工房 横井珈琲 インドネシア アチェ ハズビーです。
工房 横井珈琲(YOKOI COFFEE)は、北海道札幌市西区発寒にあったスペシャルティコーヒー専門店です。オーナーの横井 力(よこい ちから)は、1996年に横井珈琲を創業し、北海道のスペシャルティコーヒーの先駆けとなりました。
インドネシア アチェ ハズビー
アチェ ハズビー
アチェ ハズビー(Ache Hasbee)は、インドネシア(Indonesia)スマトラ島(Sumatra)北部アチェ特別自治州(Aceh)在住のコレクター、ハズビー(Hasbee)によって作られたロットです。ハズビーが束ねる北部アチェ特別自治州タケンゴン(Takengon)の標高1,600m - 1,800mの約120の小規模生産者によって生産されました。
この生豆は、トーアコーヒー(Toa Coffee)の取り扱いです。
アチェ州のマンデリン生産の中心であるタケンゴンから南西方向、山岳地帯を 走る道路を車で1時間ほど登った山間部にアルールバダは 位置します。
トーアコーヒー
インド洋側を背骨のように伸びるブキット・バリサン 山脈の尾根伝いに広がる アルールバダはマンデリン栽培地域の中でも 最も標高の高い地域のひとつです。
1950年代までこの地には野生のサイ(Rhino)が生息していましたが 残念ながら 乱獲により絶滅。象徴するものとして名付けました。
アルールバダは2005年にインドネシア政府とアチェ自由運動(GAM) との間で 和平合意が成立した後、人々が再びコーヒー生産に戻る中で発展してきた産地で す。
そのため当初は他の地域同様に多産のハイブ リッド種であるアテン(Ateng) を中心に栽培されてきましたが、その標高とマイクロクライメイトから アルールバダだけに確認される非常にユニークな香味のあることを確認。
この特長を最大限に活かすため、他地域の豆が混ざらないようにアルールバダ在住のコレクター、ハズビー氏と協働し生産者から直接パーチメン トを買付しています。
品種
品種はジェンベル(Jember)、アテン(Ateng)、ティムティム(TimTim)です。
精製方法
精製方法はスマトラ式(ギリン・バサ(Giling Basah)、ウェット・ハル(Wet Hulling))です。
工房 横井珈琲 インドネシア アチェ ハズビー
味
ビターキャラメルチョコレートのようなフレーバーと滑らかな質感、後口にアーシーフレーバーが残ります。冷めてくると、クリームのような厚みのある口当たりが生まれます。