった茶の時代の始まりとコーヒーの時代の終わりの分水嶺として評価できるわよ。 pic.twitter.com/22MdWxbiKQ
<小ネタ>
— コーヒージャーナル(Coffee Journal) (@realcoffeenet) June 9, 2021
現在標準となっている60kgの麻袋は、ブラジルのコーヒーの需要の高まりを受けて、19世紀の変わり目頃にブラジルの生産者たちが使い始めたそうよ。それ以前は何に詰めて輸送していたのかしら。https://t.co/lm9Tj0GOMA
因みにこの写真のお茶(百年紅標宋聘號)は1900年に作られたものです。別名「茶王」
— Norio Nakagawa 中川統雄 (@raiteisabota) June 10, 2021
一度だけ飲みました。今まで口に入れたものの中で最も驚くべき飲み物でした。伽羅が鼻から抜けていきます。
プーアル茶の場合、価格はロット毎にテイスティングしてつけられるので、ワインのように空けてガッカリと言う事は殆ど無いのは救い
— Norio Nakagawa 中川統雄 (@raiteisabota) June 9, 2021
<小ネタ>
— コーヒージャーナル(Coffee Journal) (@realcoffeenet) June 10, 2021
Blurの"Coffee and TV"に、ロンドンのオフィスビルMinster Courtの前庭に通じる階段が一瞬映るわよ。Minster CourtのあるMincing Laneは、19世紀に紅茶とスパイスの取引の中心地だった場所よ。https://t.co/139VP2nZlp
<小ネタ>
— コーヒージャーナル(Coffee Journal) (@realcoffeenet) June 11, 2021
キーコーヒーのトアルコ トラジャは、インドネシアのスラウェシ島で生産されているわね。「スラウェシ情報マガジン」というサイトでは、スラウェシ島の情報・歴史・文化が詳しく紹介されているわよ。https://t.co/s4g0A0uJjLhttps://t.co/YyZqOQ3lo5
<小ネタ>
— コーヒージャーナル(Coffee Journal) (@realcoffeenet) June 12, 2021
アストラゼネカ社のワクチンでは、稀に珍しいタイプの血栓症が起きるという報告があるけど、コーヒーには血栓を溶かしやすくする働きがあるなんて報告もあるわよ。そこのあなた!コーヒーがワクチンの副反応に効くなんて言ってはダメよ。https://t.co/bebsdyIxfzhttps://t.co/rvXfwhR4cz
<小ネタ>
— コーヒージャーナル(Coffee Journal) (@realcoffeenet) June 13, 2021
医療用語のトリアージ(triage)は、コーヒー豆や羊の選別を意味するtrierが語源という話があるわね。コーヒー豆の選別も、「命の選別」の意味を込めて、トリアージと呼んだらどうかしら。https://t.co/saQdyFL5Jyhttps://t.co/Nfdxjj2RoMhttps://t.co/0NcovENanL
語義としては賛同できるんだが、等級名として使われてきた既成事実とどうすり合わせるのかが難しい。 https://t.co/oQxjLKx2yI
— 鳥目散 帰山人 (@kisanjin) June 13, 2021
<小ネタ>
— コーヒージャーナル(Coffee Journal) (@realcoffeenet) June 14, 2021
コーヒーのカッピングに、AIを使うアイディアがあるわよ。携帯型近赤外線センサーで分析した生豆の化学組成を、焙煎・抽出したコーヒーの味の種類にマッピングするらしいけど、機械学習アルゴリズムに認識させるのはなかなか難しいみたいね。https://t.co/0SQwstYDUe
<小ネタ>
— コーヒージャーナル(Coffee Journal) (@realcoffeenet) June 15, 2021
西荻窪にある村田商會は、閉店した純喫茶の家具も販売してるわね。村田商會の活動は、『喫茶店の椅子とテーブル ~村田商會がつないだこと~』という本にまとめられているわよ。https://t.co/BbARMjruFXhttps://t.co/Mwfh9biP8S